日本で毎年9月に、幕張メッセで開催されている日本最大の
ゲームイベントとなっている東京ゲームショウ(以下TGS)
アメリカで6月に行われるE3に比べれば、その規模も注目度も小さいのは間違いないが
任天堂がある日本で行われるこのTGSも、それなりの注目度がある。
ただ、近年ではスマホゲーの発表が多く、会場にコスプレなどをした女性コンパニオン目当ての
人も多く来ていたりするようだが…。そんな事情はともかく、1996年から毎年開催されている
東京ゲームショウは、国内メーカーのゲーム発表の場としてはかなり有力な場となっている。
任天堂は協賛という形で、お金は出しているが、出展を行ったことはほとんどなく
実質、日本ではここのところはPS関連とスマホ向けの情報の発表の場と言った意味合いが強い。
もっとも、サードの出展タイトルには、もちろん任天堂ハードの展開を発表する場合もあるが。
任天堂は、今まで出展したことが殆ど無かったとは前述の通りだが
昨年はビジネスデー(4日間開催のうち、先の2日間が企業向け。残り2日が一般向け)に
出展を久々に行ったということが話題にはなっていた。
【大きく動く】任天堂、2018のTGSのビジネスミーティングエリアに初出展へ!
最近のTGS自体が、そこまで大きな存在にはなっていないとは言え
任天堂としても、このイベントに対しての姿勢は変わりつつはあるのだと思っている。
そして、このTGSでは2013年から中小規模のディベロッパー…すなわち
インディーズを扱った特設ブースを展開しているのだが、今年のインディーズコーナーにおいては
今までスポンサーをメインに務めてきたSIEがスポンサーの名前から外れていることが確認されている。
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TGSまで不参加の可能性?ソニーが今年のTGSのインディーコーナースポンサーから外れた模様。
既に今年のE3には出展しないことを明言しているSIE。
今は海外主導の会社となっており、日本でのSIEJAもあるが
最近は表立った活動がほとんどなく、ほぼ形骸化している印象である。
最近のソフトリリース傾向からも、日本での展開はかなり規模を縮小している
感がある、今のSIEだが、日本での最大のゲームイベントTGSすらも
参加しない可能性が出てきている。今までスポンサーを務めてきた
インディーコーナーにおいて、今年は任天堂のみがスポンサーとして名を出しているだけとなったとのこと。
この2つの企画に対して、任天堂がスポンサーとして、インディペンデントゲーム開発者を支援することが決定。作品が選出された出展社はインディーゲームコーナー「選考ブース」にて無料で出展できるようになる。同じくSOWN 2019についても任天堂が協賛。また、この2つの企画は特定非営利活動法人国際ゲーム開発者協会日本(略称:IGDA日本、理事長:高橋勝輝)の協力を得て実施される。
引用元: 「東京ゲームショウ2019」インディーゲームコーナー「選考ブース」および「SENSE OF WONDER NIGHT」の募集受付を開始
ちなみに、2017年と2018年の同募集の要項を参照してみると
SIEはちゃんとスポンサーになっていて、2017年のものは、逆にSIE一社になっている。
2017年のインディーコーナーには、赤箱撤去事件などと言われる不可解な出来事があったが
(真偽が不明なので、このブログではそういう話があったということだけの紹介に留める)
その翌年の2018年のインディーコーナースポンサーに任天堂の名前が出て
そして、今年のTGSでは任天堂一社になった…ということ。
もちろん、インディーコーナーのスポンサーを降りただけで他のところでは
毎年のように出展する可能性もあるので、今の時点では断定できないが
少なくとも、インディーコーナーからのスポンサー降板は今現状の
CSハードの展開状況を見れば、不可解な話であるのは間違いない。
果たして、今年のTGSはどうなるだろうか?開催はあと5ヶ月ほど先と
かなり先の話ではあるが、今後の動向を注目したい。
E3だけでなくTGSも…一体どういう事なんでしょうね?
PS5のスペックに関係者が言及している以上、どう考えても何かしらの発表はするべきだと思いますが。
State of Playみたいな配信で乗り切るとも思えませんし。
全体で出展しないと確定したわけではないので、今後の続報待ちですが
少なくとも下で書いていらっしゃる方もいますが、かつてインディーにも
入れていた力を割くことができなくなったのはありそうです。傍から見ると迷走にしかみえませんがはてさて?
Switchでインディゲームが好調って流れが気に入らないんだと思います。
PSでもインディゲームは配信してますが、この一年振り替えると「インディゲーム⚪️⚪️のSwitch版の売り上げがヤッベーゾ!」みたいなニュースがチラホラと。
今までのインディゲームの市場は、PSやXbox、3DS、wiiでの配信もありますが多くはPCでの展開、それはつまるところゲームオタクに向けた市場でありました。
その流れを任天堂が、Switchが変えました。インディゲームを多く呼び込むだけでなく、ネット配信による紹介、開発者ではなく任天堂という看板をつけた場所で自分達のゲームを紹介できるんですよ。商売してるとわかりますが、看板の持つ力は想像以上に強力です。どんなに優秀なモノ、人材でも名のある看板がなければホント小さな存在に成り下がります。
こういった活動により、多くのユーザーの目に留まるようになり、開発サイドにやる気と希望を与え、ゲームを販売していく上での戦略すらも変えたと思います。ゲーム市場の発展という目線でも、これは刺激的で良い変化であると思っています。
すでにSwitchはインディゲーム市場の一翼を担っています。今さらPSが入り込める隙間はありません。
インディゲームの宣伝、紹介の場を与えることはSwitchの宣伝に直結、とは言いませんが、間接的に支援することにもなります。そんな市場にPSはスポンサーとしてお金だしますか?出さないでしょう。
ゲーム市場を盛り上げていくために、みたいな気概があればあるいは、、とも思いますが、そんな会社でもないでしょう。PSサイドとしてインディゲームの縮小はしないと思いますが、宣伝に手をかけることは以降なくなると思います。
という感じ。
長文失礼しました。
非常に濃密な書き込み頂きありがとうございます。
私もそう思いますね。特に、おととしの赤箱撤去事件は
スペシャルスポンサーとしてやっていたSIEとしては
相当に気に入らなかったのではないかなぁ…?と邪推しています。
確か、去年のTGS?だったかのインディーの発表の場で
どこかのインディーズがSIEの姿勢に対して文句を言っていたような記憶もありますし。
まぁ、海外洋ゲーAAAを出してもらえるということで、もはやインディーなんて…
というのが、SIEの本音なのかもしれませんが。あまりにも他機種と比べて
一番世界で普及している現行機のはずなのに、インディータイトルが売れないのがSIEの市場ですからね…。
積極的にインディータイトルを今や、前面に押し出して公式で宣伝していて
実際に結果も出るニンテンドースイッチ市場のほうが、今のインディーには魅力的に映っていることでしょう。
出せば売れるという時期はとっくに終わりましたが、いいゲームを作ってリリースすれば
相応の見返りが来る可能性が高いスイッチ市場。そんな市場があるので、もうSIEとしては
おっしゃるようにインディーに対して、もはや興味を失っていると言って間違いないのでしょうね。
もはやサードよりスイッチで売り上げを出してそうなインディーも多く有りますし、これからもインディーの楽園スイッチは続いていきそうですかね?
リリースしたばかりのときとは違って、出せば売れるという時期は終わり
ある程度のクオリティが求められるのは間違いありませんが、他の現行機種(Steam含む)と
比べると、もっとも成功の可能性が高いプラットフォームであるのは間違いないので、今後もこの流れは続くでしょうね。
ゲーマー歴は長いのですが、インディーズは最近知りました。
スチームはPCのゲームなんだなあ程度の感覚なのですが、ごっそりスチームからなだれ込んでこないものなのでしょうか?あまりにソフトがありすぎて、有象無象のイメージでスイッチでも結局良ソフトが埋もれちゃうとか・・
CSでインディーズが一般的なものになってきたのは、おそらくWiiの頃のDL専売のWii Wareとか
ニンテンドーDSiで出来たDSi Wareとかあの辺りのような気がしますね。
SteamはPCで出来るゲームを集めたところ…まぁPCゲーム版App StoreとかPlayストアといったあたりが
イメージがつかみやすいかもです。なお、リリースされるのはほんとうの意味で玉石混交で
昨年は一年の間に9000以上タイトルが出ていたりする(中にはゲームと呼んで良いのか?というぐらいに完成度が低いものも。100円とかで販売されている)
ある意味、無法地帯的なプラットフォームになっていて、実際にごくごく一部のソフトが売れていて
他のソフトの有象無象では、DL数が二桁にすらいかないとか、そんな話もあるようです。
スイッチに来るのは、大体Steamである程度の実績をあげたゲームが移植されることが多いので
かなり当たり率は高くなっているのが現状ですね。それでも、今はスイッチもかなり飽和してきていて
出せば売れるという段階はすでに終わってしまってはいますけれど。
まあTGSに参加するしないはこの際いいんだけど
もし参加しなかった場合何故そっからLGBTに参加するの?https://mobile.twitter.com/PlayStation_jp/status/1120160317093187584
リンク先のツイート見ました…ほんとなぜ?の一言。
そして、そのツイートについている返信が辛辣なことで…。