今や、一つのゲームジャンルとして、ニッチな市場とは言え

もはや定着しているジャンルである恋愛SLG・ADV


ゲーム内の美少女キャラを攻略して、恋人となることでクリアという

恋愛SLGや、美少女キャラが様々なシチュエーションの置かれて

物語性を強めた、恋愛ADVというジャンルは、今もPCのアダルトゲーや

CSハードでは、特にPS Vitaなどで多数のゲームが展開されている。

ゲーム性が低いことから、紙芝居ゲームなどと揶揄されることもしばしばだが

それでも、一定のユーザーが居るのは間違いないジャンルの一つである。


その美少女恋愛モノを定着させたのは、まず間違いなく、コナミが

PCEで出したときめきメモリアル

一役買っているのは、日本のゲーム史を語る上で外せない事実であろう。



完璧超人と言われた、藤崎詩織を始めとして、個性豊かなヒロインたちが

多数登場するこのゲームは、間違いなく人生を狂わせるレベルでのめり込んでしまった

ユーザーを一定数作り出した。そしてその後、案の定と言うか、業界の常として

このときめきメモリアルの人気にあやかろうと、様々な恋愛SLGが様々なメーカーから登場した。


その多数出た恋愛SLGの中に、SSでNECインターチャネルが展開したゲームに

センチメンタルグラフティというタイトルがあった。



恋愛SLGが乱立していた当時、ありえないほどの広告戦略を

発売前から取り、発売日に期待を異常に高めておいて発売されたこのソフトは

とんでもない出来で、発売前に期待を持っていたファンをクソゲーという

最大の裏切りをもって、切り捨て、発売後すぐに値崩れ。

そして、その後新品ですら100円とか、そんな価格で投げ売られてしまう

とんでもない別の意味での伝説を生み出したゲームである。

このセンチメンタルグラフティについては、いちいち語っていたらキリがないので

検索サイトで確認いただきたいが、とにかく大々的な広告戦略で

期待をマックスに煽っておきながら、出てきたゲームはクソ以外の何者でもなかった

今なお、語り継がれるゲームである。そんな伝説のゲームの新プロジェクトが始動したらしい。


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20周年を迎えたセンチメンタルグラフティに新たな展開が?謎の記念プロジェクトが始動。

セガサターン版のセンチメンタルグラフティが発売されたのは

1998年の1月22日である。当時、ファミ通読者だった管理人は

このゲームについては、全く興味が無かったが、そのファミ通誌面で

発売前から異常な猛プッシュをされていたことだけは

鮮明に覚えている。登場するヒロインのそれぞれの紹介だったり、発売する前から

それぞれのヒロインのキャラクターグッズの紹介だったり…。

12人のヒロインが居たため、毎週1人のキャラを紹介するだけでも12週の時間が取れる。

発売前のソフトなのに、凄まじい宣伝…今で言うならもはや露骨なまでの

ダイレクトマーケティングであった。切なさをキーワードにして

幼少の頃、転校を繰り返した主人公が、全国各地に散らばる12人のヒロインの誰かから

一通の手紙をもらい、その手紙の差出人を探すために

高校生でありながらバイトをして、毎週全国各地に散らばるヒロインに会いに行きデートを重ねる

という、なんともトチ狂った設定が凄まじい。主人公の財布が切なさで溢れるような気がするが…←


商業的には、悪い意味で伝説になってしまったセンチメンタルグラフティだが

その20周年記念プロジェクトが何の前触れもなく突然動き始めたらしい。

以下、その内容を報じているネットニュースを引用。

 1998年にセガサターンで発売され、今年(2018年)で20周年を迎える恋愛ゲーム「センチメンタルグラフティ」。その20周年プロジェクトが突然スタートし、Twitterがざわついています。

 現時点では公式Twitterと思われる「@senti_20th(センチ20thプロジェクト)」がオープンしているのみですが、リプライで聞いてみたところ「間違いなく公式です」との回答。プロジェクトの今後については「まだまだ情報が少なくて恐縮ですが、これから順次アップしていきますのでよろしければ今後もご注目いただけましたら幸いです」とのことでした。

 「センチメンタルグラフティ」が発売されたのは今からちょうど20年前の1998年1月22日。発売に先駆けて声優によるラジオ番組を放送したり、ヒロインの声優を一般から公募したりといった大々的なプロジェクト展開が功を奏し、発売前から大きな注目を集めた作品でした。特に本編に先駆け、プレディスクとして発売された「センチメンタルグラフティ ファーストウィンドウ」は予約殺到でプレミアがついたほど。

というわけで、公式ツイッターアカウントはこちらになるようだ。

20年前、多くの熱心なファンを一瞬で失望させたセンチメンタルグラフティが

今更何を行うというのだろうか…。DCでセンチメンタルグラフティ2も出ていることは出ているが

このゲームを高評価している人は殆ど居ない。もはや一発ネタじゃないのか?と思うような

公式のプロジェクトである。一体、誰得なのだろうか…。

まさか、新作のセンチメンタルグラフティ3が出る…とは考えづらいと思うが

一応、20年前にゲーム業界を一時的にも騒がせた伝説のタイトルが

長い沈黙を破っての再始動となる。全く期待していないが、ゲームブログの管理人として

この後どんな情報が出てくるかだけはチェックしてみようかと思う。

ああ。そういえば、このゲーム、1も2も100円で買って家の何処かに眠っているなあ…。←


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