3月3日に発売され、発売から今までずっと強い需要を維持し続けているニンテンドースイッチ



売れ行きについては、任天堂関係者が様々なメディアで予想を上回る好調さということを述べている。

開発の責任者の1人である小泉氏や、4任天堂の君島社長、NOAのレジー氏などが国内外のメディアに語っている。

その中で、レジー氏は歴代の任天堂ハードの中であのWiiすら上回るペースであるとも発言している。


【Wii超えあるか!?】NOAレジー氏「ニンテンドースイッチの販売ペースは任天堂にとって前例のない領域」


そして、12月10日には、公式のリリースでニンテンドースイッチが販売ベースで

全世界1000万台を突破したとも告知された。


【速報】ニンテンドースイッチの全世界販売台数が1000万台を突破!


発売から9ヶ月と1週間でのハイペースな達成であり、十分な勢いがあることは間違いないが

アメリカの大手メディアのUSA Todayが更新したとある記事には、皿に目を疑ってしまうような内容が掲載されたようだ。


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USA Todayが2017年に売れたガジェットランキングを発表。スイッチが1500万台売ったと報じられる。

にわかには信じがたい、今回の報道はUSA Todayという日本でも一部で有名な

アメリカの一般大衆紙が報じた。ちなみに、USA Todayについては日本のWikipediaにも記載がある

そのUSA Todayが、アメリカの市場調査会社であるGBH Insightsが行った

2017年のガジェット売り上げのランキングを掲載しており、1位はダントツでiPhoneなのだが

5位にニンテンドースイッチがランクインし、その売り上げ台数は15million…すなわち

1500万台というデータを掲載しているのである。

The rest of the top 5:

Samsung Galaxy S8 and Note 8 smartphones: 33 million
Amazon Echo Dot connected speakers: 24 million
Apple Watch: 20 million
Nintendo Switch video game console: 15 million

出典:iPhone maintains reign as top tech best-selling product in 2017


1500万台…この数字をうのみにするのであれば、12月10日の販売からわずか2週間強で

更に500万台を売ったという、にわかには信じがたい販売が行われたことになるが…。

GBH Insightsの調査力はどの程度かはわからないが、売り上げについては業績評価や

株などに大きく関わってくる要素だけに、この数字が実際の売り上げより大きく乖離しているということも考えづらい。

任天堂が発表した1000万台公式リリースは、更新されたのが夜だったので、本当に速報的な

扱いだったと思われ、1000万台到達してそれから時間が経っていない間に更新されたと思われるが…。

それにしても、幾ら任天堂が強い年末商戦だからといって2週間強で500万台売るのはやはり信じがたい。


仮に、この報道が真実だったとすれば、以前海外のマッコーリー証券が予想した

3Q750万台の数字も更に上回ってくるということになるだろう。

この数字が正しいかどうかは、次回行われる任天堂の3Q決算発表待ちということになるが…。

事実であれば、スイッチの勢いはいよいよ過去前例のないものであることが新たに証明されることになるだろう。

任天堂の決算での発表が、俄然楽しみになってきた。


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