【ソフトランキング】ニンテンドースイッチ198週目のソフトランキングTOP30

毎週更新の週販記事。メディアクリエイトが情報を公開しなくなったため

新たにファミ通のデータを使っての更新となる。

ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として

発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。

今はコロナの影響で金曜日の更新となっている。

今年も残りあと僅か。ゲーム業界では毎年この時期は全年齢層に

ユーザーを持ち、子供へのプレゼントにも好適なことから任天堂ハードが

選ばれる状況がずっと続いており、今までの業績的には失敗ハードとなっていた

ハードでもこの時期は、任天堂無双とでも言うべき売れ方をするのが通例である。

昨年はポケモン剣盾が年末商戦の目玉となっていたが、今年は任天堂のタイトルでは

直近で出たのがピクミン3デラックスとなっていて、任天堂の目玉となるような新作はなかった。

しかし、ゼルダ無双や桃鉄と言ったサードの有力ソフトが先月の終わりに発売されており

今年は任天堂の今まで発売してきた定番ソフト＋今年で一気に存在感を増したリングフィット＋年末商戦を初めて迎えるあつ森という

形で任天堂は年末商戦を迎えている。前作からは4年ぶり、据え置き新作としては実に11年ぶりの

桃鉄最新作が非常に好調な売上を記録しており、年末商戦本番を迎える直前で

既にパッケージ版だけの売上が75万本を突破している状況にある。

このまま行けば、マインクラフトに次ぐスイッチでのサードミリオンタイトルになるのは

ほぼほぼ確定で、今年の年末商戦もまた任天堂の一人勝ちとなることが決定となっている。

一方のPS5・Xbox Seriesはというと、前世代が日本で壊滅的だったXboxはともかく

PS5も生産・出荷が全く足りておらず、先週時点での本体売上は20万台程度にとどまるという

年末商戦直前ロンチとは思えない空気っぷりを披露しており、日本はもはや

PSの主流国ではないのだなということを否が応でも感じる結果となっている。

当然ながらソフトも壊滅的で、PS5ソフトの週販ランクインは先々週の時点でTOP30でみても0。

週販で追うソフト装着率（タイレシオ）も0というとんでもない状況を生み出している。

過去のデータからスタートダッシュに失敗したハードは、まずそのままコケるというのが

定説になっている日本のゲーム市場では、PS5の立ち位置は既に決まった感がある。

ソフトも売れず、本体も出荷されず…PS5が日本での地位を確立するのはほぼ不可能となった。

スイッチが圧倒的過ぎるので、その影に隠れしまう形に今後もなってしまうのだろう。

ソフトの売上は先週もおそらくPS5は0本となるだろう。

PS4はサイバーパンク2077が発売されたので、これが2位を取っているが

こちらは家庭用版に多くの不具合が発生し、返金対応にメーカーが応じるなど

8年間の制作期間、300億の制作費が水泡に帰すようなお粗末な状況ともなっている。

果たして、このサイバーパンク2077以外の、PSソフトがどれくらいランクインしているのか？

任天堂無双の年末と合わせて、惨憺たる結果になるような気がしないでもないが果たして？

【ファミ通】2020年12月7日～2020年12月13日のソフトランキングTOP30

本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。

なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。

出典：ゲーム販売本数ランキング 集計期間：2020年12月7日～2020年12月13日

まずは新作の恒例の消化率。サイバーパンク2077はそれなりの消化率…

であるが、PS4版に不具合が多かったことが明らかになっている今、これだけの

被害者も居るということも言えるのだろう。つくづく罪深い。

7位に入ったぷよテト2だが、消化率はまずまず。しかしこの手のタイトルは

どちらかといえば、ロングスパンでの売上を期待するものだと思うので

この消化率はそれなりに妥当ではないだろうかと思う。値崩れはしないと思う。

他の新作タイトルなのだが…まず19位にドカポン新作、そして22位に三國志14の

スイッチ版がランクイン。消化率はいずれもまずまず。

これらのタイトルは、昨日紹介したようにPS4版も発売されている。

しかし、PS4版はいずれもランクインせず。ましてやぷよぷよテトリス2すらもランク圏外。

三國志はともかく、ドカポンはどちらかというと任天堂ハードのほうがイメージが強いものの

最近は新作が全く出ていなかったタイトル。コラボしたうたわれるものは基本PSオンリーでの

家庭用での展開、更には任天堂ハードには初めてゲームを発売したアクアプラスの

タイトルが、まさかスイッチ版だけランクインとは…これだけはPS版が勝たなければ基本は駄目なものだろう。

ぷよぷよテトリス2は、スイッチ版が2.6万本だがPS4版は6447本以下という絶望的なまでの差。

PS5版も出ているが、本気で売上は4桁ギリギリ、あるいは届いていないのでは？と思えるぐらいに売れていない。

スイッチ版が15位に入ったサクナヒメもPS4版はランク圏外。おそらく最初にスイッチ版が売れて

スイッチ版が品切れになってPS4版を買っていたという感じだったのだろうが、スイッチ版が

出荷が潤沢になれば、皆スイッチで購入するということにもなる。こちらもかなり残酷な結果。

そして全体のソフトのランクイン数だがPS4の他のランクインは2週目のドラクエ廉価版のみ。

しかも既にハーフミリオン以上売っているスイッチ版に2週目にして肉薄されるという体たらく。

今まで長い間週販を追っているが、30本中2本は自分が見た中で最低のランクイン本数であるのは間違いない。

残酷な結果があからさまになった中で、ついにマリオメーカー2が累計販売数ミリオンを突破！

これでスイッチのミリオンタイトルは12本となった。次のミリオンは桃鉄で

その次がマリオUDXであるのはほぼほぼ確定だろう。そして来年の3月に発売される

モンハンRISEもミリオン確定であろうから、発売から4年で15本ミリオンタイトルが

発売されることがほぼ確定ということで、スイッチの絶好調さが更にわかるというものだ。

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