毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今はコロナ禍によって金曜日の更新となっている。
スイッチ本体は先々週より少し多めの7.8万台を売り上げており、依然として絶好調の状況である。
一方のPS4は相変わらず日本には出荷されないのか、Proとの合算でも2000台に満たないという異常事態は継続中。
もはや明暗はっきり分かれた国内のゲームハード市場であるが、これから発売されるPS5とXbox Series Xの
発売後にどうなるかと言ったところも、今後の注目ポイントになってくるのではないだろうか。
先週はお盆週近辺のソフトの少なさを取り返すがごとく、多くの新作タイトルが
マルチに独占に色々なタイトルが出ていた状況である。
割と有力なタイトルが多く出ており、ランキングも久々に新作が多くTOP10に入る状況であった。
スイッチとPS4のマルチで発売されていたタイトルは、ことごとくスイッチが上の順位になっており
昔であれば間違いなくPS側にそのユーザーが多く居ただろうと思われるタイトルも、今では
スイッチ版のほうが多く売れるというのが当たり前の光景になっている。
スイッチ発売から4年目にして、国内市場はスイッチ独占というような状況になりつつある。
そんなスイッチが今後しばらくは日本市場を席巻するであろうことが確定となった
先週のTOP10であったが、TOP30までの結果は如何ほどだっただろうか?
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【ファミ通】2020年2020年8月24日~2020年8月30日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2020年8月24日~2020年8月30日
まずは恒例の、新作ソフトの消化率から。
英雄伝説は若干あまり気味的な消化率。大体初週10万が目安のタイトルであったが
その売上があると思い出荷していたのであれば、大体順当な消化率といえる。
FFCCリマスターは見た目上は、スイッチもPS4も同等の消化率。ただ市場では
スイッチ版は品薄傾向で、PS4版が余っていた…などという話も。
販売本数は1.8万本ほどの差がついていてこの消化率だと、スイッチ版が多く出荷されたか
あるいは幅の上限と下限の差ぐらいの消化率差が出ている可能性はありそうだ。
キャプテン翼は、スイッチ版のほうが売れているにも関わらず消化率はPS4のほうが高い。
つまりは、出荷本数はスイッチ版がかなり多くされたであろうということ。
以前はこの手のゲームはPS4版のほうが多く出荷されていただけに、完全にメーカーからみても
スイッチとPS4の市場は大きく逆転していることを認識しているという結果に。
ジャンプFORCEはやや余らせ気味か。小売での値下げ販売があるかもしれない。
TOP11以降にランクインした新作は、スイッチ版のこの素晴らしい世界に祝福をとPSの洋ゲー2つ。
いずれも消化率は見た限りは芳しくない結果に。
それにしても、まさかこの素晴らしい世界に祝福をがスイッチ版だけランクインとは予想もしなかった。
個人的な予想としては、両方ランクインするもののスイッチ版のほうが下という展開だとばかり…。
もはや、この手のゲームもスイッチのほうが売れるとなると、今後マルチ同発タイトルの場合は
スイッチ版にPS4版のほうが初週だけでも売上が勝るということも見られなくなるのかもしれない。
同じく同発マルチで発売されたパワプロもじわじわと差がついており、スイッチ版は20万本を突破したが
PS4版は20万本到達する前にランキング圏外になる可能性のほうが高そうである。
ガンダムも順調に下がってきており、TOP30圏内に入れるのはあと2~3週程度だろう。
とにかく、どんな注目タイトルでも失速が驚くほど早いのがPS界隈の特徴である。
今後もある程度新作が出るので、ランキングすべてがスイッチになることはないだろうが
均して見た場合は、もはやPSソフトの売上は惨憺たる結果になることが確定だろう。
とにかく、ここのところはPSが全く元気がないのでこのコンテンツもほとんど
書くことが無くなっているのが、ちょっとした悩みの種であったり←
PS5が出ることで、何かしらの変化はみられるのだろうか?
さすがマリカー11位につけてる!
マリカーだとこれでも低いと感じてしまう恐ろしさw