毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナの影響で金曜日更新となっている。
今回はお盆時期で、ファミ通が先週の更新を休んでいたため、8月第1週と2週の結果分を更新することになる。
昨日の速報では、2週分の合算数字しかわからない状況であったが、TOP30はそれぞれの週の結果が更新されるので
10週目と11週目のそれぞれの結果を確認することができる。
お盆週は毎年と同じように、パッケージ新作は発売されていなかったがその前の週には多くのソフトがでていたので
グラディウス オリジン コレクション以外の新作ソフトのランクインの確認や消化率の確認をいつも通りしていこうかと思う。
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【ファミ通】ニンテンドースイッチ2の10週目・11週目のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2025年08月04日~2025年08月10日
出典:ゲームソフト販売本数ランキング 集計期間:2025年08月11日~2025年08月17日
それぞれの週ごとに結果を見ていく。
まずは、お盆に入る前の10週目の結果として、グラディウス オリジン コレクションの消化率は
スイッチ版は60~80%とある程度需要を予測できた結果の数字が出ている。
もっとも、特装版はプレミア化しているようで、そちらのほうの在庫余りが無いというのは店としてはありがたいことだろう。
PS5版は、スイッチ版と1万本以上差がついて5237本で11位に入っている。
PSとしては健闘している…と言えるかどうかは微妙なところ。
消化率としては、こちらは80~100%となっているので、完全に需要が読み切れている(あるいは品薄?)状況となっている。
10週目の他の新作ソフトのランクインとしては、PS5のマフィア:オリジン ~裏切りの祖国が15位にランクイン。
この手のゲームは一定の愛好家がいて、そのコアなファンが購入するが、初週のみの売上になることが殆どで
実際、11週目にこのタイトルのランクインは無いという状況で、いつもの…という感想しか出ないタイトルとなっている。
なお、消化率は60~80%なので、こちらも需要はある程度読み切れているといったところか。
16位にはコープスパーティー TETRALOGY PACKがランクイン。
かつて、WindowsのRPGツクールによって作られた、グロホラーゲームとして一定の人気があり
容赦ない描写についてはコアなファンが存在するタイトルで、こちらはコレクションタイトルとなっている。
PSPで発売されていたタイトルの移植もあり、往年のファンとしては嬉しいタイトルなのかもしれない。
消化率も80~100%となっているので、小売が血を吐くことはないだろう。
19位のファンタジーライフのスイッチ2バージョンについては、これから長いスパンをかけて売っていくのは
あからさまであるので、今回の消化率などは特に参考にならないのではないかと思う。
今後、ジワ売れタイトルとしてランキングに残っていく可能性があるかもしれない。
25位に、デスストランディング2…ではなく、デスストランディングのディレクターズカットがランクインしている。
2が発売されたことで、1が売れた…任天堂ではよく見るが、PSでは珍しい売れ方となっている。
デス・ストランディング2はランク圏外(11週目も)となり、やはりというか確認できる間に
10万本を超えることはなく、フェードアウトしていったという状況となる。
11週目は新作ソフトが無いため、ソフト資産が試されるランキング。
案の定というか、PS5タイトルは鬼滅の刃のわずか1タイトルのみ。
危うく、何回目かのパーフェクトゲームをされる可能性があったがなんとか回避。
もっとも、そんな状況がずっと続いているのが、PS5で日本での存在感は本当に小さくなったなと改めて実感。
やはりというか、パーティゲームが多くランクインしており、桃鉄の2作品であったり
太鼓の達人などのタイトルがランクインしていて、やはり任天堂はこういう大型連休や
家族が集まるような時期に強いなと感じる結果で、毎年のことながら本当に安定しているなと思う次第である。