1994年12月3日に初代が発売され、今年で初代発売から27年という
時間が経過したプレイステーションシリーズ。
当時任天堂・セガ・NEC(+パナソニック)で混戦模様だった家庭用据置ゲームハード業界に
参入をかけ、任天堂、セガという歴戦のハードホルダー相手にプレイステーションという新たなハードで戦いを挑んだ。
最初こそ、苦戦をしていたものの1997年1月に発売された
キラーソフトであるファイナルファンタジー7の発売により
任天堂とセガのユーザーの多くをプレイステーションに移らせることに成功。
SFCで爆発的な人気を誇っていたファイナルファンタジーシリーズが
プレイステーション参入ということで、当時ファイナルファンタジーシリーズを
プレイしていた人は、大体このタイトルをやりたいがためにPSを買ったと思われる(管理人もその一人)
そんな経緯があり、プレイステーションは大成功を収め、そのままPS2に移行し
ライバルのセガがドリームキャストを最後にハード事業から撤退、その空いた枠に
MSのXboxが参入して、今のCSゲーム業界があるという状況になる。
プレイステーションも初代発売から今年でハード事業27年目となっている。
今年の12月で丸27年となるわけだが、その間にハードを初めソフトも多数のソフトが出ている。
しかし、IPを大事に育てる任天堂とは違って、プレイステーションの
かつての有力IPは今はほぼ全滅しており、現時点でPS時代から残っているIPは
いつ出るかもわからないグランツーリスモシリーズぐらいになっている。
みんなのゴルフシリーズもPS4まで出ているが、今の所PS5で出るのか不透明であるところと
シリーズの開発会社であるクラップハンズが、先日自らの社名をタイトルに入れた
CLAP HANZ GOLFをまさかのアップルアーケードにリリースするという発表があり
果たしてみんゴルの最新作がPS5で出るかは怪しいところになってきている。
余談だが、マリオゴルフシリーズを作っているキャメロットのスタッフが
一部分かれて出来たのがクラップハンズという会社であったりもする。
少しばかりプレイステーションの歴史に触れたが、最近のプレイステーションについては
正直迷走の度合いが強くなってきていると感じる。特に現在のSIEの一番エラい人になる
ジム・ライアン氏の舌禍が度々日本と海外のゲーム好きの間で話題になっている。
PS5の売上が少なくとも国内では惨憺たる有様であることは、もはや毎週の週販の記事で誰もが感じるところであろう。
日本での売上もそうだが、どうにも最近のSIEに関してはプレイステーションに対して
やる気が見られない…というのがゲハ的な意見ではよく見られる。
かつて、SCE上がりの平井一夫氏がソニー本体の社長だったときは、自身が在籍していたことも合って
ゲーム事業に対して影響を大きく持っていたのではないかと、その動向から言われていたものだが
現在は平井氏が退任し、吉田憲一郎氏が社長となっているが、明らかに吉田氏が
社長になってから、ゲーム事業に於いては平井氏とは違っている戦略を持っているであろうことが指摘されている。
最近のPSの体たらくを見ていると、ゲハ民が騒ぐようにPS撤退もあるのか?
と思われるような状況に陥っているが、社内でもそんなにPS自体が
メインで扱われていないのではないか?そんな風に思わせるような出来事が起こっている。
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【悲報】24年勤続のベテランSIE広報さん、アークザラッドを知らない。
ジム・ライアン氏もそうだが、最近のSIE関係者で前面に出てくる担当者においては
どうにもプレイステーション自体どうでもいいと考えているのでは?と思うような
思わず首をひねる発言をしていたりする。海外でもツッコミがあったりして日本だけの
ユーザーだけが感じているというわけでもないようだ。
それと日本でのPS5の体たらくを見ると、前述のPS事業をたたむ…まではいかないまでも
縮小したいのでは?というような思惑も吉田社長になってからなんとなく感じられる…
というのが、現在のゲハ民でも多く感じているような状況である。
そもそもSCE時代に、債務超過を二度やらかしているということもあって、本体からの
助けがなければ、普通の会社であればもう潰れている不採算事業でもあった。
そうなると、SCE上がりでゲームに愛着があったであろう平井社長時代はともかく
吉田社長がゲームに特に思い入れ無ければ、一般的な企業社長として当然の決断を下すのは当たり前の話ではある。
このブログでは記事にしていないが、SIEの日本のゲーム開発スタジオは現在解散状況にある…
というようなことを、元在籍していたクリエイターがツイッターでうっかり(?)つぶやいてしまっており
もはや、今はPSは本格的に海外事業であることも裏付けがされている状況となっている。
ジャパンスタジオ解散なわけですが
東京駅で25日までパタポン含むキャラクタグッズ売ってます、新作ありますよ
僕も買いに行きますwhttps://t.co/FOOK6RULkJ— こたポン (@kotapondonchaka) March 16, 2021
更には様々な方面から、一部の開発会社以外はほぼ開発部門が解体・解散というような話が
国内外から聞こえて来ており、かなりまずい状況にあるというのは間違いない。
PS事業の今後は果たしてどうなるかというような瀬戸際の話になってきていて
今後の動向に要注目であるが、そんな折、またしてもPSについて
悪い意味での話題になるようなちょっとしたコント?のような出来事が起こっている。
2021年4月10日の19時から『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』の2時間スペシャルが放送された。
この日のお題は「ロイヤルホスト」「アイリスオーヤマ」「吉本芸人」「プレイステーション」「富士そば」で、その中でも注目を集めていたのがプレイステーションというお題。挑戦したのは芸人アルコ&ピースの酒井さん。対する相手はSIE(SCE時代から)に勤めて24年という広報部の石川香代さん。
勤続24年ということもあり担当したタイトルは230本以上だという。番組でも「社内では誰よりもプレイステーションを知る生き字引」とされておりこれは名勝負が見れるかと思いきや、広報側がボロボロに敗退。敗因としては自社のロールプレイングゲーム『アークザラッド』を知らずに『ファイナルファンタジー』と答えてしまったり、他社タイトルであるが『三國無双』を『戦国無双』と答えてしまった。
間違えてしまった石川さんは「あれアークなの? 自社なのにまちがえてしまってすいません!」と驚いた様子で、挑戦者のアルコ酒井も「ダメージでかい!ダメージでかい!」と大喜び。
最後はSIMPLEシリーズの共通する言葉を答える問題を広報側が答えることが出来ずアルコ酒井の勝利となった(答えは「THE」)。
そのほか、ギネスにもなったプレイステーションシリーズの販売台数を当てるクイズで4億5019万台を1億5019万台と答えてしまった場面もあった。
ネット上でも「自社下げ広報かよ」、「マイクラで世界遺産作ってる問題ってプレステ関係ある?」、「もっと詳しい人他にいただろうに」、「いろいろと伝説になった」などの投稿が行われ番組終了後にはヤフーリアルタイム検索で「アークザラッド」が2位に浮上。
勤めて24年の広報担当者・アークザラッドを知らない(虚
アークザラッドといえば、1995年にPSにファーストタイトルとして発売されたシミュレーションRPGタイトル。
PSでは3作まで発売され、PS2まで家庭用ゲーム機で関連シリーズが発売されていたが
現在は、家庭用新作というのは当然ながら一切出ていない死んだIPである。
アークザラッド自体は、アニメ化までされており、初期PSのファーストタイトルとしては
大きな存在感を誇っていたタイトル。家庭用では既に17年新作が出ていないタイトルであるが
一応、フォーワードワークスによる…という言葉が冠されるものの、スマホアプリでリリースされていて
今現在もサービスが継続しているゲームでもある。勤続24年の石川女史は初代発売年には
まだSCEに勤めていないが、IIIが発売されている1999年には既に在籍しているわけで
一時はアニメ化もされた自社の看板タイトル的な扱いだったアークザラッドを
ファイナルファンタジーと間違えるのは正直お粗末と言わざるを得ない。
その他にも、本当にSIEの広報担当か?と思われるような迷回答がいくつかあったようで
悪い意味でのツイッターでのトレンドになっていたようである。
テレビなのでヤラセなのでは?と勘ぐる向きもあろうが、自社の宣伝にしようとするには
あまりにお粗末なやり方であるし、何より不人気スマホアプリしか今はリリースされていない
アークザラッドを今更話題になるような状況になってもほぼ意味が無い状況であるのはわかりきった話でもある。
自社広報社員であっても、この程度の知識で業務に当たっているということに呆れてしまう話題である。
TVerで見ることができたので、該当パートだけ見ましたが・・・
SIEの広報担当さんの件はともかく・・・
そのコーナー・・・全体的にテーマがPlayStationでなくてもいいと思いました。
ネット上で「マイクラで世界遺産作ってる問題ってプレステ関係ある?」というコメントがあったそうですけど、マインクラフトの問題だけに限ったことではないですけどねぇ・・・
マインクラフトはマイクロソフトのゲームで他の機種でも遊べるし、鉄拳とDDRは元はアーケードゲームだし、ゲームを遊んでるタレントは誰かって・・・別に他の機種のゲームでも構わない気もするし・・・
ツッコミをいれようと思えばいくらでもツッコミできそうな・・・って、一歩間違えれば、揚げ足取りにしかなりませんね(苦笑)
そういえば、以前にめざましテレビでトロを起用したコーナーがあったような気がしましたけど・・・
フジテレビって、この辺りで何か裏があったのかと・・・って、それは下衆の勘繰りですかねぇ・・・(苦笑)
まぁ多分…スポンサーの意向とか、まぁそんなんもんだと思いますね。
今の国内ゲーム業界の話をするのであれば、一般的な話としてプレイステーションよりスイッチのほうが絶対に視聴率も稼げるでしょうし話題にもなるはずですから。
自分も見ていないのでなんとも言えませんが、今零細スマホアプリしか展開されていないアークザラッドの話をされてもほとんどの人は???だと思います。自社コンテンツも今はほぼ死んでいるのでサードのソフトを取り上げることも必要になるしで意義を感じないというのが正直な所。
いくらPSクラシックに収録があったとしても、あのクラシック自体も不評でしたからね…。
トロはSCEが生み出したキャラの中でも一番一般層に訴求できるキャラで、実際にめざましテレビ内でもかなり長くコーナー持っていた記憶がありますし、本当に活かさなかったのはもったいない話でしたね。その手の話は多少関わりがあるのではないかと思います。
不思議とあんまり話題になってないんですが、アークザラッドってPSクラシック収録タイトルなんですよね…。
PSクラシック、まだ出てから2年も経ってないのに。しかもアーク1と2、両方入ってるのに。
「古いゲームだから自社ソフトとはいえ知らないのも無理はない」で通るような話でもないと思います…。
ただただショックです。
PSクラシック、発売前はそれなりに話題になりましたが、発売後は少なくとも国内では基本的にさっぱりでしたからね。
エミュを使って動かすとか、愛を感じられない仕様がかつてのユーザーにすらも失望されたのだと思っています。実際にブログでも記事にした通り異常な速度で投げ売りが公式で行われましたし。
自社広報なんですから、自社のゲームを一番知っていなければいけない人がこれではガッカリしますよね…。
ゲームラボという雑誌で過去に「ハードメーカー窓口にクレーマー電話攻撃をして反応を記録」という記事がありました(今見るとコンプラ的にどうかと思いますが、元々アングラ系雑誌なので‥‥‥)。
それによるとSCE・MSはあからさまに「官僚的紋切型対応&早く切りたいのが見え見え」だったのに対し、任天堂だけは全く違い、繰り返される質問攻勢に滔々とよどみなく自社哲学を論理的に熱弁し続け、記事担当者が企画意図を忘れて感心してしまったそうです。
‥‥‥かつて『天と地と』という映画やゲームがありましたが、今回の件には、天と地の差という言葉がどうしても浮かんできてしまいます。
ゲームラボのその企画、確か見た記憶があります。確かにおっしゃっている反応だったと記憶しています。
とにかく事務的な返しであったSCEと比べて任天堂の対応はクレームを入れてみたけれど、最終的に記者が色々と納得していて好感度が上がっていたのが印象的でした。
今の任天堂とSIEは天と地どころではない差がついていると個人的には感じますね。