大企業であればまず恒例の四半期決算報告。
任天堂の2020年3月期第の第3四半期の決算報告が本日行われた。
言うまでもなく、年末に強い任天堂はこの第3四半期が他の期に
比べて圧倒的な数字が出ることで知られており、年末商戦で
一体どれだけのハードとソフトを売ったかも確認が取れる発表となる。
昨年末の売れ方を見て、凄まじい数字が出るだろうと予想していたが
結果は案の定、エグい(褒め言葉)結果の決算報告となったようである!
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任天堂の2020年3月期第3四半期の決算が報告される!
というわけで、任天堂から昨年の10月~12月の期間に当たる
2020年3月期第3四半期の結果が公表されたわけだが…
内容がエグすぎて何を書けば良いのかわからない状態に…
要は見どころが多すぎて、もういちいち記事にして言及していられないということである(思考放棄
とりあえず、ロイターから出ている決算の内容をまとめた記事を引用してみる。
[東京 30日 ロイター] – 任天堂(7974.T)は30日、2020年3月期の連結営業利益見通しを前年比20.1%増の3000億円に上方修正したと発表した。家庭用ゲーム機「スイッチ」やソフトの販売が好調に推移し、通期の販売予想を上方修正したことを踏まえた。
スイッチと9月に発売した携帯型の「スイッチライト」を合わせたスイッチファミリーの販売台数予想は、従来の1800万台を1950万台に、ソフトは1億2500万本を1億4000万本に、それぞれ引き上げた。
期末配当については、従来予想の1株あたり490円を620円に引き上げ、年間配当の予想は同890円とした(前期実績は810円)。
会見した古川俊太郎社長は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響について「生産の計画への影響というのは少なからず出始めている」と述べた。
為替の前提レートは、1ドル105円、1ユーロ120円から変更ない。
19年4━12月期の連結営業利益は前年同期比19.5%減の2629億円だった。スイッチファミリーの販売台数が伸びたハードウエアの販売台数は、前年同期比22.5%増の1774万台となった。「ポケットモンスター ソード・シールド」が1606万本とヒットしたソフトウエアの販売本数は同30.1%増の1億2313万本だった。
というわけで、絶好調としか言いようがない結果に。通期の予想も大きく引き上げられている。
ポケモンが発売から1ヶ月半でなんと全世界1606万本という記録を叩き出した。
某匿名掲示板にて過去のシリーズと同期間の売上を比較したレスがあったので引用。
63名無しさん必死だな2020/01/30(木) 16:11:32.01ID:usnXGWye0>>67>>72>>86>>110>>129>>198>>222>>235
国内ポケモン売上 (約1.5か月時点)
ファミ通 / 決算
3,976,829 / 434万 X・Y (2.5か月)
2,464,850 / 292万 Oルビー・Aサファイア
3,246,222 / 381万 サン・ムーン
2,003,607 / 237万 ウルトラサン・ムーン
1,253,677 / 185万 Let’s Go!
2,988,134 / 421万 ソード・シールド全世界ポケモン売上 (約1.5か月時点)
1161万 X・Y (2.5か月)
*935万 Oルビー・Aサファイア
1469万 サン・ムーン
*717万 ウルトラサン・ムーン
1000万 Let’s Go!
1606万 ソード・シールド引用元: 【16時~】任天堂決算 総合
というわけで、あの3DSで出てポケGOブームの流れにも乗った
サン・ムーンの売れ行きすらも超える結果に。売れすぎだろこれ…。
これでスイッチの任天堂タイトルで、全世界で1000万本を越えた
タイトルが6本目となり、ポケモンソード・シールドは現時点で
スイッチで5番目に売れているタイトルとなっている。
出典:https://www.nintendo.co.jp/ir/finance/software/index.html
あっという間の1000万本越え、そしてすぐ上のゼルダやマリオデ。
スマブラすらも射程圏内に入っていると言って良いだろう。
そしてもう一つ決算のお約束。恒例の任天堂タイトルのミリオンタイトル一覧も凄まじいことに。
出典:https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2020/200130_3.pdf
特筆すべき点を言うと
・ルイマン3が全世界で537万本販売
・マリメ2が国内ミリオン突破。DL数はファミ通との比較でだいたい28万程度。
・アストラルチェイン全世界でミリオン達成
・日本では全然だったマーベルもミリオンに到達
・スプラ2・マリパが次の全世界1000万本候補に
・正統リメイクの夢島ですら419万本販売
・マリオカート8DXが2000万本を突破
という、あまりにもエグすぎる決算に…w
ちなみに、先の匿名掲示板のレスの中に
2Qからどれだけ数字が増えたのかをまとめていた人が居たのでそちらも引用。
150 :名無しさん必死だな:2020/01/30(Thu) 16:28:37 ID:iIBcdRhgp.net[1/2]
3Q 2Q 増加
2296万 1901万 +395万 マリカ8DX
1768万 1571万 +197万 スマブラSP
1659万 1538万 +121万 マリオデ
1634万 1454万 +180万 ブレワイ
1176万 1128万 +*48万 ピカブイ
*981万 *928万 +*53万 スプラ2
*912万 *759万 +153万 マリパ
*585万 *459万 +126万 マリブラUDX
*537万 ****万 +—万 ルイマン3
*504万 *393万 +111万 マリメ2
*419万 *313万 +106万 夢島
*258万 *229万 +*29万 風花雪月
*217万 ****万 +—万 リングフィット
*103万 ****万 +—万 アスチェ
*102万 ****万 +—万 MUA3引用元: 【16時~】任天堂決算 総合
マリカが3Qだけで395万売っているのがあまりにも恐ろしすぎる…これ完全版に過ぎないのだが…。
今も売れ続けてスーマリの売上に肉薄しているマリカWiiに近い売上までWii U版を合算すれば
このタイトルは行くのではないかと思う。やはりド定番タイトルの安定性が半端ない。
またブレワイも180万本更に伸ばしているのが恐ろしいところで、ブレワイ2が出ることも
確定していることから、まず間違いなくマリオデの上に行くのではないだろうか。
なんというか…全体に絶好調という言葉しかいえない決算となっている。
そして肝心のスイッチ本体の普及台数なのだが…全世界で5248万台となった。
2Qまでが4167万台だったので、なんとこの3Qで1081万台のスイッチを販売したことが明らかとなった。
昨年の同時期は、全世界で941万台売っていたのだが、更にその数字を更新することとなった。
いやはや…数字を見るだけで凄まじい3Qだったのがわかる結果に…。4年目に入ってくる今年は更に数字の上乗せが期待できるが
心配事があるとすれば、先に引用した記事に少し言及があった現在の新型コロナウイルスの影響だろうか。
PSもXboxも今年は新型が出る予定なので、早めに収束してほしいものだが…。
数年前に発売されたソフトが毎年50万本以上売れ続けるので値引きでブランド価値を下げる事もなく、経営の安定化にもつながるので理想的な売れ方してますね。中規模なソフトメーカーがマリカーレベルで売れるソフトを出せてたら10年は他にソフトを作らなくても安泰なんじゃないかと思います。
任天堂のタイトルは長く売れ続けますし、新作が出た時にその過去タイトルが
合わせて引っ張られてくるというのも恐ろしいところだと思いますw
他のメーカーであれば一つで十分なほどの強力なIPを持つのですが、それを複数維持しているのはまさに最強にふさわしいメーカーですよね。
風花雪月は新紋章以来で当初学校(笑)だったのとアストラルチェインが気になったからスルーしそうになったけど評判の良さとカタログチケットがあったのでMUA3と合わせて購入した
結果これとスマブラとフィットボクシングばっかやってる
…しかし50万とっくに超えてたとはな
それとスプラ2が1000万間近か
何気に和ゲーTPSは初なんだよな
なるほど。そこでの決断が越前さんを沼に引き込んでしまったと…(マテ
お気に入りのゲームでヘビロテしてしまうのはあるあるですね。リングフィットアドベンチャーはやられていないかな?
良いゲームが評価されるのは何よりです。
スプラは任天堂のIPの中で、既に重鎮の雰囲気を醸し出しているのが恐ろしいですね。
週販でもまだまだ上位に来ますし。