1996年、PSでソニー製ファーストタイトルとして発売された

RPGゲームであるポポロクロイス物語



元々は朝日小学生新聞に連載されていた、田森庸介原作の漫画である。



ピエトロ王子が活躍する、童話的な雰囲気があるRPGで

当時はライト層にも訴求できていた、PSのファーストタイトルとして

存在感のあるタイトルであった。そこそこの人気を獲得するに至り

最終的にPS2まで、幾つかのシリーズタイトルがリリースされた。


しかし、PS3以降は、プレイヤー層が様変わりしたこともあって

全く音沙汰が無くなり、新作が発売されることは全くなくなった。

PSで出たのは2005年にPSPで初代と2をリメイクしたものを

カップリングしたポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険であった。



ポポロクロイス物語は、しばらく音沙汰がなくなったことによって

例によって、ソニー自身に殺されたIPとなってしまったが、その後2015年に

マーベラスから、まさかのニンテンドー3DSでマーベラスが持つIPである

牧場物語シリーズとコラボしたポポロクロイス牧場物語が発売された。



かつてのソニーのファーストタイトルだった、ポポロクロイス物語が

ニンテンドー3DSに発売となったことに、当時のゲーマーは驚愕し

任天堂ハードになったとはいえ、ポポロクロイスの新たな作品が出来るということに

感激したユーザーも多かったようである。そして、このポポロクロイスシリーズは

最近、最新作が作られているというような噂が出ており、そろそろ発表されるのでは?

という観測が出ていたのだが…どうやら、大方の予想の悪い方に転がってしまったようだ。


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セガがスマホで『ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛』をリリースへ。コレジャナイ・・・

TGSがいよいよ、来週に控えているが、そのTGSの場でセガブースが

新たにリリースするスマートフォン向けのアプリとして

ポポロクロイスの新作がリリースされることとなった。

タイトルは『ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛』とのこと。

『ポポロクロイス物語』最新作がスマホに!

スマホ向けRPG 『ポポロクロイス物語 ~ナルシアの涙と妖精の笛』の制作発表が、2017年9月23日“東京ゲームショウ2017”セガブースのステージにて行われる。

『ポポロクロイス物語』は、作家、田森庸介氏が1978年に漫画作品として発表し、これを原作に1996年ゲーム化、1998年TVアニメ化された冒険物語。『ポポロ』作品の、愛、友情、思いやりをテーマにしたストーリーは、心あたたまる物語として多くの人々の共感を得てきた。

当時のシリーズ作を手がけていたepicsが制作し、セガからリリースされる今回の最新作は、『ポポロ』らしさはもちろんのこと、大人に成長する“王子ピエトロ”と“森の魔女ナルシア”が大きな使命に立ち向かう姿を3Dで描いた、愛と友情の感動物語が楽しめるPRGとして登場。

個性豊かな3Dキャラクターが、迫力のバトルやボリュームたっぷりストーリーイベントで物語を紡いでいくとのこと。

以前から、新作はスマホ向けだろうという予測がされていたが

いざ発表されてみるとやはり、ガッカリである。

基本無料のアプリ内課金…すなわちF2Pとなるようである。

スマホアプリが悪いとは言わないが、日本のCSゲームをそのままスマホに持ってきて

サービスを開始したものの大体は、短命に終わっているものが多い。

記憶に新しいところでは、ファンからは全く望まれないものになって

批判を多く受けたままサービスを閉じた、ブレスオブファイア6などがある。

ポポロクロイスがどのような展開がされるかわからない、現時点で批判をするのは差し控えるが

コレジャナイ…と感じたファンは多いのではないだろうか。


リリースするセガはセガで、ポポロクロイスを求めているユーザーの

潜在的なニーズに応えられるのかどうかが、今後の行方を占うカギになると思うが

果たして、そこをうまくやることが出来るのか…今から嫌な予感しか感じない

個人的には非常に失望した発表と感じた。


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