(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)

任天堂の据え置きハードでも有り、携帯機にもなれるという

唯一無二の特性を持つニンテンドースイッチ



任天堂は今まで長く据え置き機と携帯機を同時並行で開発していたが

今回のスイッチが両方の特性を兼ねるハイブリッドハードであるが故に

3DSについて、現在は生産終了となりまたソフト開発も終わっていることが確定となっている。

任天堂がハードホルダーであり、それと同時に世界最強のソフトメーカーであることは

既に周知の事実であるが、今まで2系統の機種での開発によりどうしても

開発リソースが分散していた状況であったが、スイッチというハードの誕生により

全ての開発リソースをスイッチに回せることが出来るようになり、その結果

スイッチでは任天堂タイトルの名作率が半端ない状況となっている。


このハードの特性は日本だけではなく、全世界のゲーマーに刺さっており

その利便性と任天堂ソフトというスイッチでしかプレイできない良質な独占タイトルが

多数リリースされている結果、国内外でスイッチは覇権ハード状態に今はなっている。

(相対的にPS・Xboxも力を落としていることが、スイッチのさらなる躍進の要因ともなっている)


このブログでも情報があるたびに記事を書いているが、特に今回のスイッチは

今まで任天堂が弱い地域だった、欧州でも多くのユーザーを獲得するのに成功している。

特にイギリスやドイツなど、PSが強かった地域でもスイッチの存在感が日に日に増していることが

証明されるような以前では考えられなかったような話が幾つか飛び込んできている。

特に、以前にも記事にしたがイギリスであつ森がFIFAのPS4版の年間売上を

抜いて1位になりそう…という話は、事情を知っているものからすれば本当に驚くべき結果となっている。


【ウッソだろ!?】イギリスで『あつまれ どうぶつの森』が個別フォーマットのベストセラーになる可能性が調査会社によって示唆される!


欧州はサッカーが非常に盛んなので、FIFAが毎年爆売れするのが通例(実際の選手も買うらしい)で

毎年変わらない売上を誇っているのだが、単独プラットフォームで見た場合とはいえ

まさかあつ森がFIFAの売上を超えるであろうと思われる売上を記録しているのは驚愕の一言である。

他にも欧州の各国の好調なセールスについては、色々記事にしているので欧州の

国の名前でブログ内を検索頂ければ、他にも事例があることが確認いただけるかと思う。


さて、今回は閲覧者様からの情報により、やはり欧州でのスイッチの

存在感が増していることを改めて感じさせるデータを頂いたので

見出しのあとから実際の記事の引用とともに言及していきたいと思う。


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イギリスであつ森が81万本をパッケージのみで販売!フランスでもあつ森が年間の売上TOPに!

早速だが、今回いただいた情報の海外メディアの記事をそのまま2つ引用する。

Games market exceeds £4bn for the first time

Games overtook video to become the UK’s biggest entertainment sector as long ago as 2013 when sales reached £2.3bn. In 2020 revenues were £4.2bn, a leap of 14.5% on 2019, and the first time it has breached the £4bn threshold.

The largest single segment is the digital games business which ranges from mobile and streamed games to downloads. It grew by 16.3% to £3.6bn in 2020, driven by increasing numbers of gamers buying direct to console games, digital subscriptions and downloadable content meaning it was worth more than the entire video market and twice as much as the music market.

Physical games enjoyed a return to growth in 2020 with revenues up 4.6% to £598.5m. Increased game purchasing during lockdown as well as new gaming consoles in November are driving this growth.

The biggest selling game was FIFA 21 with sales of 2.18 million units.

Best-selling Games 2020

Chart Position

Title

Total Unit Sales

1 FIFA 21 2,182,694

2 Call Of Duty: Black Ops Cold War 1,420,353

3 Grand Theft Auto V 1,127,222

4 FIFA 20 903,810

5 Call Of Duty: Modern Warfare 897,350

6 Animal Crossing: New Horizons* 810,462

7 Assassin’s Creed Valhalla 665,815

8 The Last Of Us Part II 539,247

9 NBA 2K20 481,507

10 Tom Clancy’s Rainbow Six Siege 436,957

Source: GSD Data provided by ISFE. Digital sales weeks 1-52 2020. *No digital data provided

まずはイギリスの2020年のエンタメ関係の売上についての記事。

イギリスはコロナの変異種の発生で、大規模ロックダウンを余儀なくされているが

日本と同じで巣ごもり需要が多く発生したことから、エンタメ関係については

大きく売上を伸ばした年であったということが総括されている。

その中でゲームのソフト売上が公表されており、当然ながら1位はFIFA21となっている。

218万本超えと圧倒的な数値だが、これはマルチ合算の数字であり

更にはDL版の数字も含む結果となっている。

一方あつ森は、パッケージ版だけ81万本

記録したということが書かれている。知らない人に解説しておくと欧州で出るこういった数字は

任天堂が公表していないからなのだろうか、任天堂のタイトルだけはDL版がいつも抜かされた数字が公表される。

当然ながらDL版も相当売れているのは間違いないはずなので、それらも含めれば推測の域は出ないが

あつ森は100万を超えていた可能性も考えられるということになる。いずれにしても

かつてのイギリスでの任天堂ハードの立ち位置を考えれば大躍進の結果となる。


また別のソースとして、ツイッターでこんなツイートの情報もいただいた。



昨年のイギリス市場でのハードの販売額においては

PS4・5、そしてXbox Seriesとoneの販売全てを足し合わせた額と

ほぼ同等の売上をスイッチは記録したという結果があったことがツイートされている。


また、昨年のフランス市場ではあつ森が年間ベストセラーとなり

2008年にWiiのマリカがベストセラーになって以来、CoDとGTAとFIFA以外の

ソフトが12年ぶりに同国のベストセラーになったということも明らかにされている。



あつ森旋風は日本だけに吹き荒れたわけではなかったということ。

欧州はFIFAが本当に強いので、この結果はとても驚きであると同時に

スイッチの存在感の大きさを改めて示していると言えよう。

欧州でも任天堂タイトルが市場を大きく占有することが今後も普遍的に見られることが多くなることだろう。


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