毎週恒例水曜日の週販記事。今はコロナの影響で木曜日更新。

ニンテンドースイッチが発売されてから、228週目となる2021年7月第2週の週販ランキングが

先程ファミ通で更新された!


7月ということで、これから夏休み…最近はコロナのせいでなんとなく時間間隔が

麻痺している部分があるが、通常であれば今月の後半から来月にかけては夏休みということで

来月の中旬にあるお盆の時期などには里帰りする両親についていく子どもたちの

需要などで、家族で楽しめるゲームが需要増になる傾向がある。

新作ソフトは流通などが控えめになることから、だいたいお盆の時期には出ず

GWと同じような感じになり、それまでのソフト資産というのが重要な時期となる。

スイッチは幸い、今月にもじっくりと腰を据えて遊べる大型タイトルが

いくつか予定されているし、今まで発売されてきたソフトでも十分に需要を

得ることができるので、今年の夏も売上が上がるのはほぼ確定だろう。


一つの不確定要素があるとすれば、10月8日に発売が決定している

スイッチの新型有機ELモデルの存在である。

現行スイッチから、携帯モードの画面が有機ELになったことですでにその映像を体験した

ゲームメディアからは、現行モデルよりかなりきれいになっているということが確認もされている。


この新型モデルで買い控えがどれくらいあるか…というところであるが、現行機と比べて値段が

500円アップすることと、有機ELできれいになった、画面の視野角が広くなって大きくなった

有線LANが使えるようになったなどの改良で、本体自体のスペックはほとんど変わらないことから

携帯モードでやらないテレビ専用で使うユーザーなどからは、買い替え対象にならないといった

指摘もあり、そこまで目に見えるまでの買い控えは起こらないのではないかと予想している。

なので、新型が発表された最初の週である先週もそこまで本体の数字は変わらないと予想している。

果たしてその結果やいかに?


新作ソフトはスイッチ独占で注目大型タイトルが2つ発売。

まずはコナミがパワプロと並行して展開している野球ゲームIPでこちらはリアルな表現になっている

eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラムが発売。



今までほとんどPSメインで、任天堂のハードには3DSぐらいにしか出ていなかったと記憶している

このタイトルが、まさかのスイッチ独占ということでの最新作が登場。

パワプロの結果を受けてのおそらく舵取りとは思われるが、スイッチ独占ということに多くの人が驚愕したタイトル。

予約はかなり好調だったことがアマゾンランキングなどで確認されているので6桁は売るのではないかと予想。


そしてもう一つが、カプコンの現在最大主力IPのスピンオフタイトルとなる

モンスターハンターストーリーズ2 破滅の翼である。



こちらも予約が好調だったことが確認されている。メディアなどのレビューも概ね好評なようで

本家モンハンよりも楽しみにしているという人も多いタイトル。一体初週でどれだけ売上を記録できるか?

1は3DSで発売されて、最終的に32万本ほど売っていることが確認されているので

まず目標としては、前作超えというところになるのではないだろうか。


あとは特にランクインするとは思わないが、根強いファンがいて

IPも実はかなりの長寿となっている、フォグのシリーズタイトルである

風雨来記の最新作である風雨来記4が発売されている。



ゲーム自体はフォグが作っているが、現在のパブリッシャーは日本一ソフトウェア。

実写の日本の県を旅できるゲームで、今回の舞台は岐阜県。

実写とアニメ絵の融合ということで、昔はそこそこあったような気もするが

今ではあまり見られない組み合わせのタイトルなので根強いファンがいるのだと思う。

売上はどうなるかではあるが、TOP30までにスイッチかPS4かどちらかが入っていたら面白いなと思う。


あとは、スイッチにここのところ後発移植で積極的にタイトルがリリースされている

ファルコムの軌跡シリーズの英雄伝説 閃の軌跡I:改 – Thors Military Academy 1204

出ているが、まあこれは割愛させていただく。あとは洋ゲー移植ではあるものの

棒読み素人の声あてが悪い意味で話題になっているObserver: System Redux

出ているが劣化後発マルチのため、こちらも特に言及はしない。

新作ソフト2本の売上が気になる228週目の結果は見出しのあとで!


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ニンテンドースイッチ228週目は合算で6.9万台を売り上げる!モンスターハンターストーリーズ2が13.7万本売り上げTOPに!

先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。


【ソフト&ハード週間販売数】『モンハンストーリーズ2』が13万本超のセールスで首位! 2位『プロ野球スピリッツ2021』も10万本を販売【7/5~7/11】


ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。

 ファミ通発表の売上ランキング。今回は2021年7月5日~7月11日のゲームソフト&ハード週間推定販売数まとめをお届け。

 『モンスターハンター』シリーズの世界で展開する、王道RPGの第2弾『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』が13万7676本のセールスを記録。ランキングの首位を獲得した。

 続いて2位にも、初登場となる『eBASEBALL プロ野球スピリッツ2021 グランドスラム』がランクイン。こちらは2004年より続く野球ゲームのシリーズ最新作で、10万6597本を販売。

 また3位以降には、先週1位~4位だった『マリオゴルフ スーパーラッシュ』、『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』、『リングフィット アドベンチャー』、『Minecraft』が、そのままスライドする形で並び、安定した売上を記録している。

 一方、ハードに目を向けると、発売35週目のPS5はスタンダードモデルとデジタル・エディションを合算して14404台、Xbox Series X|Sは合算で1066台を販売。このペースで行けば、来週にはPS5の累計販売台数は90万台を超えることになりそうだ。

ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) Switch モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~
13万7676本(累計13万7676本)/カプコン/2021年7月9日

2位(初登場) Switch eBASEBALL プロ野球スピリッツ2021 グランドスラム
10万6597本(累計10万6597本)/KONAMI/2021年7月8日

3位(前回1位) Switch マリオゴルフ スーパーラッシュ
17333本(累計12万9448本)/任天堂/2021年6月25日

4位(前回2位) Switch ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング
14105本(累計15万7753本)/任天堂/2021年6月11日

5位(前回3位) Switch リングフィット アドベンチャー
12847本(累計268万1938本)/任天堂/2019年10月18日

6位(前回4位) Switch Minecraft
12348本(累計204万4991本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日

7位(前回7位) Switch マリオカート8 デラックス
10614本(累計390万9308本)/任天堂/2017年4月28日

8位(前回9位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
9298本(累計226万1196本)/KONAMI/2020年11月19日

9位(前回8位) Switch Miitopia
8272本(累計18万7505本)/任天堂/2021年5月21日

10位(前回11位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
7434本(累計433万3576本)/任天堂/2018年12月7日

※11位より下の数値は、“ゲーム販売本数ランキングページ”にて2021年7月16日以降に公開予定です。
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。

ハード推定販売台数
Switch/52867台(累計1654万7989台)
Switch Lite/16416台(累計394万7619台)
PS5/12271台(累計74万4377台)
PS5 デジタル・エディション/2133台(累計14万4964台)
Xbox Series X/579台(累計45293台)
Xbox Series S/487台(累計15867台)
PS4/678台(累計779万7187台)
Newニンテンドー2DS LL/628台(累計116万7979台)

というわけで、ニンテンドースイッチの週目はノーマルスイッチが52,867台

Liteが16,416台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で20,495,608台となった。

ニンテンドースイッチは合算で6.9万台。実は2021年に入って初めて週販が7万台を割った状況である。

大型タイトルが2つ出ての初の7万台割れということになるのだが、前述の通り

新型モデルが発表されてからの初めての週ということもあり、普通に考えれば

やはり新型発表によるある程度の買い控えと考えるのが妥当だろう。

むしろ、新型が発表されてもこれだけの影響しか無いので

新型が発売されるまででも、今後も大きく売上を落とすことはないと予想。

10月8日の新型発売までの推移を注目してみていきたいと思う。

PS5はノーコメントだが、Xbox Seriesについてはどう見ても出荷が出来ていないと思われる推移になっている。

今後の出荷次第で、どのような推移を見せていくか、こちらもさり気なく気にかけていきたいと思う。


ソフトはやはり大型新作が1・2位を独占という形に。

モンハンストーリーズ2が13.7万本。プロ野球スピリッツが10.6万本といずれも6桁を超える形に。

プロ野球スピリッツは前作の2019がマルチでの合算で21.9万本だったので

それと比べると、初週は2分の1以下にはなっているのだが、スイッチ独占であるということと

スイッチでの売れ方はジワ売れになるパターンが多いので、今後の売れ方で

どうなっていくかが見ものであるというところ。初週の結果でスイッチは測ってはいけないので

今後の売上でジワ売れしていくのか、それとも売上を落としていくのかは注目していくべきだろう。


モンスターハンターストーリーズは当時の3DSの普及台数と、現在のスイッチの普及台数を考えると

こちらは健闘していると言えるのではないだろうか。2作品とも今後の売上に期待していきたいと思う。

他の新作タイトルは案の定、ランクインは無し。明日のTOP30の結果を待ちたい。


ニンテンドースイッチの定番タイトルが相変わらず強く、先週もまたしても

TOP10が全てスイッチソフトという結果に。もはやこの光景が当たり前になってきたことに

色々と感慨を覚えざるを得ない。今後もスイッチのターンはずっと続くのが確定しており

PSソフトの影の薄さはまだまだ解消されないランキングが続きそうである。


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