毎週更新の週販記事。今年度よりメディアクリエイトが情報を公開しなくなったため
新たにファミ通のデータを使っての更新となる。
ファミ通はまず水曜日の22時に、TOP10とハードの販売台数を速報として
発表し、次の日の木曜日にTOP30のソフトランキングを公開している。
今回は2週分の合算が出るのかと思いきや、集計の都合があったようで
昨年最後の週の結果のみが発表された状況にある。
ただ昨年の最後の週は、集計日的にクリスマスイブ・クリスマスが
あったため、ある程度大きな売上が出ることは予想がついていた。
結果は、ハードが23.4万台と、クリスマス当日よりもそれより前に
プレゼント用として購入していたお父サンタが多かったであろうことが類推された。
それでもソフトはやはり、任天堂無双が発動しTOP10まですべてスイッチソフトという結果に。
また、昨日のファミ通の総評から19位までがスイッチソフトであるということも明らかになっている。
PS4も値下げ効果があり、8.1万台合算で売れているにも関わらず、20位が最高位というのは
なんというか、ソフトが本当に売れないのだなと思うしか無いが、実際の数値はどんな感じであっただろうか?
本日TOP30がファミ通で更新されていたので、見出しの後にその結果を確認してみたいと思う。
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【ファミ通】2019年12月23日~2019年12月29日のソフトランキングTOP30
本日ファミ通で更新された、先週のソフトランキングTOP30は以下となる。
なお、ファミ通はURLを同じもので更新するため、3週ほどするとこのランキングは参照できなくなる。
出典:ゲーム販売本数ランキング 集計期間:2019年12月23日~2019年12月29日
今回はその前の週と比べて1本多い、TOP30のうちPS4ソフトが4本ランクイン。
とはいっても、20位の無双OROCHI3 Ultimateが7382本と1万本にすら到達していない体たらく。
そのすぐ下に二本差で新サクラ大戦、そしてかろうじてMHWのアイスボーンと
デス・ストランディングがランクインしている。ただすべての売上を合わせても
2.6万本程度とは…本体の売上8.1万台のうち3人に2人はソフトを購入してないレベルに…。
やはり中古とフリープレイが新作の売上を阻害しているのだろう。商戦期にこれでは寂しすぎる…。
スイッチソフトは言うまでもなく絶好調。ルイマン3やマリソニ、ツムツムなど
この時期の商戦期を見越した出荷分は安定して売り切りそうだ。
妖怪ウォッチ4++もなんとか、投げ売りは回避できそうか。
ただ完全版とはいえ、年末商戦でこれだけしか出荷が無いというのは大きな衰えを感じる。
それにしても年末商戦とはいえ、この時期ですら1万本以上を売るBOTWや
まだまだ新規が入っているスプラ2など、任天堂の定番ソフトが相変わらず強い。
予想はできていたとはいえ、すみっコのソフトが3万本を超えていたり、パワプロや
太鼓の達人などが安定した売上を記録している。サードの存在感もだいぶ出てきている。
それと合わせて、e-Shopでの売上も好調なので、スイッチソフトはだいぶ景気がいいことが傍から見てもわかる。
2019年最後の週の結果は、残酷なまでのスイッチの一人舞台となった。年始の結果も似たようなものだろう。