毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、245週目となる2021年11月第1週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


今年もあと残り2ヶ月となっている。

これからは日本だけでなく、世界各国で大きく小売が賑わう季節になる。

特に任天堂は全年齢向けのゲームが非常に強いことから

クリスマスプレゼントに任天堂ハードが選ばれることが多く

これはほぼ全世界での共通の考え方となっている。

そのため、任天堂は一年の売上の大部分をこの10月~12月で売り上げる特徴があり

今年はいままでのソフト資産の積み重ねのタイトルの他、有機EL新モデルも

新たなラインナップとして訴求できるため、今年も競合他社を抜いて

好調な数字を出すのはほぼ確定と言っていいだろう。

ここまで来ると、後は全世界的に問題となっている半導体不足の中

どこまで本体の生産を行えるかというところが最大の焦点となる。

任天堂とて、潤沢な在庫を用意できないと思われるうちから新型を出すとは

考えにくいが、スイッチの勢いは常に予想を上回っているようにも

見えてくるので、またしても本体争奪戦が始まるのかもしれない。

いずれにせよ、発売してから既に4年半が経過しているとは思えない盛況ぶりである。

ここからの2ヶ月間でスイッチはどこまで販売台数を伸ばすだろうか。

次回の決算では全世界での売上が1億台を越えてくるのはほぼ確定なので、その結果も今から楽しみではある。


年末商戦入り口の、11月の第一週の新作ソフトであるが

これからのラッシュが予定されている前ということで、新作ソフトの発売は控えめ。

その中での注目タイトルは、シリーズが定期的に出ている日本でもおなじみのタイトルの

最新作であるCall of Duty: VanguardがPS4・PS5マルチで発売。



開発はスレッジハンマー・ゲームズ、販売元はアクティビジョンだが

日本では今回もSIEが販売元となっているタイトル。例によってCERO Z。

日本でも固定ファンが居るお馴染みの洋ゲーFPSタイトルだが、ここのところの

新作の評価は直近であまりよろしくない状況が続いているタイトル。

今回もレビューなどをざっと見た限りでは、あまり良い評価を得られていないようだ。

シリーズ自体が長く続いているので、しばらくはランクインするのは確定であるが

CERO Zタイトル、評価もイマイチとなれば売上はそこまで大きくならないだろうし

また、今回もPS4版のほうが売れるのは確定であろう。どこまで善戦出来るかが注目ポイントだろうか。


スイッチのほうでは、オリジナル発売からかなりの時間が経っての

後発マルチということになるが、シリーズタイトルが全て収録され

オマケ的なボードゲーム全て一本のソフトでまとまった

ダンガンロンパ トリロジーパック + ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿

スパイク・チュンソフトより発売されている。



1や2はPS Vitaどころか、PSP時代の作品で1からは既に10年以上が経過している状況。

10年以上経っての、スイッチ移植ということになるが、当時は結構なブームもあり

アニメ化もされた作品であるため、ゲーム内容自体が若干人を選ぶところはあるものの

品質は保証されているタイトルでもある。スピンオフタイトルは収録はないものの

これ一本で全てのダンガンロンパメインシリーズが遊べるのと、価格が良心的なこともあって

それなりに売れるであろうことは予想できる。余談だがDL版はバラ売りで購入ができる。


先週の新作は、この2本が主な注目株だろうか。

本体の牽引には大きく寄与しないとは思われるが

年末商戦の入り口として、まずは景気の良い数字がある程度出ることを期待したい。

果たして結果はどうなっただろうか?


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ニンテンドースイッチ245週目は合算で9万台を売り上げる!Call of Duty: Vanguardがマルチ合算で4.1万本売り上げる!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『マリオパーティ スーパースターズ』が8万本を売り上げ2週連続で首位! 『CoD』『ダンガンロンパ』も上位に【11/1~11/7】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2021年11月1日~11月7日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 さまざまなミニゲームが楽しめるパーティ―ゲームのシリーズ最新作『マリオパーティ スーパースターズ』が2週連続で首位に。累計販売本数も24万本を超えるなど、良好な売れ行きを見せている。

 続いて2位と5位には、初登場となる『コール オブ デューティ ヴァンガード』のプレイステーション4版と、プレイステーション5版がそれぞれランクイン。本作は、世界的な人気を誇るファーストパーソン・シューティングゲームのシリーズ最新作で、両バージョンの累計販売本数は41075本となっている。

 また3位には、『ダンガンロンパ トリロジーパック+ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿』、6位には『フォートナイト ミンティーレジェンド パック』と、こちらも初登場の2タイトルが食い込んだ。

 一方、ハードに目を向けると、発売52週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して10120台、Xbox Series X|Sは合算で2593台の売り上げを記録。両ハードとも、間もなく発売1周年……ということで、ここからさらなる売り上げを期待したい。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(前回1位) Switch マリオパーティ スーパースターズ
81399本(累計24万4655本)/任天堂/2021年10月29日

2位(初登場) PS4 コール オブ デューティ ヴァンガード
28321本(累計28321本)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2021年11月5日

3位(初登場) Switch ダンガンロンパ トリロジーパック+ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿
20938本(累計20938本)/スパイク・チュンソフト/2021年11月4日

4位(前回17位) Switch リングフィット アドベンチャー
13101本(累計289万6232本)/任天堂/2019年10月18日

5位(初登場) PS5 コール オブ デューティ ヴァンガード
12754本(累計12754本)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2021年11月5日

6位(初登場) Switch フォートナイト ミンティーレジェンド パック
12167本(累計12167本)/Epic Games/2021年11月2日

7位(前回2位) Switch スーパーロボット大戦30
12079本(累計82928本)/バンダイナムコエンターテインメント/2021年10月28日

8位(前回9位) Switch マリオカート8 デラックス
10726本(累計412万3374本)/任天堂/2017年4月28日

9位(前回8位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
10569本(累計448万9510本)/任天堂/2018年12月7日

10位(前回6位) Switch 零 ~濡鴉ノ巫女~
9778本(累計30364本)/コーエーテクモゲームス/2021年10月28日

中略

※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/45880台(累計1734万7401台)
Switch Lite/23017台(累計413万9827台)
Nintendo Switch(有機ELモデル)/21620台(累計28万4497台)
PS5/8520台(累計97万9660台)
PS5 デジタル・エディション/1600台(累計18万8368台)
Xbox Series X/1023台(累計67366台)
Xbox Series S/1570台(累計48756台)
PS4/709台(累計781万7226台)
Newニンテンドー2DS LL/433台(累計117万6571台)

というわけで、ニンテンドースイッチの245週目はノーマルスイッチが45,880台

Liteが23,017台、そして有機ELモデルが21,620台を売り上げ

前週からの累計売上台数は合算で21,771,725台となった。

スイッチは相変わらずの好調さを維持。有機ELは各地での抽選状況などを見る限り

純粋に台数が用意できていないだけであろうというのが推測できる。

その代わり通常のスイッチ、そしてLiteの売上が伸びてきており

有機EL型は、移行先ではなく、あくまでスイッチのバリエーションの一つとして

選ばれているということがわかる販売台数ともなっている。

有機ELが手に入らなくとも、値段的に通常のスイッチ、手軽さでのLiteといった形で

ユーザーに選ばれているであろうことが想像できる販売台数となっている。

一方のPS5だが…昨日で発売から1年が経過したのだが、全く盛り上がっておらず

先週の販売台数はかろうじて1万台を越える程度という有様。

スイッチの差は9倍近く。差はどんどん開いていく。発売から一周年であれば

ある程度人気が出たハードなら、そのことでまたメディアが大きく取り上げたりするが

そういった形跡は自分が確認している限りでは見受けられず、ツイッターなどの

SNS上でもほとんど触れられていないようにも思える。PS5の存在感は一年では

全く日本市場では増えていない状況であるが、今後どうなるのだろうか?


ソフトは、先週に引き続きマリオパーティが安定した売上で2週連続1位を獲得。

年末商戦でエグいほど売り上げる類のジャンルのゲームなので、今年いっぱいは

安定したセールスを記録していくのはまず間違いないだろう。


前段で触れたとおり、Call of Duty: Vanguardがマルチ合算で4.1万の売上と

ある程度の面目を保った…と言いたいところだが、去年の同じ時期に発売された

前作にあたるコール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー

8.4万本PS4版だけで売り上げていた(PS5版含めると90520本)結果を振り返るに、その売り上げから

半減以上減っているという、凄まじい爆死っぷりであるのは間違いない。

一方のダンガンロンパは、過去作品の詰め合わせでこれだけ売れれば万々歳というところではないだろうか。

明日確認できる消化率次第ではあるが、小銭稼ぎには十分だと思われる。

前段では触れなかったフォートナイトについては、これもマルチで発売されているのだが

ランクインはスイッチ版のみ。やはりこの手のゲームのユーザーが厚いのはスイッチである。


先週からの継続ランクインタイトルは、2週連続マリパが1位になったのと他に

スパロボ30と、零があるが、TOP10に残ったのはいずれもスイッチ版のみ。

零はともかく、スパロボ30のPS4版が早々とTOP10圏外に陥っているのは

PSの衰退を象徴する一つの結果とも言えそうだ。

また、リングフィットが再び5桁に販売台数を伸ばしている。

これもスイッチ本体と同じで、出荷できれば売れるという類のものであるのは間違いない。

売り上げも気づけば290万本ちかくになってきていて、この年末商戦で

出荷が潤沢に行えれば、ついに300万本到達というのもほぼほぼ確定だろう。

こうなってくると、発売当初は想像もつかなかった、あのWii Fit越えも

国内では見えてくるのかもしれない。つくづく恐ろしいゲームである。


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