昨年11月に発売された、定番タイトルのシリーズ最新作
桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~。
昭和の終わりからシリーズが始まり、定番タイトルとして今も認知度が高い一作。
しかし、一時はコナミとメイン製作者のさくまあきら氏との確執などがあり
それ以前は毎年のように出ていた桃鉄シリーズが一時断絶する状況となった。
コナミとさくま氏の確執は深く、さくま氏が今後は新作を作らないと宣言したものの
その後、任天堂とコナミとさくま氏との間で何かしらの動きがあり、2016年末に
3DSにコナミのIPでありながら、任天堂パブリッシャーで新作である
桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!が出るという奇跡が起こった。
その奇跡の復活からさらに4年の時を経て発売されたのが、昨年末にスイッチの
年末商戦の目玉タイトルとして発売された桃鉄令和である。
このブログを見ている人であれば、もはや言うまでもなく、昨年の年末商戦では
他に大型タイトルも殆どなかったことから、年を跨いで2月の頭にマリオ3Dワールドが
発売されるまでの間週販トップを維持し続けるという大ヒットタイトルとなった。
要因については散々書いてきたので割愛するが、今でも週販のTOP10、またはそれに
近いランキングを維持する売上を安定して叩き出しており、現時点では既に
国内の実売販売数が300万本を超えるという、今までのシリーズでは
ぶっちぎりで最大の売上を記録している状況にある。
【トリプルミリオン!】『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~ 』が”実売”300万本を突破!
元々パーティーゲームとして任天堂ハードとは非常に相性が良く
また、オンライン対戦だったり持ち運びできるスイッチのお裾分けができる特徴から
これからもまだまだ売れるであろうことは間違いないタイトルとなっている。
このタイトルがすぐに売れなくなる可能性があるとすれば、次回作をすぐに
出してしまうぐらいだと個人的には思うが、どうやらその心配はないのではないだろうか。
今夏の無料アップデートが行われている。
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『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』に夏の無料アップデートが配信!
というわけで、昨日20日より桃鉄令和の夏の無料アップデートが配信となっている!
【お知らせ】
『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』Ver.1.3.0のアップデート配信をいたしました。日本一を目指す「桃鉄GP2021夏」や「桃鉄10年トライアル!」で特殊ルール"桃太郎ランド争奪戦"の開始など、盛りだくさん!
詳細は公式HPでご確認ください。#桃鉄令和— 発売中!『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』公式アカウント (@MOMOTETSU_Reiwa) July 20, 2021
【桃太郎電鉄~昭和平成令和も定番!~ アップデートVer 1.3.0】
7月20日 配信コナミデジタルエンタテインメントは7月20日、Nintendo Switch用パーティ「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」において、無料アップデート(Ver 1.3.0)を配信した。
今回のアップデートでは、ランダムマッチで全国のプレーヤーと4部門のランキングを競い日本一を目指す「桃鉄GP2021夏」を追加。「総合得点」部門1位のプレーヤーは著名人が参加するエキシビションマッチ(10月3日開催予定)に招待される。
さらに「桃鉄10年トライアル!」にて特殊ルール「桃太郎ランド争奪戦」が開催され、ゲーム内に登場する、岡山駅の10兆円の物件「桃太郎ランド」が通常の99.9%引きとなる100億円で購入できるなど、桃太郎ゆかりの地と言われる岡山県にフォーカスした特別ルールで楽しめる。
そして「マイレージサービス」では「シーズン夏」商品として、新たに「SL」、「キャラスタンプ」、「役職」を追加。また「ふるさとランキング」の新シーズンも開始され、前回の「ふるさとランキング」で選ばれた上位5県(兵庫県・福岡県・愛知県・北海道・埼玉県)のマップ上に記念碑が追加されている。記念碑の近くにある駅では、目的地到着時の歓迎演出も駅固有のものに変更されている。
そのほかアップデートでは、「桃鉄10年トライアル!」で自己最高記録を下回った際に「自分の記録」への登録が行なわれないことがある不具合などが修正されている。
大型とは言えないだろうが、期間限定のイベントであったり桃太郎ランド争奪戦など
ちょっと面白いコンテンツが追加されている。当然ながらゲームの販売が好調ということで
行われているものであろうから、今後も節目節目で様々なアップデートが行われる可能性がある。
こういうやり方をしているということは、懸念していた次回作がすぐに出る(かつての桃鉄は毎年出ていた)
ということもなさそうで、コナミとしても任天堂がやっているような一本のソフトを
長く遊ばせるという形で、この桃鉄令和は展開していくのではないかと思っている。
ボードゲーム部分については既に完成されきっているタイトルなだけに
新作を頻繁に出すのではなく、アップデートでコンテンツを追加していく任天堂方式が
このタイトルにはあっていると個人的には捉えている。この売り方で定期的に
話題を作っていけば、任天堂タイトル並みのジワ売れをすることも可能になると思う。
コナミには商売のやり方を間違えず、この新たな定番桃鉄令和を大切にしてほしいと思う。