元々は旧スクウェアのゼノギアスなどのゲームを開発した
スタッフが、独立し設立されたディベロッパーであるモノリスソフト。
最初はナムコ、後のバンナムなどをパブリッシャーとするゲームの開発を行っており
PSで発売されたゼノギアス、その精神的続編となったゼノサーガシリーズをメインに
他にも無限のフロンティアなどのゲームの開発を行い、2007年に任天堂の子会社となり
それ以降は、任天堂のセカンドとして任天堂ハードにゲームを開発している。
任天堂の子会社となってからは、ゼノシリーズをさらに消化させたゼノブレイド・ゼノブレイドクロス。
そして、去年の12月に現時点で最新作となるゼノブレイド2を発売するなど、コンスタントに大型JRPGをリリースしている。
元々才能あるスタッフが集まっていたモノリスソフトであったが、任天堂の傘下に入った後は
任天堂からゲーム開発のノウハウを吸収し、旧スクウェア組の悪い癖であったゲーム開発に時間がかかるといった点を
大きく修正し、コンスタントにゲーム開発を行っている。会社の規模も徐々に大きくなってきており
現在は東京と京都にあわせて4つのスタジオを持つまでになっている。
任天堂のソフトの開発に人員が駆り出されることも多く、スプラトゥーンやブレスオブザワイルドなどは
モノリスソフトのスタッフが開発に携わっていることも明らかになっている。
ゼノブレイド2が、最近のJRPGの中では最大レベルの規模でのゲームであったが
当然ながら開発の現場は、次の作品を出すために休み無く動いている。
モノリスは現時点で、新規のファンタジーアクションを開発していることが明らかになっているが
中核スタッフである高橋哲哉氏が新たなプロジェクトを始動するようだ!
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高橋哲哉が指揮する第1プロダクションが新規RPGプロジェクトを立ち上げ!立ち上げに伴い新規スタッフを若干名募集へ!
今の所、モノリスソフトを象徴するタイトルは、先に書いたゼノブレイドなどのゼノシリーズである。
PSで発売されたゼノギアスから続く、ゼノシリーズとして今もシリーズが続いている。
このシリーズに関わるのが、モノリスソフトのCCOでもある高橋哲哉氏ということになる。
ゼノブレイド2を昨年末に出しているが、次なるソフトの開発として、ゼノシリーズ…ではないかもしれない
新たなRPGプロジェクトが始動し、その開発スタッフを若干名募集する求人を出している。
――と言うわけで第1プロダクション全部募集です。
こう書くと「モノリス人が抜けたんじゃ?」と心配される方もおられると思いますが安心して下さい。
第1プロダクションのスタッフ、欠員もなくこれまでとなんら変わらず皆元気です。では何故いま募集しているかというと、その理由は至ってシンプル。
人手が足りない からです。第1プロダクションのモットーは少数精鋭。
それはこれからも変わることはないのですが、ものには限度があります。
他社さんの同規模プロジェクトと比べて極端に少ない社内スタッフでこれまで作ってきましたが、
一人一人の職責がはっきりとし、その分作りがいがある反面、どうしても目の行き届かない部分が出てしまったり、
例えば病気などで欠員が出てしまった場合、そのフォローを既存のメンバーで
補わなければならなかったりと、いくつかの問題点 もはらんでいました。分かりやすく例えるならば、甲子園に9人で出場したり、ワールドカップに11人で挑んだりしていた訳です。
不測の事態が起きれば、ショートとセカンドを兼任したり、FWとMFを兼任したりしていた訳です。
(それでも定時出社、退社制度を崩さなかったのは誇れるところですが)それではいけないと、これまで以上に作品の 完成度を上げ、お客さんの満足度を上げるためには、
流石にこのままではまずいだろうということで、各パート若干名ずつの募集となります。特に声を大にして募集したいパートはプログラマー、マップモデラー、レベルデザイナー です。
プログラマーはゲーム作りの要であるので当然として、モノリスソフトの長所であるマップ関係を更に強化し、
よりお客さんに楽しんでもらえる世界を構築出来る様になりたいと考えています。
ロールプレイングゲームの要はマップです。
シナリオなどでは決してありません。
それがなければ全てが成り立たず、逆にそれさえ決まれば全ての費用が算出できる――
これまでの経験からそう言い切れますし、モノリスソフトのスタッフも皆そう考えています。
それほど重要なパートなだけに非常にやりがいがあります。ゲームが作れます。
世界が作れます。
モノリスソフトの要となれます。
あなたのその力を、才能を、センスを貸して下さい。また、キャラクターデザイナーも広く募集しています。
これについては、今回のプロジェクトというよりも、
将来的にモノリスソフトの看板となってもらえるデザイナーに出会いたいという強い思いからのものです。
スクウェア時代、野村君をはじめとする数名のデザイナーの希有な才能に
間近で触れていた身としては、やはりそこに対する憧憬は捨てきれないものがあります。
(野村君に対する思いは「ゼノブレイド2」で少しだけ叶いましたが)
彼らのような人がもしモノリスソフトにいてくれたら――。
もちろん、キャラクターデザイナーだけでなく、その他のアートワークスタッフも募集しております。補足となりますが、今回明記されている職種だけでなく、専門技能ごとのプログラマー、UI/UXデザイナー、バトルプランナー、
クエストプランナーなど他職種も募集していますので、腕に自信のある方は是非モノリスソフトの門を叩いてください。最後になりますが、全てのパートに一つだけ必要なものがあります。
それはモノリスソフト作品に対する愛―― リスペクトです。
リスペクト無き者の手による作品に碌な物が無いことは、ジャンルを問わず数多の先例が示しています。
リスペクトとは、それの 良い部分も悪い部分も理解している ということです。
盲信ということではありません。あなたの愛を第1プロダクションの作品に注ぎ込んで下さい。
出典:http://www.monolithsoft.co.jp/
というわけで、かなり熱い内容の求人募集となっている。
新規RPGプロジェクトが、果たしてゼノシリーズの最新作となるのか
それとも全く別の作品になるのかは今の時点では言及はない。
ただ、ゲームディベロッパーとしてはホワイト待遇とされるモノリスソフトであれば
この求人募集に多くの人材が応募してくるのではないだろうか。
ちょうど野村哲也氏のことにも触れているが、高橋氏は野村氏のキャラクターデザイン能力は
高く評価しているのだなというのはわかる。さすがにFF7Rやすばせかの展開を
スクエニで画策している野村氏がモノリスソフトに移籍ということはないだろうが
いずれにせよ、高橋氏がまた新たなタイトルの開発に本格始動していることは
大いに期待していいだろう。モノリスソフトの次なる新作ソフトを今は心待ちにしたい。
たかはしてつや強かったなー。でも、デスで一撃なんだなー。
少数精鋭はいいけど、10人の仕事を10人でやるのは大反対。
10人全員が365日24時間心身ともに万全で用事もまったくないならいいけどね。
だから、募集はいいんじゃないかな?
デスで一撃?かみかな?(違
少数精鋭でありながら、今まで定時退社のホワイト企業ですからねw
それであの期間でゼノブレイド2とか作り上げてしまうんですから
どんだけ効率がいいんだって話ですけれど。
ただ、ゼノブレイド2は他の任天堂ソフトの開発に人員が駆り出された影響もあって
かなりのハードスケジュールだったというのは、高橋氏自身が語ってますね。
親会社に任天堂という後ろ盾もあるわけですし、勝手に人材の方から集まってくることでしょう。