据置機と携帯機のハイブリッドということで、極端なマシンスペックを

求めるゲーム以外とは、相性が良いニンテンドースイッチ



この特性は、特に大作ではなく、インディーズなどと呼ばれる

小規模なタイトルの開発者にとっては、うってつけの特性となっており

今までSteamやPS・Xboxなどに出したゲームを、スイッチに最後発で

移植したところ、既に発売している他の機種と同等、場合によっては

最大の売上を記録すると言った事象が多数出てきている。


このブログでも、関連記事は多数書いているので、いちいち全てに

リンクを貼ると大変なので、ゲーム売上カテゴリにて参照していただきたいが

ようやく明日で発売一年目を迎えるスイッチにもかかわらず、多数の成功報告が行われている。

そして、その成功報告に新たな一つの事例がまたしても追加されることになった!


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スマホでは360円販売の『おじいちゃんの記憶を巡る旅』が、リリース1週間でスイッチへの開発費用を回収したと報告される!

今回の成功報告は、先月の22日(海外では20日)にスイッチにDL専用ソフトとしてリリースされた

おじいちゃんの記憶を巡る旅(海外名:Old Man’s Journey)である。

既にスマホやPCで、日本ではスマホ版が360円でリリースされているタイトルなのだが

スイッチ版は、かなり割高と感じる1000円での配信となっている。

この『おじいちゃんの記憶を巡る旅』の開発者が、スイッチへの移植にかかった費用を

わずか1週間で回収してしまったことを自身のツイッターにて明らかにしている!



管理人はプレイしてはいないが、ゲームというよりは雰囲気を楽しむゲームのようで

1000円は内容に対して、高いのではないかという意見も出てはいるようだ。

しかし、結果はご覧の通りで、1週間で開発費用が回収できてしまったということは

それなりに売れたということなのだろう。今回のこの結果に、開発者は

スイッチのシステムをエコシステム(エコロジーではなくエコノミーだろう)であると評している。

要は対費用効果が非常に良いということなのだろう。


スイッチはゲームの開発が容易で、またスマホなどからの移植の難易度が低いと言われている。

また、開発機材も安いため、このような結果が出たということなのだろう。

スマホ市場は、少なくとも日本ではガチャを抵抗なく回すユーザーが一定数居る一方で

買い切りはかなり安い値段設定でも、高いと評されるほどの歪な市場が出来上がっている。

スーパーマリオランが1200円という値段にも関わらず、そこまで買い切りするユーザーが

増えなかったのは、まさにその典型的な例とも言える。

しかし、同じ内容のゲームでも、スイッチでリリースすると何故かかなり買われるようで

元々ゲーム専用機として販売しているスイッチでの、ゲームを買うまでの心理への誘導が

非常に敷居が低いとか、そんな感じなのかなと個人的には推測している。

スイッチに移植すれば、無条件で売れるとは言わないが、少なくともスマホ市場よりは

ずっと健全で、開発者にチャンスがある市場が既に築き上げられていると言っていいだろう。

今後も、こういった成功例を見た多くのインディーズやサードがスイッチに積極的に

ゲームをリリースすると考えられる。今後のソフトリリースについても、非常に楽しみなハードと言えるだろう。


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