(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)
年内に、ニンテンドースイッチで発売が決定している
任天堂の子会社になるモノリスソフトが
全力を挙げて制作しているゼノブレイド2。
前作の1は、Wiiで発売されたソフトで、Wiiは他の2ハードと比べると
SD画質という、グラフィック表現には劣る機能だったものの
見えるところのほぼ全てに行ける、オープンワールド的な仕様と
ザコから強敵までが同じフィールドに居るなど、JRPGの進化を見たと
国内外で大絶賛が巻き起こったタイトルである。その続編がいよいよ年内に出る。
前作は、その細部まで作り込まれたフィールドや熱いストーリーが評価されているが
それに負けないぐらい評価されているのが音楽である。
6人の音楽家が関わったゼノブレイドの音楽は、ゲーム音楽好きをもうならせる曲が多数登場し
2ちゃんゲー音板の恒例の企画の、みんなで決めるゲーム音楽ベスト100では、幾つかの曲が
かなり上位に食い込むのが、もはや風物詩となっている。
さて、その続編に当たるゼノブレイド2。
ゲームのストーリーやフィールドの作り込みはもちろんだが
音楽の面でも、おそらく期待している人々が多いに違いない。
管理人もその音楽を非常に楽しみにしている1人だが
前作では殆ど曲を作っては居なかった光田康典がゼノブレイド2の
音楽は、今までに無いほどのビッグプロジェクトになっていることを報告している!
Sponsored Link
ゲーム音楽界の重鎮・光田康典をもって「過去最大のプロジェクト」と唸る!
光田康典は、クロノ・トリガーで本格的にゲーム音楽作曲家として活動を開始している。
クロノ・トリガーは1995年発売で、そこからずっと、一線級のゲーム音楽作曲家として
ゲーム音楽好きからは、人気のある作曲家である。
今まで、数々のゲームに携わってきた光田康典は、ゲーム音楽を知り尽くしていると言えるだろうが
その光田康典が、今回のゼノブレイド2については、過去前例がないビッグプロジェクトであることを
苛酷な制作現場の状況を語る形で、ツイートしている。
Xenoblade2のミックスも大詰め。今回のプロジェクトはProtoolsデータだけでなんと1TB越え。今まで500GBすら超えなかったので1TBは未知の世界。ミュージシャンの人数も300人を越え、使用した譜面用紙も2万枚以上。これを超えるプロジェクトは死ぬまでないでしょう。
— 光田康典 YasunoriMitsuda (@YasunoriMitsuda) 2017年8月1日
やれと言われても、もう遠慮したい(笑)。しかし、譜面作成は本当にしんどかった。プルーフリーディングから、浄書、プリントアウト、パート譜のテープ貼りまで自分でやるのは無謀すぎた。Sibeliusがなければ、多分このプロジェクトは終える事が出来なかっただろうなー。#Sibelius
— 光田康典 YasunoriMitsuda (@YasunoriMitsuda) 2017年8月1日
もはや規模が桁違いすぎる…
音楽ファイルのデータだけで1TBというのは聞いたことがない。
光田康典が言うとおり、これは一大ビッグプロジェクトと言える。
幾ら任天堂が、お金があると言っても、この音楽制作の現場だけで
億単位の開発費がかかっているのは間違いないだろう。
それほど、曲数も、参加した人数も桁違いすぎる。
これだけのビッグプロジェクトを完成させるのは、もちろん死ぬほどしんどいことだろうが
今後のゲーム音楽家としての肩書に箔がつくものでもあるだろう。光田康典も終わった後は
とてつもない充足感に見舞われるのかもしれない。偉大な仕事と言って差し支えないだろう。
そしてそれを楽しむユーザーである我々は、今はただ、才能ある作曲家たちが作り上げた
多数の名曲たちの存在に期待を膨らますだけである。
タレコミでも言ったけどキラーソフトの量だな
タレコミありがとうございました。
ほんとに、力の入れ様がAAAタイトルそのものですね。
サントラがほしいですが、5~6000円になりそうですねw