ゲーム音楽が大大大好きで←
もはやライフワークとなっている、死ぬまでゲーマーでいたい!の管理人が
自分が今まで聴いた中でお気に入りのゲームサントラの感想を垂れ流す
全くもって需要がないコンテンツの第三回目です!
一回目にロマサガ、二回目に天地創造のサントラを紹介してきまして
今回は第三回目の更新を行いたいと思います!
前二回はSFCのJRPGのタイトルで、ロマサガはおそらく自分のお金で買った
初のゲームサントラであるということ。そして二枚目の天地創造は自分が多感な中学生の頃に出会い
冗談ではないレベルで、自分のその後の人生の考え方にも大きな影響を与えたタイトルということ。
そして何よりも音楽が好きすぎるということで、紹介させていただいたわけですが
今回の第三回で紹介するのもまた、そんな自分のゲーム音楽人生に於いて
大きな印象を残しているサントラの紹介です。
とはいっても、今回紹介するのは正直ゲームサントラとくくって良いものなのか?
若干抵抗もあるようなタイトルとなります。コナミが1997年にアーケードで稼働させた
beatmaniaシリーズの一つで、5つの鍵盤から7つの鍵盤にグレードアップした
今もシリーズが続くタイトルの6作目にあたるタイトルのCDということになります!
Sponsored Link
嗚呼、思い出のゲームCD 三枚目『beatmania IIDX 5th style Original Soundtracks』
というわけで、今は29作目が絶賛アーケードで稼働中の、既にシリーズが20年以上経過している
コナミの音ゲーの中でももっとも古参のタイトルとなるbeatmania IIDXシリーズの
6作目のサントラである『beatmania IIDX 5th style Original Soundtracks』が
今回紹介する思い出のゲームCDとなります!
beatmania IIDX 5th style Original Soundtracksなのになんで6作目?と思う方もおられるかもしれませんが
beatmania IIDXは初代と2nd styleの間にSubstreamというバージョンがあるためです。
大長編ドラえもんで言えば、ぼく、桃太郎のなんなのさみたいな立ち位置ですな(わかりにくい
ちなみに、このSubstreamのみ唯一他コナミ音ゲーとのリンクでDDRとセッションプレイが出来たバージョンでもあります。
完全余談なので、シリーズのナンバリングについてはこれで打ち切りにします←
本題のbeatmania IIDX 5th style Original Soundtracksのほうに話を戻します。
このタイトルはまず、システム的なものでいえば、ハイスピードオプション(シーケンスの流れる早さを上げられる)が
初めて3段階まで選べるようになったタイトル。またそれまで7段階であった譜面難易度に禁という言葉をつけることによって
7よりも更に難しい7という難易度が登場していくタイトルでもあります。(以降難易度はインフレ傾向に)
このbeatmania IIDX 5th style Original Soundtracksがなぜ個人的に思い出深いかというと
この頃から本格的にIIDXをやり始めたということもありますが、中国に留学していた時代に
色々と気を紛らわせるべく聴いていたというのが大きいです。
中国の上海に居たのですが、当時の上海で日本であるほどのゲーセンは一般的ではなく
当然ながらIIDXなんてのはほとんどできない…という状況にあったのでせめて音楽だけでも…という形でした。
(上海のヤオハンの上層に実はIIDXがあったのですがVerが古く誰もやらないため、プレイし始めると野次馬がたかる有様←)
IIDXをやりたい気持ちをこのサントラで代用していたと言ったところです。
この5thは参加しているアーティストも豪華で、特にsampling master MEGA名義で
シリーズに初参加しためがてん細江こと細江慎治氏や、当時はコナミ在籍であった
サイレントヒルなどの音楽を手掛けていた山岡晃氏が複数曲を提供しています。
ガッチガチの縦連の嵐、outer wallなどの癖が強い譜面、IVIZAトランス3部作の2作目に当たる
in my eyes、低難易度のくせに最後の高速トリルが殺しに来ているRISLIMなどは思い出深いですね。
また、それまでの作品でガッチガチのテクノ系ミュージックを多くリリースしてきた
TaQこと榊原琢氏のまさかのガチバラードstill my wordsも当時良く聴いておりました。
また、上野圭一氏によるgentle stressに次ぐエモすぎるムンベであるTHE CUBEも大好きな一曲。
特にTHE CUBEはアナザーになるとリズムパートを延々と刻むというまさにbeatmaniaな曲になるのもインパクトが強かった。
そして、何より後にIIDXを代表する曲としてしばらく君臨することになる
DJ TAKAによるクラシックの名作・ヴィヴァルディの四季より冬の楽章をアレンジした
楽曲であるVは、当時のIIDXの集大成的な曲となっておりました。
7KEYS譜面(現HYPER)ですら1252という圧倒的な物量であり
アナザーにすると1519ノートになるという当時ではぶっちぎりの物量譜面であったV。
今でもその美しい譜面は、支持を得ている楽曲で人気の高い一曲です。
5thには盟友であったTaQ氏とDJ TAKA氏が初めて合作で作った
Outphase名義の楽曲Syncも登場。二人の良いところが合わさった壮大な楽曲となっています。
この二人のコラボ・Outphaseはなかなかレアで、この後も6thでのSummer Vacation。
そして9thのボス曲となっていたquasarの3曲しかなく、もっとこの二人の合作の曲を聴きたかったというのが本音ですね。
しかし今まで挙げてきた曲よりも更に好きな曲なのが、Ayaによるジャンル
サウンドトラックという謎ジャンルの一曲であるsometimeです。
確かに言われてみると映画のエンディングみたいな感じの一曲で
壮大な中にも感動がある一曲となっており、この曲も良く聴いたものです。
他にも多数聴いた曲があり、思い出の一枚に相応しいサントラなのですが
個人的に評価しているのは、このサントラのブックレットです。
CD一枚組でありながら、一曲が大体1分半~2分程度なこともあって
40曲、このサントラには収録されているのですが、ブックレットには
公式HPに掲載されていた、アーティストのそれぞれの個別コメントが基本的にほぼ全て掲載されているのです。
後のシリーズは、一つのシリーズに曲が多くなりすぎたこともあってコメントが載ることがほぼなくなりました。
(その後のシリーズは歌ものの歌詞が掲載されることに。8thと9thと、特装版があるシリーズサントラ除く)
そのアーティストによる個別コメントを眺めるのがなぜか好きで
自分が今まで購入してきたゲームサントラの中でも、随一にブックレットを読んだタイトルだと思います。
留学という異国の地での一人暮らしを紛らわせるためのサントラとして
本当によく聴いたCDで、今もその思い出が心に残る特別な一枚であるのです。
ヤオハンとは‥‥‥懐かしい名前です。
自分は90年代後半にロンドンで数か月滞在した際、現地のヤオハンにお世話になっておりました。 やや郊外にあり、日本の食材や書籍などが豊富かつリーズナブルでした(ゲーセンがあったかどうかは‥‥‥当時日々の課題にテンパってせいか記憶がおぼろですが)
さて、beatmaniaシリーズは、ゲーム音楽を語るうえで外せないタイトルですね! 当時ほんの少し前までときメモの印象が強かったコナミが、本作でみるみるクールなイメージに変貌したことに驚いた記憶が。
あの時代の洋楽指向・クラブカルチャー・テクノ的サウンドに対し、80年代的泥臭さが日に日に音楽一般から消失していくことに寂しさを感じていた僕は、あえて耳を塞ぎ聴くことを回避する傾向がありましたが(今思えば何の独り相撲だったのか‥‥‥)、今素直に聞き返すと、とんでもなくクオリティが高いことを肌身で実感します。
20年遅れですが、自分もビートの海に漕ぎ出してみようかなあ(小声)
新潟ではヤオハンは一般的ではないので、自分は実は当時は知らなかったのですが、上海で日本の企業が出している百貨店としては大きなものでしたので、それなりに寮から遠かったものの何度か通いました。今となっては懐かしい思い出です。買い物するよりは、そのIIDXをやるのが目的でしたねw
beatmaniaは1997年稼働で、このIIDXはたしか1999年に稼働だったかな。
当時ゲーセンでバカでかい筐体が突然ドンと置かれて、しかも1プレイが300円もするということで最初は全くもって縁がなかったのですが、その収録曲に魅せられて徐々にプレイするようになって一時は相当プレイしてました。結局うまくならなかったですが、スコアラーとしての素質はあってかんたん譜面限定ですが全国TOPなども取っていた思い入れのあるゲームです。
おっしゃるとおり、様々な音楽のごった煮というような(家庭用にGOTTAミックスなんてバージョンもあります)ゲームで、ゲーム音楽というのは若干特殊なタイトルなのですが、クオリティが高い曲が多いのは間違いないですね。
今からbeatの海に漕ぎ出す…全然問題ないと思いますよwもしひろぽんさんがプレイヤーになったらオフ会でもやってみたいですねぇ←