毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
先週がGWの真っ只中であったため、ファミ通は毎年恒例となっているが
先週の速報とTOP30については、集計を発表していなかった。
昨日の速報で、2週合算とはいえ発売から丸6年が経ったマリオカート8DXが
まさかのトップを取ることとなり、これはもしかすると、発売してから
もっとも時間が経ってのトップ奪取ではないのかなと思ったりする。
1週ごとで見れば、マリオカート8DXはおそらく首位ではないはずであるが
元々GWでの家族で楽しむ需要と、やはりマリオ映画のヒットが
この丸6年経ったソフトの異例のトップ奪取に繋がったのではないかと思っている。
マリオというコンテンツの強さと、マリオカートというIPの息の長さを
同時に思い知った、昨日の速報であったがそれぞれの週の結果はどうだったであろうか?
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【ファミ通】2023年4月24日~2023年4月30日・2023年5月1日~2023年5月7日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2023年4月24日~2023年4月30日
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2023年5月1日~2023年5月7日
まずは新作消化率から。322週目に発売されたスター・ウォーズ ジェダイ:サバイバーついては
2週目含めて、消化率は60~80%とまずまずといったところ。
1週目で既にこの消化率なので、80%に近い消化率なのではないかと思う。
これであれば、小売はそこまでダメージは大きくないのではないだろうか。
323週目の新作として登場したPS4版ホグワーツ・レガシーもまずまずの消化率。
既にPS5版が17万本以上売れているので、この消化率はなかなかのものだと思う。
現時点でのマルチ合算の売上は20万本を超えたということになり、PS界隈では久々の大ヒットタイトルとなっている。
もっとも、この後スイッチ版も後発マルチで出る予定はあるが…スイッチ版は7月25日発売予定。
322週目には新作が多く出ており、数は少ないながらも幾つかがランクイン。
まずは、この手のゲームで結構なノウハウが出てきたように思うMAGES.が発売した
アニメ化もされた人気ライトノベルのゲーム化である
やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完がマルチでランクイン。
スイッチ版は5位、PS4版は12位と健闘しており、消化率も出荷分は捌けた感じである。
MAGES.が出しているこの手のゲームは他に、この素晴らしい世界に祝福を!であったり
PS界隈では相当なキラータイトルとなっている、五等分の花嫁があったりするが
こちらもやはり原作が相当な人気のあったタイトルだけに、これだけの売上が記録できたと言える。
完全初動型で、323週目にはランクインはしていないが、消化率から見るに大成功といった部類だろう。
7位には急ピッチでスイッチに、過去のゲームを移植し始めているファルコムの
主力IPシリーズ・イースのシリーズ3作めのリメイク作品を、更にHDリマスターした
イース -フェルガナの誓い-がランクインしている。こちらも消化率としてはまずまず。
16位には、アイディアファクトリーの乙女ゲー・テミラーナ国の強運姫と悲運騎士団がランクイン。
消化率は若干余り気味だが、この手のゲームはそもそもの出荷数が少ないし
店側もそれを見越した露出をかけているようなタイトルになっているので、まぁ心配はないだろう。
28位には、H2インタラクティブより発売されたアフターイメージがランクイン。
個人的には全くノーチェックだったが、声優に大谷育江や名塚佳織など、最近の声優事情に疎い
管理人ですら名前を知る声優が参加していたりで、そういったところで売れたのかもしれない?
消化率は厳し目だが、定価が安めなのでそれなりに捌かすことは可能ではないだろうか。
他の特筆すべき点といえば、ティアキン発売直前となったブレスオブザワイルドが
GW補正もあろうが、7000本以上を越えているということ。
おそらく映画効果で、マリオ関連のソフトが7本もランクインしていて、軒並み平時より
売上を上げているということ。そして、マリオカート8DXは2週とも2位と
やはり任天堂のマリオというIPと、ティアキンへの大きな注目がランキングに如実に反映される結果ともなった。
任天堂のマリオ映画の目論見は見事に成功しており、あとは新作が発売されることを期待したいところである。