ニンテンドースイッチの一年目にあたる2017年のE3において
新作発表が行われ、ファンを狂喜乱舞に陥れた任天堂のIPの中で
もっともコアゲーマーよりのタイトルであるメトロイドプライム4。
【大歓喜!】メトロイドプライム4制作発表で喜びを爆発させる外国人にほっこり。
スイッチが発売されて初めてのE3でロゴだけが発表されたタイトルであったが
メトロイドプライムシリーズはWiiで2007年に発売された(日本は2008年)3以降、全く新作は発売されておらず
3DSでスピンオフ的タイトルであるフェデレーションフォースが2016年に発売されていたが
こちらはシリーズの主人公・サムスが登場していないこともあり、従来のファンからは非常に
酷評されるタイトルとなってしまっていた。フェデレーションフォースは黒歴史となってしまった感がある。
それ故に、11年ぶりの新作発表ということで前述の通り、主に人気が高い海外のユーザーを
狂喜乱舞させるという結果に至ったというわけである。
2017年のE3の発表で、任天堂としては珍しくPVなども一切なくロゴだけの発表となった
メトロイドプライム4だが、開発が難航していると思われる事態が起こった。
それが2019年1月に任天堂から直々にクオリティアップのための作り直しをするという発表であった。
【速報】『メトロイドプライム4』クオリティアップのため発売時期が完全未定に!
それまでディベロッパーがどこであるかは明かされていなかったものの
クオリティが納得行くものではないという理由から、任天堂が子会社として所有する
海外のセカンドであるレトロスタジオがゲーム開発をすることになり
完全にイチから作り直すということを明言したということになる。
任天堂は基本的にゲームづくりにおいて、妥協を許さない社風があるが、今回のメトロイドプライム4については
悲壮感を漂わせる発表となり、このゲームについて任天堂が本気で制作を行っているということを
改めて証明するという形にもなった。通常であれば、延期発表はユーザーからの多くの不満を買うことになるが
任天堂の発表は、むしろ歓迎される声が多く、今までのソフトづくりの実績が評価されていることを改めて示す形になった。
作り直しの発表から、早くも1年半以上が経過している現在であるが、今のところは
メトロイドプライム4についてはPVなどの情報は一切任天堂から公開されていない。
ただ海外のゲームメディアの情報から、他社の有名タイトルでメイン開発者を務めていたような
有能な人材が多くレトロスタジオに集まっていることが報じられているが、それでもまだまだ
開発は難航している可能性がある…そんなことを窺い知れるようなことが確認されているようだ。
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レトロスタジオが『メトロイドプライム4』のリードプロデューサーを募集していることが確認される。
作り直しがされているメトロイドプライム4。作り直しの発表から1年半以上が経過するが
前述の通り、その進捗状況については全く音沙汰が無く、開発がどこまで進んでいるのか?
今の時点では、一般のユーザーの我々が知る術はない状況となっている。
ただ海外の有名ゲームに携わっていた開発者が何人か入ってきているのは確認がされている状況で
その有能な開発者が、どんなメトロイドプライム4を作り上げるのかはやはり期待出来るところではある。
しかし、たとえ有能な開発者が集まっても良いゲームが必ず出来るかといえば、そうでもないのも間違いないことである。
そういう有能な開発者をうまくまとめる調整役が、今の時代の大規模開発では必要になると考えられるが
そんな立場を務める役職であろうと思われる、リードプロデューサーという地位を
現在レトロスタジオが募集中であることが確認されている。
We are looking for a to join us on our journey to develop Metroid Prime 4! #GameJobs #GameDev #GameDevJobshttps://t.co/NWVPLGel3E pic.twitter.com/4hpOgw0Byg
— Retro Studios (@RetroStudios) August 14, 2020
果たして、今になってのこの募集をどう捉えるべきだろうか?
文字通りに考えれば、Lead Producerはゲームの取りまとめを行う役職のように見える。
様々な捉え方が出来るだろうが、人材難でリードプロデューサーが何時まで経っても入ってこないのか
それともある程度の形は出来ていて、これからまとめるための人材を募集しようとしているのか。
傍からでは、どんな状況かはわからないが、今このリードプロデューサーを募集していることは
開発が難航している可能性が高いと考えられる。他にも任天堂アメリカの公式サイトでは
レトロスタジオの人材を大々的に募集しておりまだまだメトロイドプライム4の制作には時間がかかりそうにも思われる。
(メトロイドプライム4だけではない人材募集なのかもしれないが)
任天堂から公式なアナウンスが出ないため、今の時点ではどうとでも取れる状況ではあるのだが
もしかすると、メトロイドプライム4がお披露目されるのはまだまだ先になる可能性もあると言えよう。
いずれにせよ、任天堂から何がしかの続報が出ることを今はユーザーとしては待つしか無い。大丈夫なのだろうか?
レトロは作ったゲームは高く評価されてますが・・・ここ数年は会社は機能してるのかというぐらいなんも出してないですね。
海外スタジオでもNext Level Gamesはしっかり仕事してるのに何が違うのやら。
確かに任天堂関連とは思えないほど、ゲームについては制作が遅いですよね。
確か海外のスタジオは人が移動することが多くて、任天堂としても苦労している的な話もあった気はしますが…。
ユーザーはやはりリリースを待つだけですから、朗報が出ればいいのですが。果たして。
あちらのゲームクリエイターは、「中学位の時期からプログラムしかやってなくて、PCを分解してはバンバン壊す」(by宮本さん)ような人が多いイメージです。 すごく個性的な発想や神がかり的なプログラムが見られる一方、チームの独立や分裂が絶えないのはそうした面も影響してるのかなと思います。
確かに現段階でのこうした募集告知は不安には違いありませんが……
以前もレトロは中核スタッフの大量離脱があったそうですが、質を落とさない姿勢で任天堂の信頼を勝ち得て、ついに大看板のマリオカート7を任されるまでになりました。 メトプラ4は彼らにとっても一番待ち望んだプロジェクトでしょうから、今は、底力でやり遂げてくれることを信じて待ちたい……です。
やはり、日本と海外では気質も色々と違うはずなので、なかなかその意思を統一するのは難しいですよね。
しかし、任天堂も良いゲームを作るために、レトロと改めて作り直すということを決意表明したわけですから、今からそれを覆すことはできないですからね。
茨の道になっている可能性もありますが、ユーザーとしては待つことしかできません。この募集が前向きな募集であることを願いたいですね。