毎週恒例水曜日の週販記事。
ニンテンドースイッチが発売されてから、138週目となる2019年10月第3週の週販ランキングが
先程ファミ通で更新された!
先週は増税2週目、更に東日本に甚大な被害をもたらした
台風19号の影響もあってか、ディズニーツムツムの限定モデル本体が発売されたにも関わらず
Liteとの合算で5.6万台という数字にとどまったニンテンドースイッチ。
台風は去ったが、東日本の一部地域では甚大な水害が発生しており
今も尚、元の生活を取り戻せていない人も多い。果たして先週はどこまでその影響が残るかと言ったところ。
先々週とあまり数字的には変わらないのでは?と個人的な予想をしている。
ソフト面では、まず先月電撃的に発表され、18日に発売となった
任天堂のWii・Wii Uで展開していたWii Fitの正統後継タイトルとなる
リングフィットアドベンチャーがある。
今回はWii Fitより更に運動強度が高く、筋トレが自分の身体能力に合わせて
出来るようで、体験した人からは軒並み好評を得ている。このタイトルのために
スイッチを購入したという声もちらほらとあり、意外に本体も牽引している可能性もありそうだ。
ゲームの性質上、バカ売れするようなタイトルでは基本的に無いとは思うのだが
かつてWii Fitをとんでもないブームにしたこともある任天堂。このゲームも、Wii Fitに続くことが出来るだろうか。
スイッチではもう一つ。かつてのリメイクタイトルになるのだが、固定ファンが多い
牧場物語の新作である牧場物語 再会のミネラルタウンも注目タイトルである。
完全新作ではないが、スイッチでは初めての正式の牧場物語(亜種ののび牧やルンファク4はあったが…)
リメイクとは言え、牧場物語に飢えていたユーザーには相当な訴求力があるタイトルであろう。
TSUTAYAの週販ランキングだと、リングフィットアドベンチャーを抜いて一位になっているが、おそらくこちらが2位になると思われる。
そして後発完全版移植となるが、スイッチには移植はできないだろう…と当初は言われていたものの
海外の有能なディベロッパーにより、無理移植とも言われるぐらいに頑張った移植がされた
ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディションも発売。
GOTYもとった名作であるが、これがスイッチの携帯モードで出来ることに
ただひたすら脱帽…というような評が上がっているタイトルになる。
スイッチのポテンシャルを示した一つのタイトルともいえ、CERO Zではあるが
名作と知れ渡っているゲームだけにTOP10入は十分にあり得るのではと思っている。
もう一つ、後発移植ものとして、2017年にPS4とVitaで発売されたタイトルとなる
デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリーも発売。
こちらはオリジナルもそこまで売れていなかったので、売上としてはTOP10入は厳しいかな?という予想。
PS4では西遊記の映画のゲーム化されたものや、スイッチの後発となる
Travis Strikes Againが発売されているが、ランクインは厳しそうなので割愛。
注目のタイトルも出た138週目の結果やいかに?
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ニンテンドースイッチ138週目は合算で5.4万台を売り上げる!リングフィットアドベンチャーが6.8万本売り上げTOPに!
先程、ファミ通で更新された速報ランキングの記事は↓である。
【ソフト&ハード週間販売数】『リングフィット アドベンチャー』が初週6.8万本セールスで首位! 『牧場物語 再会のミネラルタウン』が僅差の2位に【10/14~10/20】
ハード販売台数・TOP10ランキングの引用を貼る。
『リングフィット アドベンチャー』が初登場1位。新垣結衣出演のテレビCMも話題を集め、初週68497本の好スタートを切った。年末商戦に向けて、さらに販売本数を伸ばしそうだ。専用の周辺機器を使ったフィットネスゲームソフトと言えば、社会的なブームとなった『Wii Fit』が挙げられるが、果たしてどこまで迫れるか?
2位も初登場となる『牧場物語 再会のミネラルタウン』。初のNintendo Switch向け、また据え置き機向けとしては、2008年10月に発売されたWii用ソフト『牧場物語 わくわくアニマルマーチ』以来の発売となるが、こちらも初週66193本で、シリーズ最新作となる2017年12月14日発売のニンテンドー3DS用ソフト『牧場物語 ふたごの村+』の初週17028本と比べると大幅増となった。 ハードは、Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteの合計が54067台と、先週の56680台からは微減ながらも、引き続き好調を維持している。
ソフト推定販売本数TOP10
1位(初登場) Switch リングフィット アドベンチャー
68497本/任天堂/2019年10月18日発売2位(初登場) Switch 牧場物語 再会のミネラルタウン
66193本/マーベラス/2019年10月17日発売3位(先週2位) Switch ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
15744本(累計 40万1907本)/スクウェア・エニックス/2019年9月27日発売4位(先週1位) Switch ディズニー ツムツム フェスティバル
11824本(累計 42174本)/バンダイナムコエンターテインメント/2019年10月10日発売5位(先週8位) Switch Minecraft
9020本(累計 97万816本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日発売6位(先週7位) Switch マリオカート8 デラックス
8305本(累計 249万6564本)/任天堂/2017年4月28日発売7位(先週9位) Switch スーパーマリオメーカー2
7964本(累計 66万9445本)/任天堂/2019年6月28日発売8位(先週6位) PS4 モンスターハンターワールド:アイスボーン マスターエディション
7468本(累計 37万8736本)/カプコン/2019年9月6日発売9位(先週10位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
7312本(累計 330万2948本)/任天堂/2018年12月7日発売10位(初登場) Switch ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション
7218本/スパイク・チュンソフト/2019年10月17日発売中略
※本ランキングの推定販売本数は、パッケージソフトおよびダウンロードカード、本体プリインストール版を合算したものです。
ハード推定販売台数
Switch/34821台(累計 927万4131台)
Switch Lite/19246台(累計 33万3923台)
PS4/4273台(累計 715万238台)
PS4 Pro/3089台(累計 130万1363台)
Xbox One S/78台(累計 91314台)
Xbox One X/64台(累計 17186台)
New 2DS LL(2DS含む)/1013台(累計 166万9004台)
New 3DS LL/97台(累計 588万4737台)
PS Vita/27台(累計 586万2680台)引用元: 【ソフト&ハード週間販売数】『リングフィット アドベンチャー』が初週6.8万本セールスで首位! 『牧場物語 再会のミネラルタウン』が僅差の2位に【10/14~10/20】
というわけで、ニンテンドースイッチの138週目はノーマルスイッチが34,821台
Liteが19,246台を売り上げ、前週からの累計売上台数は合算で9,608,054台となった。
スイッチは先々週とやはりほとんど変わらずの5.4万台。微減ではあるが、誤差の範囲ではあるだろう。
増税の影響がこれからどこまで出てくるのか、まだ1ヶ月も経っていないので引き続き注視が必要だろう。
合算の台数はいよいよ960万台を超えた。1000万台には確実に年末商戦で到達することになるが
あとは、その時期がいつになるかというところだろう。
ソフトは予想通り、リングフィットアドベンチャーと牧場物語がワンツーフィニッシュ。
本数はかなり肉薄しており、牧場物語が1位をとってもおかしくはなかったような週販になっている。
やはりというか、かつてのWii Fitの勢いほどではないが、それでもこういったゲームを
初週で6.8万本も買わせる力は、流石任天堂と言ったところか。こういったタイトルは旬が無いので
ニンテンドースイッチが売れていくのと、並行して売れていくのではないかと思っている。
牧場物語も、リメイクタイトルで6.6万本の売上を記録。これはなかなかの売上と個人的には捉える。
あとは、スイッチでの完全オリジナルの牧場物語が出るのを楽しみに待とうというところか。
デジモンはランク外だが、ウィッチャー3は日本でも10位ランクインと健闘。
CERO Zの洋ゲー大作は、日本ではあまり売れない…ましてや任天堂ハードだとPS4に比べて
更にその傾向があると思うのだが、それでも7千本以上は売り上げている。
海外では結構売っているのではないだろうか?
DQ11Sが累計販売本数40万本を突破。年末商戦がこれから来れば、やはり50万本まで売上を伸ばすことは
十分に現実的だと思う。最終的な結果はどれくらいになるだろうか?
アイスボーンがかろうじて8位に入ったが、それ以外はまたしても全タイトルスイッチタイトルとなっている。
今後PS4もある程度有力タイトルが出てくるが、今年の年末商戦はどのような構図になっていくだろうか。
SwitchはLiteとうまい具合に住み分け、買い分けされていそうですな。
正直、機能がオミットされ価格も割高になった機種とか買うの?バカなの?
こんなん買いたい層なんて「新しいもの好きでガジェット好きな道楽者(我のことですなw)」とか「ポケモンしかやらないポケモンジャンキー」やら「価格に釣られて本質的な価値を見ることができない盲目野郎」みたいなことを思ってましたが…
いや、言い過ぎですなw少なからず我も買っても良いかな?くらい思ってましたし。
なんつーか、”Switch”であることを捨て多くの人が”自分にとって最適な環境で遊べる”という部分の幅を広げた手腕には脱帽ですぞ。
元々のSwitch自体がそういったコンセプトも内包してますが、ゲーム機単体ではなくSwitchファミリーとでも言うべきでしょうか?そういったもうひとつ大きな括りでそれを体現した感じなんですかな?すげぇや。
という風に考えてみると前述の自分の考えがどこまでも浅はかで恥ずかしくなりますな。
多くの需要を拾い、可能な限り実現していく。そんな姿に痺れ憧れますな。
スイッチ自体が携帯機にもなりますから、Liteの意義はそこまででもないんでしょうけれど
やはりその当たりの戦略は任天堂はうまいなと思います。携帯もできるハードの携帯特化型という
立ち位置の割には相当売れているのではと思っていますね。
今後は、特定のゲームだけやりたいライト層や、それこそ何度か記事にしている
乙女ゲーファンなどが、このハードを購入していくのでは?と予想しています。
実際触るとわかりますけれど、結構操作感もしっくりくるんですよねぇ。
任天堂の詳細な戦略や狙いはもちろん部外者はわからないですけれど
やはり、ある程度売れるという確信がなければ出さないとも思いますので
今後の展開や売れ方に更に注目…と言ったところでしょうね。