毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

先週GWのため、ファミ通での速報更新がなかった。

そのため今週はニンテンドースイッチが発売されてから、322・323週目となる2023年4月第4週・5月第1週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


2022年最後の四半期の決算が発表され、やはりというか、当初の予測よりはその販売数と利益が下がった任天堂。

しかし、昨年は6年目、現在7年目という、一般的にはハード晩期レベルの期間が経過している

ニンテンドースイッチにおいて、まだこれだけの売上を維持しているのは凄まじいとも感じられる決算であった。

次世代機は作っているという話は、古川社長からは出てはいるものの、その具体的な発売日はまだ見えないため

まだしばらくスイッチで戦っていく算段であるのは、状況からして間違いないと思われる。


4月28日には、ゼルダの伝説ティアーズオブキングダム仕様の、ニンテンドースイッチ有機EL版本体が発売されている。



ティアーズオブキングダムの発売日をいよいよ明日に控え、果たしてこの本体が

その景気づけにどれだけ売れるかといったところ。

GW自体、任天堂が強い時期なので確実に2週分なら販売台数は6桁を超えるだろうと予想している。

ソフトのほうは、4月4週のほうにかなり出ているが、やや力不足なタイトルが多め。

注目は当初の発売日から変わった、スター・ウォーズの新作や、GW中に唯一パッケージが出た

PS5版は、PS系ゲームとしてはロングランとなっているホグワーツ・レガシーのPS4版が発売されている。

これらの要素を踏まえて、果たして2023年のGW商戦はどうなったのかを見ていきたい。


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ニンテンドースイッチ321・322週目は合算で21.6万台を売り上げる!マリオカート8DX2週合算でTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『マリオカート8 デラックス』が首位に浮上!『ホグワーツ・レガシー』『Star Wars ジェダイ:サバイバー』も好セールスを記録【4/24~5/7】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2023年4月24日~5月7日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

※集計期間の都合上、2週分合算でのランキングとなります。

 トップ10常連タイトルの『マリオカート8 デラックス』が32713本を売り上げ、首位に浮上。現在公開中の映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が世界的な大ヒットを記録しており、その余波が本作の販売本数にもつながったようだ。

 続いて、初登場のタイトルでは『ホグワーツ・レガシー』のプレイステーション4版と、『Star Wars ジェダイ:サバイバー』が、それぞれ2位と7位にランクイン。

 前者は『ハリー・ポッター』世界で展開するオープンワールドのアクション・RPGで、2月に発売されたプレイステーション5版も2週連続で1位に輝いたヒット作。後者は『スター・ウォーズ』の世界を冒険できるアクションアドベンチャー。

 映画も好調なマリオ作品と併せて、映画に関連したタイトルが複数本トップ10入りを果たす結果となった。また、『スプラトゥーン3』が400万本の大台を突破している。

 一方、ハードに目を向けると、Nintendo Switch・PS5ともに好セールスを記録。Nintendo Switchの国内累計販売台数(Nintendo Switch Lite、有機ELモデルとの合算)はついに2900万台を突破した。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回4位) Switch マリオカート8 デラックス
32713本(累計528万3684本)/任天堂/2017年4月28日

2位(初登場) PS4 ホグワーツ・レガシー
31918本(累計31918本)/WB Games/2023年5月5日

3位(前回2位) Switch 星のカービィ Wii デラックス
27325本(累計41万9970本)/任天堂/2023年2月24日

4位(前回3位) Switch ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
23401本(累計502万2302本)/ポケモン/2022年11月18日

5位(前回6位) Switch スプラトゥーン3
18304本(累計400万9837本)/任天堂/2022年9月9日

6位(前回7位) Switch Minecraft
18244本(累計313万249本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

7位(初登場) PS5 Star Wars ジェダイ:サバイバー
16742本(累計16742本)/エレクトロニック・アーツ/2023年4月28日

8位(前回11位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
16534本(累計518万5620本)/任天堂/2018年12月7日

9位(前回10位) Switch Nintendo Switch Sports
14179本(累計107万4358本)/任天堂/2022年4月29日

10位(前回14位) Switch マリオパーティ スーパースターズ
12541本(累計122万6636本)/任天堂/2021年10月29日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/21429台(累計1929万9135台)
Switch Lite/10487台(累計529万1825台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/184609台(累計443万9072台)
PS5/84999台(累計298万4697台)
PS5 デジタル・エディション/14939台(累計48万6274台)
Xbox Series X/650台(累計18万5609台)
Xbox Series S/674台(累計25万2212台)
PS4/2067台(累計786万9037台)
Newニンテンドー2DS LL/132台(累計119万1553台)

というわけで、ニンテンドースイッチの322・323週目はノーマルスイッチが21,429台

Liteが10,487台、そして有機ELモデルが184609台を売り上げ

前週からの累計売上台数は合算で29,030,032台となった。

ファミ通が珍しく触れているが、スイッチファミリーの国内普及台数がついに合算で2900万台を突破!

おそらく国内の据え置き系では今後、破られることはほぼ無いであろう3000万台の大台がついに見えてきた。

ティアーズオブキングダム仕様の本体は、まだアマゾンなどで在庫があることが

確認できるため、かなり潤沢な出荷を行っていると思われる。

まだまだスイッチの有機EL本体の売上は、ティアーズオブキングダムが出れば伸びる可能性が十分にありそうだ。

一方のPS5は合算で、ギリギリ10万台に届かず。結果、スイッチとはダブルスコア以上の差に。

7年目のハードがこれだけ売れるのが異様であるが、もはや驚くこともないのが怖い。


ソフトは、新作がやはりスター・ウォーズとホグワーツのPS4版がランクインしている。

ホグワーツはGW週発売なので、一週で2位につけていると考えると、PS系では

PS5版に引き続き、なかなかの健闘と言える。

スター・ウォーズは以前と比べると、日本でも神通力は落ちてきたなという印象。

こちらは、あまり長く売れるとは思えないので今月後半ぐらいにはランキングから消えている可能性が高い。


それにしても、いくらこの手のタイトルの需要が増える時期とはいえ

まさかマリオカート8DXが2週分でトップを取るとは予想していなかった(汗)

ファミ通が言及するように、マリオの映画(映画内でもマリオカートのシーンがあるので)が

ある程度の売上げアップに貢献したのは間違いないだろうが、それにしても

発売が2017年4月終わりのソフトで、丸6年経っているソフトである。

伊達に、今までスーパーマリオブラザーズが持っていた単一ハードでの売上最高記録を

軽々と塗り替えてしまったタイトルなだけはあると、改めてマリオの強さを思い知る結果となった。

任天堂としては、映画作品などについては、全て本編のゲームに客の関心を惹く

導線としての役割をもたせているだけに、任天堂の目論見通りの動きになっているのは恐ろしいの一言である。


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