3月の終わりに任天堂より電撃配信されたニンテンドーダイレクトminiにおいて
さらっとではあるものの、その発売が告知・明らかにされたタイトルである
バンダイナムコゲームスによるナムコットコレクション。
現在はバンダイと合併し、バンダイナムコゲームスとなっているが
それ以前にナムコとしてまだ存在していた時代、1980年代のACゲーム業界においては
ナムコという会社は、非常に大きな存在感を放っていたゲーム会社であった。
そのナムコがファミコンに参入し、任天堂の次くらいにファミコンに積極的にゲームを発売していた時代があった。
家庭用ゲームに参入する際に、ナムコが立ち上げた家庭用ブランドの名前がナムコットということになる。
つまり、ナムコットコレクションとはナムコが家庭用に発売したタイトルのコレクションゲームということになる。
ナムコットの名称は幾つかのゲームハードにまたがって、かなり長い間そのブランドがあったが
今回のナムコットコレクションにおいては、現時点ではFCのゲームに絞って当時のタイトルをそのまま収録するという
コンセプトで展開されていくことが、すでに告知されている。
その第一弾の配信が、本日よりパッケージソフトとDLソフトで開始された。
第何弾と、今後複数回に分けてタイトルがどんどん追加されることが確定しており
第一弾は往年のファミコン10タイトルが、本日より配信されている。
パッケージタイトルには、第一弾で配信される10タイトルが全て収録されている。
またDL版においては、まずナムコットコレクションという基本のタイトルを購入し
その後、e-shopの購入ページからそれぞれ個別の配信タイトルを選択して購入できるようになっている。
1本の値段は330円。10タイトルをまとめて購入するとパッケージ版と同じ値段になるが
一本ずつ個別で買うと値段は高くなる販売方法となっている。全部を欲しい人はまとめて買うか
パッケージ版を購入し、やりたいタイトルが決まっている人は若干割高になるが
それぞれのタイトルを個別に買えばいいという、割と良心的な売り方になっている。
本日発売ということで、日付が変わってからe-shopで販売が始まり
管理人も元から購入予定だったので10本まとめ買いをしたのだが…
なにか様子がおかしく、調べたらとんでもないことになっていたようである。
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本日配信の『ナムコットコレクション』のスイッチ版のDL版で、購入したものと別のゲームが配信される不具合が発生し一時配信停止へ!
管理人は日付が変わるのと大体同時に、ナムコットコレクションの本体と
ソフト10本まとめて購入のDLCを購入した。購入後ソフトを立ち上げると
追加DLCのソフトが次々と追加されていったのだが…配信タイトルとは違うタイトルが追加されていった。
管理人の最初の目当てはクインティだったのだが、なぜかクインティが追加されないという不具合。
ゲーム自体のインストールはされているのだが、どうにもタイトルが違っており
追加が終わった後、ゲーム内で見れるカタログ的な物をみると、購入したはずのタイトルが
何故か購入扱いとなっておらず、e-shopへのリンクが表示されている状態となってしまった。
しかし、ソフト数的には10本追加状態になっており、一部ソフトは購入もできている状態となっていた。
不審に思い、何度かソフトの再インストールも行ったのに変化がなく困ったところに
ツイッターで検索をかけたところ、管理人と同じ状況になっている報告が多数上がっていたのである。
結局、管理人の問題ではなく購入したソフトと違うソフトがインストールされるという
不具合であったということが、確定となった。今の時点では日本のゲームメディアで記事も更新されている。
6月18日に配信スタートしたNintendo Switch向け「ナムコットコレクション」に、購入したタイトルと異なるゲームがダウンロードされる不具合があった。バンダイナムコエンターテインメントは、同作の配信を一時停止し、原因を調べている。
ナムコットコレクションは、旧ナムコの人気ファミコンゲームをSwitchでプレイするためのプラットフォームアプリで、無料でダウンロードできる。
プレイヤーは、ナムコットコレクションをダウンロードした上で、「パックマン」や「ファミリージョッキー」といったタイトルの中から好きなゲームを選び、1本300円(税別)でダウンロードすれば、ゲームで遊べるようになる。
第1段として18日から計10タイトルが配信されたが、プレイヤーから、「購入したタイトルとは違うゲームがダウンロードされた」との報告が続出。「ファミリージョッキーがドラゴンバスターに化けた」「パックマン買ったはずがギャラクシアンになった」といった報告が相次いだ。
バンダイナムコエンターテインメントは公式サイトで、「ニンテンドーeショップで販売されたゲームと購入後に解放されるゲーム内容が相違していることが判明した」とし、「原因を調査している」という。ゲームの配信は、18日午前10時から停止している。
引用元: 「パックマン買ったはずがギャラクシアンに」……Switch「ナムコットコレクション」で別のゲームがダウンロードされる不具合、配信一時停止
本来配信されているタイトルは以下の通り。
それが配信されたタイトルは以下の表のようにゲームが別のタイトルとなってしまっていた。
見比べてみると、なんでこうなった…と思わず言わずには居られない間違いである。
この結果を受けて、一時配信停止状態に今はなっているとのこと。
もちろん、パッケージタイトルには全く影響は無しとのこと。
笑えるのは、こんなタイトルを購入する人は割とマニアックな人が多く
今後のも買うことを決めている人が多かったのか、むしろ今回間違って配信されたタイトルが
すぐにやれてよかったみたいな意見も多かったりするところである。
個人的にも、どうせ今後の配信タイトルも全て購入する予定があったので、クインティが
やりたかったとはいえ、他のゲームで次の配信を待てばいいか…と思ったのは内緒←
なお、第二弾・第三弾が8月・10月にそれぞれ配信されることと、その配信タイトルが
すでに公式サイトで発表されており、今回の間違ってDLされるタイトルについては
第二弾のタイトルが含まれていることがすでに確定となっている。
なお、第三弾に女神転生があったりするので、ファンとしては一安心というところ。
話が若干脱線したが、当然ながらこの配信ミスはいただけないことではある。
また、PS4版がゲリラ的に配信されたようである。そのPS4版はなんと海外版のみの
配信ということで、日本でプレイする場合でも英語になったバージョンしか遊べないようだ。
またPS4版では、すでに第二弾まで配信が行われているようで、スイッチ版との
足取りの合わなさもグダグダな印象を受ける。今回の配信ミスの原因は現時点では不明で
何が原因なのかは今後の解明が待たれるが、いずれにせよお粗末な話であるのは間違いなく
今の和サードがイマイチ頼りない状況にあることが、今回の騒動からもわかることだろう。
企画としては、個人的にとても良い企画だったのでこんなことでケチがつくのは残念である。
くそ!ケルナグール買えなかった!
ケルナグールはやりたかったって人が多く見られますねw
ケルナグールでケレナグーレというCMは今でも覚えていますw
ポジティブに考えれば、仰る通り、今後の配信予定のソフトが一足早く遊べたといった感じですよね。今後の配信タイトルが一部判明したというのもありますけど、ホームページにも記載されてますし・・・(苦笑)
(で、ワギャンランド2と3はいつなんだ?あとファミスタw)
正直な感想をいうと、バンダイナムコは、お金をあまり掛けないタイトルへの態度が真摯的ではなかったと思われても仕方がないやらかしだったなと思いました。
(お金を掛けてるタイトルがどのような感じなのかはわかりませんが、少なくとも鉄拳シリーズと比べると、力の入れ具合が違う感じがします。)
以前のコナミでのラブプラスのサービス終了の記事に、とある噂をコメントしましたが、ある意味で同じような現象がバンダイナムコ内でも起こってるのでは?とも思いました。
ファミコン時代、ナムコ独自に解析してファミコンソフトを開発してた時代を考えると、「どうしてこうなった?」と思う方も少なくないかもしれませんね。
逆を言うとポジティブに捉える人もいるぐらいに、今回の企画は刺さる人も多いってことですね。個人的にもそうですし。
それでこのお粗末すぎるやらかしはちょっと…というのがあります。ワギャン2・3もそうですが、女神転生2とかじゅうべえくえすとなんかも配信を期待したいですね。ファミスタはデータとか初代は実名そのままですし、後のシリーズもキャラ名をパロってはいるものの、ちょっと厳しいのではないかなと思っていますね。
確かにバンダイナムコはゲームによって、力を入れるところと手を抜くところがあからさますぎるような…PS関連に出すとアコギなDLC地獄によくなりますし、今回のようなタイトルでも変なところでケチがついたりしますよね。
逆に任天堂の子供向けタイトル案件や、任天堂と組んで開発に回っているソフトでは見事な開発力を見せていたりするのですが。旧ナムコはFC初期のサードとしては本当にものすごく力を入れていて、ファミコンブームに乗っかってだいぶ旨味を出せていたはずですが、いろいろなことで任天堂と喧嘩状態になったことが後々にも影響を及ぼしているようにも思えますね。