NotchことMarkus Alexej Persson氏は先日、『マインクラフト』の精神的後継作の開発についてユーザーアンケートを実施し、結果次第では前向きに取り組むことを示唆していた。一方で同氏は1月7日、一転して『マインクラフト』の精神的後継作ではなく、かねてより開発を進めていた『Levers and Chests』の開発に注力することを表明している。
中略
とはいえNotch氏いわく、もっとアンケート結果が偏っていたら『マインクラフト』の精神的後継作の開発に挑戦していたかもしれないとのこと。つまり約80%という得票率でも、あえて精神的後継作を開発するには足りないと判断されたわけだろう。実際同氏は『マインクラフト』の精神的後継作の得票率が90%以上になると予想していたそうで、同氏の想定よりも得票率は低かったようだ。あくまで『マインクラフト』の精神的後継作は、新作『Levers and Chests』の需要がまったくなかった場合の代替案として想定されていたのかもしれない。
引用元: 『マインクラフト』の生みの親、「マイクラ精神的続編」の開発をやっぱりやめると表明。需要が“思ったより”低かったとして
精神的続編制作を表明した際のXでのアンケートが、Notch氏の思ったほどの反響ではなかったとのことで
マインクラフトの精神的後継作制作を断念…という話です。
90%を超えたら…という話もありますが、最初から作る気も無かったのではないか…とも思ったりします。
御存知の通り、マインクラフトは現在制作のMojangの手を離れ、そのIPについてはマイクロソフトに売却済み。
その売却額は巨額とされており、一生遊んで暮らせるほどのお金を手に入れたと記憶しておりますが
Notch氏は記事にもある通り、Levers and Chestsというタイトルの制作をしているともあるので
マインクラフトの精神的後継作よりは、この新作のほうに注力したいというのが本音かと思います。
前の後継作開発の記事で少し触れましたけれど
もうマインクラフトは、ゲームのコンセプトとしては完成され尽くしていますし、今でも各プラットフォームで売れ続けています。
アップデートも行われて、まだまだ現役で行けるコンテンツですから、精神的後継作をあえて作る意義も薄いと思うのですよね。
そう考えれば、今回の精神的後継作の制作断念は妥当なのかなと個人的には思います。