9月25日より、スマホアプリのマリオカートとしてサービスインした
マリオカートツアー。
任天堂のスマホアプリは、何度か触れている通り、あくまで
CSタイトルに多くのユーザーを引き入れるための、導線的な役割であり
本来のCSハードでの本編に、スマホアプリで更に知名度を上げて
多くのライト層に、任天堂のIPを更に訴求するという狙いがある。
それでも、IPを大事にし、娯楽においては妥協を許さない姿勢に見える任天堂は
スマホアプリとはいえ、力の入ったタイトルをリリースしてきており
買い切りのスーパーマリオランなど、やり込みすれば、相当に遊べるタイトルも出している。
あからさまな重課金に、なるべくユーザーを引き込まないような配慮も見て取れており
基本的に圧倒的な知名度と、多くのユーザーに触れてもらうことによって
薄く広く課金をしてもらうといったビジネスモデルが感じられる。
少なくとも、国内でアプリのセルランで上位に入っている他社製アプリと比較すれば
その課金への導線は緩く、無課金でも普通に楽しむ分には問題ないというアプリがほとんどである。
というよりは、むしろこの課金スタイルでゲーム運営が出来るのか?とユーザー側から
心配されるレベルで、課金をしなくても大体楽しめるのが任天堂のスマホアプリとなっている。
それでも、圧倒的なIPの知名度と、スマホアプリとしては他のアプリと比較して
だいぶ作りこんである任天堂のスマホアプリは、配信当初から大きな話題となり
また課金も、薄く広くが功を奏して、日本でも配信が始まった当初には
かなりのDLと課金がされるのが常である。そんな中、CSではもっともロングテールで
売上がのび続け、今も完全版の8DXが売上を伸ばし続けているマリオカートの
スマホアプリが、今回のマリオカートツアーとなる。
既にプレイした人からは、概ね好評となっているようだが
その初日配信のDL数と課金額は、やはりとんでもないことになったようだ!
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『マリオカートツアー』が配信初日に2000万DLを達成し任天堂のアプリとして最大の数値に!課金額も1億を超える!
9月25日より配信がスタートとなった『マリオカートツアー』
マリオカートというIPを、更に広めるべく開発されたアプリということになるが
先に貼ったまとめにもあるように、プレイヤーからの反応は上々となっている。
スワイプ操作でドリフトなどがしにくいということもあるようだが、CS版にはない
キャラ固有のスキルと言った要素もあり、もしかするとCSに逆輸入されてくるのでは?
と言った、新要素もお目見えしている。最初の配信日には、当然というか
ツイッターのトレンドにも上がっていたマリオカートツアーだが、やはり初日のDL数が
とんでもないことになっている。配信初日のDL数が2000万を超え、歴代任天堂アプリの
初日配信日のDL数としてぶっちぎりの歴代1位となったことが明らかにされている。
過去の任天堂ゲームを大きく超える
2019年9月25日に国内外に配信された「マリオカート ツアー」。マリオたちが世界の都市をモチーフにしたコースを駆けめぐる、”新しいマリオカート”と銘打つ。
アプリストアの調査会社「Sensor Tower」が発表している推計値によると、配信後1日で2000万DL、課金売上約1億円を記録した。
任天堂のその他スマホゲームの配信後1日のDL数は、「スーパーマリオ ラン」が700万、 「ファイアーエムブレム ヒーローズ」が180万、「どうぶつの森 ポケットキャンプ」が170万、「ドクターマリオ ワールド」が65万、「ドラガリアロスト」が15万だった(いずれも「Sensor Tower」調べ)。
というわけで、圧巻のマリオカートブランド。今までの歴代任天堂アプリの
最高だったスーパーマリオランの3倍近くの数字となる(ポケGOはナイアンティック主体)
2000万DLを達成したことが海外の調査会社の調査から明らかになっている。
ちなみに、リセマラは存在するがアプリ内でリセット出来るオプションがあるため
DL数には基本的に影響しないと考えられる。それでこの内容は圧巻の一言である。
課金も、今回のマリオカートツアーも緩いものと認識されているが、それでも1億を超えたということで
これからの展開次第だが、スマホのアプリとして一つの収益の柱になるのは間違いなさそうだ。