世の中に数ある娯楽としては、まだ比較的歴史が浅いテレビゲーム。
その原点は、アタリ社が1972年に発表したPONという
電子卓球ゲームであるとされています(一般的なものでないものには、1958年に完成されたゲームがあり
更にはオデッセイというゲーム機がそれより少し前に発売されましたが、テレビゲームを根付かせるには至らなかった)
なので、家庭用ゲームという新たな娯楽のジャンルが出来てから、まだ50年も経っていないということになりますが
それでも、ビデオゲームはアタリ、そして任天堂のファミコンによって国内外でその知名度を大きく上げることになります。
テレビに映して遊ぶということから、ターゲットとしてはやはり子供を想定していたのだと思いますが
ファミコンのロンチ直後に発売された麻雀があったり、ゴルフゲームがあったり、果ては株式に関するゲームが
出ていたりと、実はファミコンは大人向け…というよりは、名前の通り、ファミリーに
向けたソフト展開を行っていたという事実は忘れてはならないことでしょう。
テレビに映し出された画面で、手元にある入力デバイス(コントローラー)を操って
操作するという革新性は、当時子供を外で遊ばせなくさせるなどといった批判が根強くあり
国民的な人気を得るまでは、かなりそういった目が強かったのは事実でありますが
その一方で家庭で気軽に出来るコンピューターゲームと言った側面に面白さを見出し
子供そっちのけで、大人もハマってしまったと言った事象もまた発生していたのは間違いない事実でしょう。
子供の教育の目の敵にされたファミコンですが、その一方で老人のボケ防止などと言った
側面もあると言った意見も飛び出し、ファミコンなどのテレビゲームが評価される向きもありました。
ゲームの内容次第にはなりますが、テレビゲームは意外にご高齢の方がハマってしまうという
事実もありまして、実際管理人の昔の友人などは、家に遊びに行くと、おばあちゃんが
テトリスやらスーパーボンバーマンを家族とプレイしていたことを覚えています。
様々なゲームをやり込むということは、あまりしませんが、一つのゲームを
しゃぶり尽くすまでに遊ぶと言った、おじいちゃん・おばあちゃんが居た人は
それなりにいたのではないかと思っています。管理人は残念ながら違いましたけれどね。
前置きが長くなりましたが、その一つのゲームをとことんやり込む傾向が強い
高齢の方で、アメリカより87歳になるおばあちゃんがとびだせどうぶつの森を
凄まじい時間やり込んでいたことが、身内によって明かされてちょっとした話題になっています。
Sponsored Link
アメリカで、3DSの『とびだせどうぶつの森』を4年間で3580時間プレイしていた87歳のおばあちゃんが話題に!
ご高齢の方がどんなゲームをやろうと、基本的には自由ですが
やはり高齢ということもあって、あまり激しいゲームや目まぐるしく状況が
変わるようなゲームはやらないというイメージがあります。
偏見かもしれませんが、実際に統計を取ったらそうなるのではないかなと思っています。
今回、アメリカから届いたほっこりする話は、87歳になるおばあちゃんが
4年で合わせて3580時間…すなわち149日間ほど『とびだせどうぶつの森』を
プレイしていたことが、身内によって発見され、報告されたとのこと。
アメリカのカルフォルニア州にて、『とびだせ どうぶつの森(Animal Crossing: New Leaf)』を遊び続ける87歳のおばあちゃんがいることが話題を呼んでいる。Nintendo Lifeなどが詳細を報じている。おばあちゃんは、個人開発者であるPaul Hubans氏の祖母にあたる。このおばあちゃんのニンテンドー3DSが壊れ、氏は祖母に新たなニンテンドー3DSをプレゼント。データ転送を進めたのち、プレイ履歴を確認したことにより、やりこみっぷりが発覚した。
2014年12月25月に初めてプレイされた『とびだせ どうぶつの森』は、2521回起動されており、総プレイ時間は3580時間にも及ぶ。平均プレイ時間は1時間25分。2014年12月25日から2018年12月31日までの日数が1467日であったこと、平均プレイ時間を考えると、初プレイ時から毎日ゲームが遊ばれていたと予想でき、とてつもない『どうぶつの森』愛が垣間見える。プレイ内容はというと、どうぶつたちへの挨拶回りや、岩叩き、化石の発掘など同作における日課をこなしていたとのこと。3580時間は、日数に換算すると149日。おばあちゃんのこの4年間の時間のうち10%が『どうぶつの森』に捧げられていたことを考えると、その傾倒ぶりが見て取れる。
このおばあちゃんは、2013年にニンテンドー3DSを得てから『レイトン教授』シリーズなどを楽しんでいたが、氏が『とびだせ どうぶつの森』をプレゼントしてから、大ハマりし現在に至ったという。氏は、ピンク色のNewニンテンドー3DS LLらしきデバイスを持ち、ゲームに興じているかわいらしいおばあちゃんの姿をSNS上で公開している。87歳のおばあちゃんが、どうぶつたちと会話をしたり、虫取りや魚釣りに勤しみ楽しんでいることを考えると、どこかほっこりしてしまう。
My 87-year-old grandma has played Animal Crossing New Leaf on her 3DS every single day for the past 4 years now.
Her 3DS finally broke this year, so we got her a new one for Christmas. During a system transfer I checked her activity log: pic.twitter.com/R33KycrW4q
— Paul ⚔️ Hubans (@phubans) 2019年1月1日
Here she is! pic.twitter.com/JfETQ2FEJm
— Paul ⚔️ Hubans (@phubans) 2019年1月2日
これはすごい…。おばあちゃんとかがドクターマリオとか、テトリスとかに
延々とハマっているというような話をたまに聴くことがあるが、ぶつ森もまた
そういったゲームの一つになるということでしょうか。
ゲーム内でも現実と同じように時間が流れていて、それぞれの季節に合わせたイベントが
展開されるということと、沢山の個性的な動物たちの仕草に虜になっているということなのでしょう。
任天堂は、こういった一つのタイトルを長く遊ばせるゲームデザインも秀でていて
一度購入したら、長い時間遊び続けられるゲームが多いように思います。
その結果が、市場での中古市場の値下がり率が低いところなのかなぁと個人的に勝手に思ってます。
記事によると、今度のスイッチでの新作には今の所興味を示してはいないとのことですが
もしプレゼントされたら、きっとまたすごく楽しんでしまうのでしょうね。
64の頃からファンになった自分としてはなんだか感慨深いなあ
最初出たときはそこまで売れなかったんでしたっけ?
まぁ64自体が微妙なハードで終わってしまいましたからね…。
でもちゃんとそこからIPを維持していくのは流石の任天堂と言ったところですね。
某無料マンガアプリにあったお話を思い出しました。
病気で外に出られない母親のためにネトゲを勧めたら、母親がはまって・・・っていう。
あれも実話を元にした話だったかな。
なにそれ気になるwおかんとかがはまるゲームはいいゲーム…←
でも母親がネトゲ廃人は色々とまずそうではありますが…。
事実は小説よりも奇なりですなぁ。
確かに、ゲーム販売ランキングでも昔の任天堂ゲームがランクインしてたりしますしね。
他のゲーム会社にも、任天堂の長く遊べるゲームデザインを見習ってほしいです。
ほっこり繋がりでこんな記事もありました。
『2001年から毎日、マリオカートで対戦するのが楽しみになっている老夫婦。負けた方がお茶を入れるという罰ゲーム付』
http://karapaia.com/archives/52269515.html
先の年末商戦で、50位以内にとび森やマリカ7、スマブラfor 3DSなどがランクインしてましたからね。
新しい作品が出ると、それにつられて前の作品まで売れるというのが任天堂の凄さです。
特に2011年末商戦のマリカ3DS、マリカWii、マリカDSが50位以内にランクインした時の衝撃は忘れられませんね。
ネタ提供ありがとうございます!とてもいい話ですね!早速記事にします。
前にTwitterのどうぶつの森検索で似たような人見ました。息子さんのプレゼントだったようですが、七年間毎日プレイしてたのだっけかな。
こういう人たちにとってどうぶつの森の住人たちて本当に生きた存在みたいですね。
任天堂のソフトは、毎日繰り返しプレイに足る出来になっているので
7年間毎日とか言われても驚かないのがなんとも…。
どうぶつの森の住人も可愛いだけではなく、一癖も二癖もあるキャラも多いので
なんというか、結構刺激的なところもあるのかもしれませんね。人間臭いというか。