毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
2022年度がいよいよ始まり、コロナ禍がまだまだ終わりを見せないという
不安要素はあるものの、スイッチのゲームにおいてはブレスオブザワイルドの続編が
延期されたぐらい以外は特に不安材料は見られず、今年のソフトラッシュは確定的である。
星のカービィディスカバリーが2週連続TOPとなり、来週には確定的に
パッケージだけで50万本を超えるヒットとなっているが、任天堂は更に
今月末にニンテンドースイッチスポーツをリリースする予定となっている。
本体の売れ行きはさすがに6年目に入ったので落ちる…かと思いきや
こちらもまだまだ需要が強い状態が続いていて、2022年度も
少なくとも国内ではスイッチの年度になるのは間違いないだろう。
昨日のTOP10では、それなりのソフトラッシュだった2月・3月のPSソフトの
殆どが息切れ状態となり、TOP10に入ったのはエルデンリングのPS4版のみであった。
TOP30の方には流石にまだ2月・3月のソフトがある程度は残っているはずだが
徐々にそのソフト群もランキング圏外にフェードアウトしていっている。
果たして先週のTOP30はどうなったであろうか?
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【ファミ通】2022年3月28日~2022年4月3日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2022年3月28日~2022年4月3日
先週に引き続いてのトップであるディスカバリーであるが
消化率がまだ60~80%程度のバーになっている。
先週の売り上げでも同じ消化率であったので、出荷本数は50万本程度ではと
推測していたが、もっと出荷があったようである。
追出荷分が反映されるかは把握していないが、いずれにせよこの状況であれば
小売の機会損失も少なく抑えられたのではないかと思う。
そして安心の任天堂タイトルということで、小売で在庫がダブつくということもないだろう。
TOP30以内の新作タイトルは、オトメイトブランドの女性向けゲーになる
ビルシャナ戦姫 一樹の風が15位にランクイン。
消化率は出荷分をほとんど捌いた形となっていて
完全にメーカーの思惑通りの売れ方をスイッチでは
するようになっていることがまず確定的な状況となっている。
刀剣乱舞無双やあつ森などで女性ユーザーの母数が増えていることが
確実になっているので、その少しでも流れてくればこれだけの市場が
形成されるということにもなる。当然ながらメーカーにとっては
ありがたい話で、これだけのユーザーがいる市場に求められるソフトを
きっちりと出して結果を出してほしいと願わんばかりである。
スイッチのタイトルは定番がとっかえひっかえランキングに現れて
毎週ある程度の定番タイトル群の入れ替わりが行われているが
安定しているゲームは、ランキングには出ていなくても
毎週安定している数字を売っているのだと思われる。
今回で言えば30位に入ってきたふにゃべぇがそれで、ふにゃべぇ的なタイトルが
スイッチには数本あって、健全に売れている市場ができているということになる。
PSタイトルは、まだGT7やエルデンリングは
縦マルチが両方ランクインしている状況ではあるが
発売して間もないFFラーメンはもうPS5版がランキング圏外となっている。
先週新作だったGhostwire: Tokyoもなんとかランクインしているものの
来週には確実にランク圏外となるような数字が出ている。(消化率はなんとかなったようだが)
2022年度最初からすでにいつもと同じ流れになっており、今後の状況は
間違いなく、去年と一緒になるのは確定であろう。