志倉千代丸が代表を務める、株式会社MAGES。
5pbという志倉千代丸が設立した会社と、AG-ONEとが合併して設立された会社であり
ゲームの開発や、音楽制作に携わったりと言った業務を行っている。
ゲーム開発者でもあり、ミュージシャンでもある志倉千代丸は
今は亡き、ヒューマンのゲームに最初携わり、その後はギャルゲーや
声優に楽曲を提供するなどの、活動を行っていて、ゲーム業界では
それなりに名の知れたクリエイターになっている。
その志倉千代丸が、最初はPC、その後Xbox360で、科学アドベンチャーシリーズとして
リリースを行った一連のシリーズがある。第一弾タイトルとして発売されたのは
ニトロプラスとコラボすることになったカオスヘッドである。
妄想科学ADVとも銘打たれている、このカオスヘッドはPCゲーム業界では有名だった
ニトロプラスの作風と、一見普通のギャルゲーをごちゃまぜにしたような
名前の通り、カオスな仕上がりになっていて、一定のコアな人気を得るに至った。
最終的には、スピンオフタイトルの発売や、アニメ化などもされ
科学アドベンチャーシリーズの第一作目としては、そこそこの成功をおさめた。
そして、科学アドベンチャーシリーズの第二弾として発売されたのが
同じくXbox360で最初は発売されたSTEINS;GATE(シュタインズゲート)である。
こちらは想定科学ADVというジャンル名になっていて
同じくニトロプラスと5pbが共同して作っているタイトルである。
シュタインズゲートは、カオスヘッド以上の人気を博し
特にストーリーが絶賛された。最初に発売されたXbox360版は
限定版が発売されていたが、発売されてからしばらくはプレミアがついて
手に入れるのが難しい状況になるほどの人気が出た。
こちらも、最終的に多数のスピンオフ、再移植などが行われ
やはりアニメも放送されている。
3作目もあるが、そちらは失敗しているのでここではあえて触れないが
科学アドベンチャーシリーズという、この手のジャンルにしては
好評を博したゲームがあったということをまず予備知識として抑えてほしい。
さて、この科学アドベンチャーシリーズではもっとも成功を得た
シュタインズゲートが、またしてもリメイクされるようなのだが
その対応ハードにスイッチが予定されているかもしれないことが話題になっている。
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公式ページにスイッチの表記が…誤記の可能性も?
というわけで、今度のTGS(東京ゲームショウ)に
シュタインズゲートの新作として、STEINS;GATE ELITEという
タイトルが出展されることが告知されている。
個人的には散々ゲームを販売しているのに、まだやるかという気持ちもあるが
公式によれば、また新たな要素を追加したシュタインズゲートということらしい。
その出展ラインナップを紹介するページに、スイッチの表記があると話題になっている。
まずは、セガのページにある出展タイトルの中にあるSTEINS;GATE ELITEのページリンクと
そのキャプチャーを貼る。
出典:STEINS;GATE ELITEより
こちらのページには対応機種のところにスイッチの表記がある。
しかし、同じく東京ゲームショウの5pbが公開しているページでの
STEINS;GATE ELITEのページではPS4とVita版しか記載が無い。
こちらもリンクとキャプチャーを貼る。
出典:http://5pb.jp/event/tgs2017/
さて、これはどちらが正しいのだろうか?元々は5pb及びMAGESの関連するタイトルなので
5pbのページのほうが正しい可能性が高いとも思われるが。そうなるとセガのページの誤表記という可能性も?
ただ、5pbのサイトでは、試遊について触れられているページではあるので
東京ゲームショウで試遊できるのは、PS4版とVita版のみできるということで
ゲームとしては、やはりスイッチ版も発売する…という可能性もあるのではないだろうか。
いずれにせよ、東京ゲームショウの場で、改めて対応プラットフォームが
発表されるのは間違いないだろう。もし、セガのページでの記載情報が正しかったとすれば
この手のゲームも、どんどんスイッチに出すことが模索されているという
事実を改めて、認識し直す必要があるだろう。