任天堂の「スーパーマリオ」を題材とした映画が、アニメ映画の公開初期の収入として過去最高を記録した。マリオの生みの親として知られる宮本茂代表取締役フェローは、日本経済新聞の取材に応じ、映像作品を「また作るのは間違いない」と明言した。長らくゲーム事業の一本柱だったが、自社を「タレント事務所」(宮本氏)と捉え、多様な知的財産(IP)活用で成長を目指す。
スーパーマリオの映画が大ヒットしているのは、既にこのブログで述べたとおりで
現在では、いよいよ全世界で1000億円のヒットが見えているらしいとのことで
宮本茂氏が国内マスコミにこんなことを述べているという記事であります。
今回のマリオの映画にはがっつり宮本氏が関わっていたわけですが、当然ながら
タレント事務所と自身で言うように、任天堂にはまだまだ映画向けのIPがたくさんあります。
ホラーコメディ映画としてのルイージマンションも良いでしょうし
ゼルダの伝説やメトロイドシリーズの重苦しい雰囲気が合いそうな映画もいいでしょう。
あるいは、ドンキーコングやカービィなどの明るい世界観の映画も面白そう。
スターフォックスの映画も絶対に相性が良いだろうと感じます。
FEはちょっと話がとっちらかりそうですけども(汗
いずれにしても、生前岩田社長が株主からの質疑応答で答えていた
自社IPをゲーム以外にも露出していくという事業展開は、ここ数年強くなっていく一方のように感じます。
既に有識者からは、ディズニーに匹敵するIPを持っていると評される任天堂。
これらのゲーム外の試みが、全てゲームへの導線として有効に働くのであれば
まさに世界屈指のエンターテインメント会社になるのは間違いないでしょう。
宮本茂氏は次はどのIPで、映像化に挑んでいくのか。ゲーム外の任天堂の動きも今後目が離せなさそうです!