海外のインディーズとして、ショベルナイトを
リリースして、国内外で大きな反響を得たYacht Club Games。
海外のインディーズという立場ながら、ロックマンテイストの骨太2Dアクションである
ショベルナイトを制作したYacht Club Gamesは、なんと任天堂から正式に
ショベルナイトのamiiboまで制作してもらっているほどである。
今や本家がでなくなってしまったロックマンに代わって、非常に作り込みがされた
2Dドットアクションを作ったYacht Club Gamesは、この主力キャラクターを
殆どのハードでリリースしている。PSにもXboxにも3DSにもPCにもショベルナイトはリリースされている。
様々な機種でマルチで発売されているショベルナイト。追加コンテンツなどもあったとはいえ
既に最初の発売からは3年以上経過しているにも関わらず、一番後発で出した
スイッチ版が、一番売れていることをYacht Club Gamesの責任者が答えているとのこと!
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昨年4月のデータの時点で全世界で120万売り上げていることが確定。スイッチ版は40万DLぐらいの可能性?
ショベルナイトが一番最初にリリースされたのは、2014年6月にマルチで発売されている。
そこから、およそ2年。去年の4月にYacht Club Gamesが公表したところによれば
DL版とパッケージ版をあわせた全ての売り上げが120万本に到達していたことが記事になっている。
ショベルナイトのセールスが発表されています。
日本では任天堂が発売予定にしている「ショベルナイト」は、海外のインディゲームで、元々はダウンロード販売だけ行われていたものです。
そして、そのダウンロード版のセールスが、全世界で100万を突破したことが明らかになっています。
また、パッケージ版としてリリースされたものは約20万本売れており、パッケージ版+DL版の合計120万セールスの内訳は上のグラフのようになっていることが発表されています。
出典: ショベルナイトのセールス、全世界で100万ダウンロード突破。パッケージ版は20万本に より
この後、amiiboが同梱された3DS版のパッケージ版も発売されている。
データは2016年4月の時点なので、今現在では更にそれぞれのプラットフォームが
売り上げを伸ばしているのは当然といえるだろう。
しかし、その中にあってもっとも後発で出たスイッチ版が、今までの
全てのプラットフォームの売り上げの中でトップに立つということが起きてしまったと
Yacht Club Gamesの社員が言っていると記事になっている。
“Shovel Knight, which was almost 3 years old when the Switch launched, sold more units out of the gate than any other platform,” says Yacht Club’s David D’Angelo.
ちなみに、この引用記事のタイトルは、ニンテンドースイッチはインディーズ市場の
ゴールドラッシュだと述べているとおり、このショベルナイト以外にも
成功したインディーズの例が多数記事にされている。
今までショベルナイトが一番売れていたのは、おそらくPC版であるが
PCは全世界にユーザーが居て、その市場規模は当然スイッチとは比較にならない。
PCのユーザーに比べれば圧倒的に数が少ないスイッチが、3年後発、リリースから
僅かな期間で、どのプラットフォームよりも売り上げが多かったというのは
驚愕すべき事実であるといえるだろう。スイッチが小粒なタイトルにとって
非常に売り込みやすい市場であることは、このブログで散々過去述べてきたことなので
今更語るまでもない話だが、それにしても凄まじい話である。
2018/4/13追記
ショベルナイトが200万DLされたという記事が海外より届いており
スイッチ版の売上は、200万本時点で全体の17.6%ということで
売上は大体35.2万本程度ということになります。
この記事では、最初全てのプラットフォームの売上でスイッチが最大になったという
書き方をしておりますが、正確にはロンチ時から一ヶ月という期間の売上が
最後発であるにも関わらず、スイッチが最大になったという意味だったということかと思います。
最新の記事を更新していますので、↓の記事を御覧ください。
【大台】ショベルナイトが全機種合算で200万DLを突破!スイッチ版はそのうちの17.6%の売上と判明!
ショベルナイトは16年4月の時点の120万本ですが
今年5月のスイッチ版国内配信(海外は3月)の時点で150万本
と明記されてるんですよね
https://www.famitsu.com/news/201705/29134148.html
この間、特に変わったことといえば、海外でスイッチ版ショベルナイトが配信された
ことぐらいしかないので、増えた30万本のうちかなりの割合がスイッチ版の売上だと
推察されます 全てではなくても国内版配信までに20~22万程度
そこから国内版配信から現在までジワ売れ・・・と考えれば
他の機種より~というのも決しておかしくない数字だと思います
ショベルナイトは、4月末時点で全世界35万DLに達しているスニッパーズ同様、
北米ESHOPショップランキングでかなり長い間、上位にいましたからね
それにしても、これが本当ならボンバーマンRやウルスト2並みに売れた(しかもDLなので
実売で)ことになりますが、すごい時代になったもんだと実感しますね・・・
ということは、普及台数がそんなに無いときからショベルナイトは
売れていた…ということなんですね。いやはや恐ろしい…。
スイッチというコンソールが、こういったタイトルをプレイさせる
利便性に恐ろしいほど優れているということになります。
日本でも、その内容から高い評価を受けた作品ですし、本当
スイッチは、こういった小粒タイトルのプレイに相性が良すぎるハードということです。
これは、このブログでこういった記事をいくつも書いているのですが
改めてこういった話が出てくる度に、そのポテンシャルの高さに驚くばかりです。
本当に凄まじい市場が生まれつつありますね。
面白いゲームが評価されてちゃんと売れるようになって何よりです
ミニファミコンのヒットもそれを象徴する感じですが
グラフィックなんて脳内補完でいくらでもキレイに出来るんで(笑)
面白いゲームをどんどん作ってほしいですねー
手軽にサクッと遊べるのもスイッチの魅力
手軽にサクッと買えちゃうのはスイッチの魔力・・・
個人的な持論ですが、ゲームにはゲームでしか出来ないことを
とことん追求してほしいんですよね。なので、個人的にグラがキレイとかは
全く以ってゲームに不要な要素なんですよ。グラの綺麗さを求めるのであれば
実写映画でも見ていれば良いと思いますので。
想像をさせる余地があるほうが個人的には好きなんですよ。
それにしても、スイッチのゲームを買わせる魔力は確かにヤバイ…。
自分も積みゲーだけがどんどん増えていきますよ…w