3月3日に発売されたニンテンドースイッチ。
発売から、需要は落ち着くどころか、数々の有力タイトルが
途切れなく発売されるために、まったくもって需要が衰えず
むしろ加速する一方であるスイッチ。
ユーザーが、この据置も携帯機も兼ねたゲームに飛びついたのはある意味当然のことだったが
なんとかスイッチを手に入れようとしているユーザーよりも、鼻息が荒いのは
もしかしたら、ゲームを作るメーカーなのかもしれない。
最初はニンテンドースイッチの売り上げに懐疑的だったところもあっただろうが
この好調を受けて、続々と大手から中小、果てはインディーズまでありとあらゆる
ゲーム開発者の興味を惹きつつあり、スイッチに参入の意思を示すメーカーは
国内外問わず、多数現れている状況である。
そんな中、日本国内の大手サードとしてニンテンドースイッチに
非常に好意的かつ、注力をしているメーカーと言えば、まず間違いなく
コーエーテクモゲームスが挙げられると思う。
社長のシブサワコウこと、襟川氏をもッてして、非常に可能性を感じるハードと
スイッチを絶賛し、その言葉通りに、自社のゲームエンジンをニンテンドースイッチで
簡単に制作できるようにしたという状況である。
手軽に開発できるとの言葉通り、すでにコーエーテクモゲームスからは
スイッチのソフトが独占・マルチタイトルを含め、既にかなりの数が発表されている。
コーエーテクモゲームスが、現時点でスイッチに注力していくのは
会社の方針としてまず間違いないであろうことは類推できるだろうが
流石にフットワーク軽すぎでは…?と思うぐらいの、無双シリーズの
移植が一度に3本、同じ日に発売されることが決定した!
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DLC完全版後発マルチの無双タイトルが11月9日に、三本同時リリースへ!
無双シリーズをずっと手がけているオメガフォースが
20周年記念ということで、突如発表したのが、ニンテンドースイッチに過去別機種で
発売された無双タイトルを一挙3本、11月9日に発売するという告知である。
以下、公式サイトへのリンクとキャプチャーを貼る。
出典:ω-FORCE 20周年記念より
というわけで、後発ながらもDLCをすべて予め収録した
戦国無双 ~真田丸~ 、無双OROCHI2 Ultimate、真・三國無双7 Empiresの
完全版が3タイトル同時リリースである。
既にAmazonなどで予約も開始したようだ。
今までの無双は、特に三国志を題材にした真・三國無双シリーズは
任天堂機ではほとんど発売されてこなかった(携帯機に3作程度。据え置きでは無し)が、遂にここに来て
真・三國無双のナンバリングタイトルが移植されたということになる。
ある意味、PSを象徴するタイトルの一つだった故に
今回の移植に関しては、かなりの驚きである。
ニンテンドースイッチでの開発のしやすさと、ある程度スイッチなら
ユーザーがゲームを買ってくれるという目論見での移植ということなのだろう。
それにしても、先の記事と違って、コエテクは随分フットワークが軽い。
ただ、今現在のCSゲーム業界のスイッチの勢いを考えれば
むしろ、コエテクの姿勢こそ正しい姿勢であることは間違いなく
コエテクとしては様々な思惑が絡んだ、後発マルチであることが推測できると思う。