毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
先週はスイッチでマリオワンダー、PS5でスパイダーマン2という大型ファーストタイトルが
同じ週に出たため、その2作品がワンツーフィニッシュになるだろうと予測していたが
結果はすでに昨日の速報通り、その予測通りという結果になっていた。
TOP30の結果では、消化率も出てくるので、まずはワンツーを取った2大ビッグタイトルの
消化率の確認と、11位以降の結果を早速見ていきたいと思う。
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【ファミ通】2023年10月16日~2023年10月22日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2023年10月16日~2023年10月22日
まずはマリオとスパイダーマンの消化率。
任天堂の大型タイトルは、年末商戦前に一気に仕入れがあるイメージで
大きく売れても緑色ということが割りとよくあるが、今回のマリオは
60~80%ということで、想定以上に売れているのではと思われる。
今後、更に出荷が行われるであろうということと、来月発売予定の
マリオRPGリメイクもあるわけで、まだまだ数字を伸ばす余地が大きいのは間違いない。
一方のスパイダーマンの消化率は40~60%となっており、出荷数的には15万本程度と予想できる。
スパイダーマンの前の売上は30万本は行ったような?記憶があるが、それと比べると
出荷数も少なく、また売上も少なかったというのが見える結果となっている。
11月10日に軽量版が発売予定になっていて、その時にある程度釣られて売れるとは思われるが
いずれにせよ、SIEの大型タイトルですらこれしか売れないのは問題のほうが大きいように思える。
9位に入っていたソニックは、消化率がかなりまずいことに…。
これは確実に年末商戦でドサクサに紛れて値引きされていそうな状況。
どこかの小売は入荷数を少なくしたというような話をしていて
そちらが正解だったというコメントをしている関係者もいるようだが、寂しい限りである。
11位以下の新作は、まず11位にプレイズムから発売されている恐怖の世界がある。
プレイズムはここのところ、そこそこの結果を出すインディーズをリリースしており
こちらもインディーズタイトルとして、なかなか頑張っているという印象。
ただ、消化率はかなり低いことになっているので、小売も入荷数を見誤ったかという印象はある。
他はいつもの定番ソフトと、まだ新作で残っているタイトルの混合といったところだが
リアセカイは結構厳しいかなという印象。ブシロードはスマホゲーなどのほうでは
結構な存在感があるが、家庭用ではまだまだ発展途上。今後どれだけ存在感を増してくるかも注目したい。