デベロッパーのStudio MDHRは5月6日、シニアプログラマーの求人を告知した。「次の大きなプロジェクトの基礎」を築く人材が募集されている。
Studio MDHRはカナダに拠点を置くインディーゲームスタジオだ。2017年に『Cuphead』をリリースし、同作はカートゥーン調のコミカルなグラフィックと高難度な2Dアクションによって高い人気を博した。2022年には待望されていたDLC「Delicious Last Course」も配信され、こちらも大好評となっている。
そんな中、Studio MDHRは「シニアプログラマー」の求人を始めた。求人ページによると、「次の大きなプロジェクトの基盤」を築く人材を求めているという。
必須スキルとしては、ゲームエンジン「Unity」での開発における高い経験値や、主要なキャラクターやボス、オブジェクトなどの挙動におけるプログラミング経験などが挙げられている。どうやら次回作も『Cuphead』と同じくUnityで作られるようだ。
また、「アーティストとの緊密な連携」スキルが求められている点も注目したい。開発中にアートの実装に携わることのできる能力が必須スキルとして求められている。『Cuphead』では手描きのカートゥーン調のグラフィックが持ち味であったが、次回作でも特徴的なグラフィックが期待できそうだ。
2017年にXboxのファーストタイトルとして、PCと同時にリリースされ
後にスイッチとPS4にも移植された、オールドアメリカンスタイルのカートゥーン調の
ビジュアルが大きな話題となった、硬派なアクションゲーム『Cuphead』を制作した
新作を作るべく、大々的にスタッフを募集へという話。
開発元のStudioMDHRについては、元々カナダ人の兄弟が立ち上げた小規模ディベロッパー…
つまりインディーズであり、このゲームの開発費の捻出には一時的に家を抵当に入れて融資を受けるなど
背水の陣かのごとく、失敗したら後が無いぐらいの覚悟で作っていたことでも知られています。
彼らが長い時間をかけて作り上げたCupheadは基本死にゲーの硬派なアクションと
そのすさまじいアート・デザインで、大本のXbox・PCで好評を博した他
スイッチでも、一時はe-Shopの上位に食い込むなど売れに売れたタイトルとなっております。
そんなStudioMDHRが新作を作るべく、スタッフを募集ということになりますが
記事にあるように、アート実装に携わることができる能力が必須ということで
次の新作も、Cupheadばりの、凄まじいデザインセンスのゲームを作ろうとしているのではないかとも推測されています。
さて、StudioMDHRの次なる新作はどんなタイトルになるでしょうか?