アニプレックスは本日(2023年1月17日),伝奇ビジュアルノベル「月姫 -A piece of blue glass moon-」(Nintendo Switch / PlayStation 4)の累計出荷本数が30万本を突破したと発表した。この数字は,パッケージ版の出荷本数とダウンロード版の販売本数の合計となる。
引用元: 「月姫 -A piece of blue glass moon-」の累計出荷本数が30万本を突破。40%オフセールはSwitch版が本日,PS4版は明日終了
少し前の発表ですが、一昨年の8月にスイッチとPS4のマルチで発売された
タイプムーンの認知度をあげ、人気メーカーにするに至った作品である
月姫がマルチ合算の累計出荷数が30万本を突破ということです。
オリジナルの発売は2000年で、PCゲームとして発売された本作が
21年後に家庭用タイトルとして、完全版的に移植されたわけですが
初週マルチで14万本ほど売り上げていたということと、発売から1ヶ月ほどで
出荷数24万本まで到達していたことをすでにこのブログでも記事にしております。
24万本到達から1年4ヶ月ほどで、ついに30万本を超えたということで
その間に6万本は少ないだろうとも思う人も多いでしょうが、やはり
ノベルゲーというジャンルで、更にはCERO:Zタイトル。
FGOつながりである程度の知名度はあったとも思われますが、それでも
これだけの出荷を達成することは、今のゲーム業界ではかなり稀有なタイトルと言えるでしょう。
昨年には、同じタイプムーン関連タイトルの魔法使いの夜も
家庭用に移植され、それなりの結果を残していますが
タイプムーン関連は次の動きが遅いことも有名で、まだ月姫も完結には
至っていないということで、シナリオを手掛ける奈須きのこ氏は続編については
オリンピックを待つ気持ちのように構えていただければ…という発言をしていることも
確認されていますが、いずれにせよ、これだけ売れたのであればファンの期待には
応えてほしいと言ったところです。今後の展開に注目ですね。
このジャンルで(しかもアダルト要素がカットされた上で)この売上は素直にすごいですね!
ある意味、制作者の職人芸・創造性がもっとも反映されるジャンルなので、大きなコストを必要とするようになってしまったメジャー作品より、個性が打ち出しやすいように感じます。
32ビット時代は、EVE burst error クロス探偵物語 ToHeartなどなど、アドベンチャー・ノベル系の名作がたくさんあり、自分のゲーム歴の中でも大事な思い出の一部です。
(ただ面白いだけではなく、心の琴線を刺激され、いろんな感情を呼び覚まされます‥‥‥)
近年はこれらのリメイクに止まらず、あの時代のエッセンスを継承する新作(レイジングループ など)も結構出ていて、嬉しい限りです。
すいません、リメイクされたのは EVE のみで、ToHeart は公式が匂わせた段階、そして クロス はまだ話にも出てきてませんでした。
あまりに好きな作品なので、脳内世界ではとっくにリメイクされた設定になっていたようです。
クロス は版権が迷宮入りしたという不穏な噂もあり‥‥‥うむむ、その辺こそ、名探偵に何とかズバッと解決してもらいたいものですが。
往年に一時的に話題になったこのタイトルが、今でもこれだけの支持を集めているのは驚愕ですし、また他のタイトルにとっても、何かしらの気付きがあるようなタイトルじゃないかと思いますね。
EVEのリマスターもそうですが、DESIREだったり、慟哭、あとはYU-NOなんかがその流れに含まれるでしょうね。
新作も当然出すべきですが、古参のゲーム好きもまだまだいるわけでそういう層に訴求できるタイトルも今後不定期でもいいので出ると嬉しいですね。
というか、Kanonがそろそろ出るみたいですけど。
クロス探偵物語は本当にいい作品なんですが、確かほとんどリマスターとかされていなかったような?
ピチカート・ファイブだったりが難しいんでしょうかね?←
一応、PSとSSのマルチで発売された良質ADVだったのでたしかに勿体ないですね。