毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、272週目となる2022年5月第2週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


GWは案の定、ニンテンドースイッチが相変わらずの強さを見せて

先月の終わりと今月の頭で合算で有機ELに至っては10万台以上売り上げるという好調さを見せた。

その結果、日本国内でのスイッチの売上が2470万台弱まで伸びて、ついに

ニンテンドー3DSが持っていた2459万台という記録を抜いて、日本のゲームハード売上の

歴代単独3位まで浮上してくる形となった。

しかも3DSは10年以上かけての数字だが、スイッチはわずかその半分である。


今までの日本で最も売れたハードはニンテンドーDS、そして僅差でGBが

後に続く形となっていて、これらは3200万台以上の売上を誇っている。

現時点で差は800万台ほどあるが、今のスイッチの勢いであれば、このまま

次世代機などが出てこなければ、あと2年程度で抜けるレベルの売上となっている。

スイッチにおいては、ファミリーこそLiteと有機EL、そして通常のスイッチと

3機種があるが、有機ELバージョンに至ってはアッパーバージョンであり

値段はノーマルのスイッチより上がっている状況となっている。

今のところ、スイッチ本体は値下げという再ブーストをかけるための

最大の施策をまだ行っていない状況であり、廉価版が出た

GBやDSと比べると、まだ余力を残しているというところが恐ろしいところ。


ソフトに至っても、ゼルダのブレワイやあつ森、マリカ8DX、FE風花雪月など

IPで最大の売上を記録しているタイトルも多く、更にはこれからもスプラトゥーン3や

ゼノブレイド3、ブレワイ続編などが出ることを考えるとスイッチはまだまだ

売上を伸ばしていけるというのが間違いない状況であるだろう。

GWが終わっても、多少の売上の落ち込みはあるだろうが、この時期に似つかわしくない売上がでることだろう。


さて、先週の新作ソフトであるが例年通り新作ソフトが出なかったGWに続いて

発売されたソフトについては、かなり控えめ。その中で注目作は

スクエニが発売した、まさかの実写アドベンチャーゲームで、PS5も含んだマルチ発売となる

春ゆきてレトロチカが注目タイトルと言えるのではないだろうか。



年度末にトライアングルストラテジー以外が、全て駄作的評価になってしまった

スクエニであるが、このタイトルはプレイした人からの評判はその駄作群と比べれば

だいぶ好意的に見られているようである。ただしUIがかなり不便らしいが…。

決して、万人に受けるようなタイトルではないが、かつてPSやSSであった

街やアナザー・マインド、ユーラシアエクスプレス殺人事件などの流れを組む

(アナザー・マインドはスクウェア、ユーラシアエクスプレス殺人事件はエニックスが発売元である)

実写系のドラマ系ゲームとあって、今の御時世ではなかなか新鮮に映るのかもしれない。

結構力が入っていたので、こういうタイトルは結構売れてほしいとは思うが…果たして?

見出しのあとで、早速先週の結果に触れていきたいと思う。


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ニンテンドースイッチ272週目は合算で6.5万台を売り上げる!ついにハードの売上台数がXbox>PS5になる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『Nintendo Switch Sports』が2週連続で首位に! 実写ミステリアドベンチャー『春ゆきてレトロチカ』もトップ10入り【5/9~5/15】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2022年5月9日~5月15日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 先週に続き『Nintendo Switch Sports』が好調で、2週連続で首位を獲得する結果に。

 キャラクターのカスタマイズ機能や、各競技でランク上位を目指す“プロリーグ”など、さまざまな楽しみかたが用意されている点も好評で、累計販売本数は35万本超えの好セールスを記録している。

 続いて2位以降は、『星のカービィ ディスカバリー』、『マリオカート8 デラックス』、『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』といったタイトルが並ぶなか、7位には初登場の推理型アドベンチャーゲーム『春ゆきてレトロチカ』がランクイン。

 発売から5周年を迎え、続編にも期待が高まる『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』も売り上げを伸ばし、再びトップ10入りを果たしている。

 一方、ハードに目を向けると、発売79週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して2693台、Xbox Series X|Sは合算で6225台の売り上げとなった。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch Nintendo Switch Sports
47525本(累計35万2113本)/任天堂/2022年4月29日

2位(前回2位) Switch 星のカービィ ディスカバリー
14903本(累計71万714本)/任天堂/2022年3月25日

3位(前回4位) Switch マリオカート8 デラックス
11127本(累計463万2554本)/任天堂/2017年4月28日

4位(前回3位) Switch eBASEBALLパワフルプロ野球2022
10372本(累計16万4305本)/KONAMI/2022年4月21日

5位(前回8位) Switch リングフィット アドベンチャー
6839本(累計315万1727本)/任天堂/2019年10月18日

6位(前回6位) Switch Minecraft
6553本(累計264万1949本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

7位(初登場) Switch 春ゆきてレトロチカ
6409本(累計6409本)/スクウェア・エニックス/2022年5月12日

8位(前回7位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
5849本(累計487万9799本)/任天堂/2018年12月7日

9位(前回9位) Switch マリオパーティ スーパースターズ
4360本(累計96万4133本)/任天堂/2021年10月29日

10位(前回11位) Switch ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
4245本(累計202万5606本)/任天堂/2017年3月3日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/20443台(累計1828万8818台)
Switch Lite/9011台(累計471万9293台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/35868台(累計175万7019台)
PS5/2240台(累計138万5128台)
PS5 デジタル・エディション/453台(累計23万5710台)
Xbox Series X/105台(累計99469台)
Xbox Series S/6120台(累計10万5408台)
PS4/22台(累計781万9548台)
Newニンテンドー2DS LL/235台(累計118万5959台)

というわけで、ニンテンドースイッチの272週目はノーマルスイッチが20,443台

Liteが9,011台、そして有機ELモデルが35,868台を売り上げ

前週からの累計売上台数は合算で24,765,130台となった。

スイッチはド安定なので今更触れることもないが、なんと本当にどれくらいぶりだか定かではないほど

久しぶりに、国内ハードの売上台数がXSS・XSX合算>PS5・DE合算

という衝撃的な結果が出ている。ハードに目を向けることを今まで頑なに行ってきたファミ通だが

ついにPS5がXbox Seriesにまくられるという状況すらも、触れないわけにはいかないというのがなんとも泣ける。

昨年の年末、PS5がわずか1150台程度しか売れなかったこの週ですら、Xbox SeriesがPS5に

勝つことはできなかったが、今回はなんと合算でダブルスコア近い差をつけての圧勝である。

何気にXSSは国内10万台を突破。確実にONEよりも良いペースで普及が進んでいる。

最近、PS5についての逆風が多く吹いており、あの日経新聞ですらPS5に批判的な

記事を書いていることが確認されているが、いよいよ日本での存在感は0に近くなってきたのかもしれない。


ソフトランキングは当たり前のようにスイッチがTOP10独占である。

春ゆきてレトロチカも、案の定スイッチ版のみトップ10にランクイン。

解像度などはスイッチ版が劣るのだが、やはり利便性的なもので

この手のタイトルはスイッチが一番というのが当たり前の認識なのだろう。


ディスカバリーは発売から1ヶ月半で70万を突破。今後も売上を伸ばしていくので

年内に国内ミリオンも十分に可能だと思っている。

2週目のニンテンドースイッチスポーツもド安定。任天堂タイトルの安定感はやはりすごい。


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