毎週、月曜日に週間のゲーム販売ランキングが更新されるTSUTAYA。
何度かこのブログでも、取り上げているゲーム販売ランキングであるが
その度に書いているように、TSUTAYAは基本PS系が強いランキングになっている。
しかし、ニンテンドースイッチが発売されてからはゼルダ・マリオカート8DXが
ほぼ確実に上位に入っており、3DSソフトのモンハンXXなどがジワ売れで
ずっと任天堂系が、ここのところ上位を占める状況が続いている。
定番のソフトがあるところに、新作ソフトが発売すると、そのソフトが一時的に
上位に来るが、それが任天堂ハードの新作であると、完全に任天堂が上位を占める
まるで年末の時に基本はよく見られる光景が、最近はずっと続いている。
6月最終週は、アトラスからDSで高評価だったラジアントヒストリアの
完全版とでも言うべきものが、3DSで発売され、注目度も高かった。
ラジアントヒストリアは1位を取ることは、予想できたが2位以下も
やはり、今週も任天堂タイトルの無双が続いているようだ。
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ARMSが2位を維持!任天堂特有のジワ売れモード突入か!?
6月最後の週から、7月頭にかかった先週のTSUTAYAランキングはこちら。
順位については、キャプチャーを貼る。
出展:TSUTAYAゲームランキング 2017年6月26日(月)~2017年7月2日(日)より
大方の予想通り、アトラスのラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジーが1位を獲得。
これはまぁ予想通りとして、2位にARMSがいるのが驚きである。
いくら任天堂製とはいえ、基本タイマンのストイックなゲーム性となる
格闘ゲームが、任天堂特有のジワ売れモードに入る気配を見せているのは興味深い。
先日の公開スパーリングでは、全国大会が公式に行われることも決定したので
今後も、更なるジワ売れが期待できるかもしれない。
3位のアライアンス・アライブは一週目が少し少ないかなと思っただけに
これも、口コミで売り上げを維持しているのではないかと思われる。
3DSタイトルは、比較的長く売れていく(市場も大きいので)タイトルが多いが
昔ながらのJRPGを求める層に、今後も売れてゆくと思われる。
そして興味深いのは、10位のレゴシティアンダーカバーである。
レゴブロックの世界を動き回れるオープンワールド的なゲームなのだが
このゲームは、PS4版とスイッチ版のマルチ同日発売であった。
それにもかかわらず、ニンテンドースイッチ版のほうがランキングが上(PS4版は13位にランクイン)なのである。
PS4の国内販売台数は500万台ほどとなっているが、スイッチ版の方が売れているのだ。
ただ、このソフトは全く同じものがマルチになっているわけではなくて、ニンテンドースイッチ版には
任天堂的要素が余分に追加されているという、PS4版より若干内容が充実したものになっている。
それを考えれば売り上げは妥当かとも思われるかもしれないが、実は過去Wii Uで出たものと
ほぼ同一の内容になるので、目新しさというのも無いのである。
単純計算で、PS4の市場規模は国内ではスイッチの5倍ということになるはずだが
売り上げはスイッチのほうが上というのは、前述の多少の内容の差異があっても
やはり、不自然というか、PS4はゲームが売れないということが浮き彫りになっているなと個人的に思う。
あくまでTSUTAYAだけのランキングなので、全体のランキングは変わる可能性があるが
上位はまずこのランキング通りになるだろうし、レゴシティアンダーカバーもやはり
スイッチ版のほうが売れているという結果が出るのではないかと予想している。
レゴはソニーが宣伝権を買ったという噂もありますね
その割りに全然宣伝されてる印象がありませんが…
ソニーのゲームファンには、あまり売れなそうなタイプのゲームにも思えますが
どうなんでしょうかね?宣伝費だけもらって、別のことに使ったり…って、まぁそれはありえませんね。
でも、ほんと力を入れるべきタイトルに力を入れていないように感じることは度々あります。