(この記事はタレコミから作成しています。情報提供ありがとうございました。)
据置機と携帯機のハイブリッドハードであるニンテンドースイッチ。
当ブログでは既に何度も言及しているように、据置でありながらも
かなりのレベルのゲームを携帯モードでも動かすことが出来る
このハイブリッドハードは、おおよそ極端なスペックを要求するタイトル以外は
全てのゲームと相性が良いと断言していい、魅力的なハードとなっている。
また、任天堂ユーザーがソフトを買ってくれることもあり、特に据置オンリーでは
やや厳しい、小粒なタイトル…すなわちインディーズタイトルが、他のハードと比べて
非常に良く売れることが明らかとなっている。しょっちゅうセールを行う
Steamよりもソフトが売れているといった証言も、開発者から続々出ており
現在のインディーズシーンでは、まさにニンテンドースイッチは一発当てれば
大きな市場という、非常に魅力的な市場になりつつある。
この特性から今まで任天堂ハードに積極的にゲームを
出してこなかったようなサードが、スイッチに続々と参入を決定している。
またインディーズもSteamや他機種で好評を博したようなタイトルは
後発でスイッチに移植されることも多くなっており、挙げ句、全てのプラットフォームに
匹敵、あるいはそれ以上の売上を上げるということも珍しくなくなっている。
さて、今回はとある日本のディベロッパーが開発し
これからPCとPS4とスイッチのマルチで出るあるタイトルが
瞬殺されてしまったという話である。
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京都のディベロッパーであるQ-Gamesが開発した『PixelJunk Monsters 2 Collector’s Edition』が予約開始からわずか14分で、スイッチ版の2500本が完売する。
今回の話題は、京都に会社を構えるQ-Gamesが発売する
『PixelJunk Monsters 2』というタイトルである。
このソフトは、スパイク・チュンソフトがパブリッシャーとなり発売予定のゲームで
5月24日にスイッチ版とPS4版、そして5月26日にPC版が発売予定となっている。
この『PixceJunk Monsters2』の限定版を、PS4版は1500本、スイッチ版は2500本を
用意して、5月18日の23時から予約を受け付けたところ、なんとスイッチ版の2500本は
わずか14分で予約が終了になってしまったとのこと!!
『Limited Run Games™ Collection』より、Monsters 2 のパッケージ版が発売される事になりました!海外サービスですが日本からでも購入可能です。https://t.co/NCPJla3TNy
プレオーダーは 5/18 23:00~ 開始予定です。
通常版とコレクターズエディションの2つから選べます!#PixelJunkMonsters2 pic.twitter.com/hyPDAJqPid— Q-Games (@PixelJunkJP) 2018年5月15日
コレクターズエディションには数に限りがありますので、ご注意ください。
Switch版:2500本
PS4版:1500本#PixelJunkMonsters2— Q-Games (@PixelJunkJP) 2018年5月15日
本日、23:00から
『Limited Run Games™ Collection』のプレオーダー開始となります!#PixelJunkMonsters2— Q-Games (@PixelJunkJP) 2018年5月17日
『Limited Run Games™ Collection』
プレオーダー開始されました〜#PixelJunkMonsters2— Q-Games (@PixelJunkJP) 2018年5月18日
スイッチ版のコレクターズエディションは、早くも売り切れになってしまったようです。
ありがとうごさいます!!#PixelJunkMonsters2
— Q-Games (@PixelJunkJP) 2018年5月18日
スイッチ版のコレクターズエディションは、あっという間に売り切れになってしまいました。
ほかのプラットフォームも数に限りがありますので、なくなってしまわなううちに是非どうぞ~
PC:https://t.co/3LF8Z6EaMj#PixelJunkMonsters2
— Q-Games (@PixelJunkJP) 2018年5月18日
というわけで、一連の流れのツイートをみると、予約開始から14分でスイッチ版のみ予約が瞬殺状態に…。
そして、1500本でスイッチ版より1000本少ないPS4の限定版は、まだこちらの通販サイトに
アクセスすると、現時点でも完売状態になっていないようだ。
何よりも驚くのは、このPixelJunkシリーズは、PSメインで展開してきたタイトルであり
実は今回のPixelJunk Monsters 2が任天堂ハードでは初のリリースなのである。
Wikiからシリーズ一覧リストと、そのプラットフォームをわかりやすく貼ってみる。
シリーズ一覧
1-1 PixelJunk レーサーズ PlayStation 3 2007年9月20日
1-1a PixelJunk レーサーズ 2nd LAP PlayStation 3 2010年7月15日
1-2 PixelJunk モンスターズ PlayStation 3 2007年12月6日
1-2a PixelJunk モンスターズ アンコール PlayStation 3 2008年4月24日 追加データ
PixelJunk モンスターズ デラックス PSP 2009年11月1日
PixelJunk モンスターズ オンライン Facebook用アプリ 基本プレイ無料・アイテム課金制
PixelJunk Monsters Ultimate Microsoft Windows Mac OS X Linux 2013年8月27日
PixelJunk Monsters Ultimate HD PS Vita 2013年11月26日
1-3 PixelJunk Eden PlayStation 3 2008年7月31日, Microsoft Windows 2012年2月3日
1-3a PixelJunk Eden アンコール PlayStation 3 2009年4月16日 追加データ
1-4 PixelJunk シューター PlayStation 3 2009年12月24日, Microsoft Windows Mac OS X Linux 2013年11月12日
1-4a PixelJunk シューター2 PlayStation 3 2011年3月3日
1-4b PixelJunk サイドスクローラー PlayStation 3 2011年11月10日
1-5 PixelJunk 4am PlayStation 3 2012年6月5日 PlayStation Move対応
1-6 PixelJunk nom nom Galaxy Microsoft Windows 2014年3月14日
PixelJunk Shooter Ultimate PlayStation 4
PlayStation Vita 2014年6月18日
PixelJunk VR Dead Hungry Microsoft Windows 2016年12月6日 Oculus TouchまたはHTC Vive対応
PlayStation 4 2017年10月25日 PlayStation VR専用 PlayStation Move対応※表部分を抜粋
引用元: PixelJunk
ここから言えるのは、PS4とスイッチを両方持っているようなゲーマーであれば
スイッチ版を選んでいるということ、そしてPSで今までメインに展開してきたにも関わらず
PSにはゲームを買うユーザーが、任天堂ユーザーより少ない…というような
状況が類推できる。いやはや…こんな結果が出るとは…スイッチの利便性は
やはり多くのゲーマーが評価しているということなのだろう。
これでは、数々の開発者がスイッチにゲームを出したがる理由も分かるというもの…。
現実とはこうも無慈悲なものと、改めて思う。