毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
スイッチ2が発売されてから、早くも一ヶ月が経つという状況。
スイッチ2のゲリラ販売が店頭で見られるというような情報もあり
任天堂は生産に全力を挙げている状況が伝わってくる。
本体が普及すれば、ソフトも当然売れてくるわけで、今はまだスイッチとのマルチがメインだが
今後はスイッチ2のみのソフトも多数出てくるのだろうと思われる。
また、速報の時点でおみせっちがスイッチ2バージョンでも2.6万本以上売れていることが明らかになっており
既にスイッチ2には、そういったライト層のユーザーも移行が始まっていると捉えるのが自然だろう。
これからのスイッチ2ソフトの売上の記録を追うのが楽しみというものである。
さて、前置きはこれぐらいにして4週目、早速その結果を見ていくことにする。
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【ファミ通】2025年06月23日~2025年06月29日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2025年06月23日~2025年06月29日
まずは恒例の新作消化率から。
マルチでランクインしていたおみせっちは、スイッチバージョンが80~100%。
そしてスイッチ2エディションが60~80%となっている。
これは、スイッチ版は正直出荷が足りていない可能性がある結果。
スイッチ2バージョンも既に、4万本以上は出荷しているということになり、スイッチ2でも
今後の売上に期待が持てるという判断をメーカーと小売がしているということだろう。
デス・ストランディング2は60~80%。
この初週の売上だと、投げ売りは回避だろうが、やはり前作が18.6万本売り上げていたというにもかかわらず
出荷数はかなり絞られていたのだということもわかる結果となってしまっている。
ToHeart、悪魔城はそれぞれ60~80%。
ToHeartは通常版が残っているのではないかなと推測。
限定版は、アニメのBlu-ray全話がついてくるのでこちらは後々プレミア化する可能性があるかもしれない。
TOP11以降の新作ランクインは、20位にPS4版の悪魔城コレクションがランクイン。
だが、消化率は緑とかなり分が悪い…スイッチ版と比べると売り上げは6分の1近くなので仕方ないだろうが
それでもPSでもそれなりに展開していたタイトルが、この結果は残念としか言いようがない。
24位には、シティコネクションの復刻系タイトルであるファーランドサーガのトリビュートがランクイン。
こちらの消化率は60~80%と、ユーザーの総数を大体把握できている感がある。
サターンタイトルの中でも、知名度はそこそこのタイトルなのでこれだけ売れているのは個人的には驚きでもある。
それにしても、スイッチの定番ソフトの存在感はまだまだすごい。
マリオカートワールドが発売されようとも、安定した売り上げを残し続ける8DXや
国内で8桁売っているのに、それでもまだ売り上げを伸ばし続けるあつ森など。
任天堂のタイトルの息の長さは今に限ったことではないが、やはり格の違いを感じる。