今年、シリーズ誕生25周年を迎える、アトラスの主力IPである
真・女神転生シリーズ。
元々、西谷史のライトノベルを、当時はまだデベロッパーに過ぎなかった
アトラスが開発、ナムコをパブリッシャーとして、発売した女神転生が
本来シリーズ一作目ではあるのだが、その後アトラスが独自の会社として
名義を出すようになったのが、1992年に発売された真・女神転生シリーズというわけである。
これは、西谷氏の手を離れて、アトラス独自のオリジナルタイトルとしてシリーズが展開されていくこととなる。
最新作は、3DSで去年発売された真・女神転生IV FINALになる。
10月26日には、DSで発売された、シリーズタイトルを冠しながらも
ナンバリングではなかった、STRANGE JOURNEYのリメイク版である
DEEP STRANGE JOURNEYも発売が決定している。
これらのタイトルとは別に、真・女神転生の新作は、ニンテンドースイッチで
出ることが、ニンテンドースイッチプレゼンテーションの時に、コンセプト映像が流されたため
ほぼ確定的となっていたが、アトラスからの公式の発表は無かった。
しかし、アトラスのコンシューマーの責任者が、ニンテンドースイッチで
女神転生の新作を、鋭意製作中であることを公言し、遂にアトラスからも正式な発表が行われることとなった。
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アトラスの最高責任者である平岡局長による告知が、公式サイトに掲載。
アトラスの現時点で、コンシューマー部門に於いての最高責任者的立場にある
平岡直人は、女神転生公式サイトに於いて
今現状の女神転生シリーズの展望を述べている。
公式サイトの、25周年によせての
バナーをクリックすると現れる文章の一部を引用する。
さてこの機会に、これからのメガテンについて少しお話ししたいと思います。
まずメガテンシリーズは、アトラスにとって創業当時からの最も重要なIPの1つです。それは今後も変わりません。
一方、『Ⅲ』から『Ⅳ』の間が、『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』の発売を挟んだとはいえ、時間的に空いてしまったこと。
ならびにリスタートしてからの内容が、「我々にとってベストだったか?」と自問自答すると、やりたかった事や、やりたい事がまだまだある。と、そういう思いに至ることもしばしばです。その想いを胸に今、『真・女神転生シリーズ 最新作(仮)』(Nintendo Switch)の開発に全力で集中しています。
引用元: 真・女神転生 25周年によせて
というわけで、今まではニンテンドースイッチのプレゼンテーションのみで
公開されていた、ニンテンドースイッチ版の女神転生は、ちゃんと開発されているということが
アトラスの責任者より明らかにされた形である。わかっては居た話であるが
公式で改めて、このように発言してくれると安心できるというもの。
後は、この新たな女神転生がスイッチ独占なのか、マルチタイトルになるのかといったところは気になるが
とにかく、スイッチという据置にもなるゲーム機で新たなメガテンが出来るのは嬉しい限り。
実は、真・女神転生シリーズは、III以降は携帯機(SJ・4)となっているので
据置で発売されるのは、実に13年ぶり(3が2004年にマニアクスが発売のため)の
最新作となるわけで、期待は否が応でも高まるというものである。
開発中の真・女神転生は、果たしてナンバリング最新作の5となるのだろうか?
そして、ナンバリングであれば、やはりまた東京が壊滅するのか。
このあたりのお約束がどうなっているかは非常に気になるので
さらなる続報が公開されることを期待したい。