毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日更新となっている。


昨日のTOP10では、有力ソフトが固まって出たPS側でのランキングがそれなりににぎやかなものになっていた。

スイッチは相変わらずのマリカ8DXとスイッチスポーツという盤石のタイトルが

5桁以上売り上げて、当たり前のようにTOP10にランクインしていた実情である。

本体がスプラトゥーン3デザインモデルが発売されたため、有機EL版だけで8.7万台ほど売り上げており

スイッチファミリー全体では、11万台以上売り上げるなど、相変わらずスイッチの好調は続いている。


新作ソフトが多くランクインしたため、やはり気になるのは出荷に対する消化率。

果たして地球防衛軍6やソウルハッカーズ2はメーカーの思惑通りの売上となっていたかどうか。

ソウルハッカーズ2は前作がだいぶ前のため、参考にできる数値が少ないように思えるが

前作の初週数字に及んでいなかった、地球防衛軍6の消化率は個人的には気になるところ。

11位以下の結果と合わせて、早速見ていきたいと思う。


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【ファミ通】2022年8月22日~2022年8月28日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。









出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年8月22日~2022年8月28日


早速ランクインした新作の消化率であるが、地球防衛軍6についてはPS4版は80~100%消化率となっている。

PS5版は消化率は60~80%となっている。売れた本数からPS5版はやはり出荷が抑えられているという状況。

大体思惑どおりに売れているということだろうが、それにしてもPS5の市場については

やはりメーカーも現実的な目で見ているということだろう。


ソウルハッカーズ2はかなり厳しい消化率が、PS4・PS5版ともに出ている。

デビルサマナーソウルハッカーズの3DS版の売り上げあたりが判断材料だったのかもしれないが

PS4版はともかく、PS5版については間違いなく需要を読み違えたということが察せられる。

果たして、投げ売り無しで小売は在庫がはかせられるか…だが…厳しいだろう。


SDガンダム バトルアライアンスはすべての機種で消化率は概ね良好。

スイッチ版とPS4版は2倍以上の差があるが、消化率は同じ表記ということで

やはりスイッチ版が優先的に出荷されているのは間違いない。

メーカーもスイッチ版を優先する流れはもはや止められない。


11位以下を見ていくと、他の新作としてはミュータントタートルズのスイッチ版のほうがランクイン。

ただ消化率は芳しくない。定価が安いゲームだが、やはり日本での亀忍者の知名度が

今現在では殆どないであろうことが察せられる。PS版に至ってはランク圏外。

海外のコンテンツなのでしょうがないところはあるが、かつての人気を知るものとしては少し寂しい。


セインツロウのPS5版もランクイン。こちらも消化率としてはそこそこ。

ただ2週以降はさっぱり売れなくなる系統のゲームなので、在庫の状況は厳しいかもしれない。

また同じくマルチで発売したものの、スイッチ版だけがこちらもランクインの

アイドルマネージャーも消化率的には厳しい。

新作については、やや在庫がダブつき気味と感じられる週販となった。


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