このブログでもその裁判の経過を、何度か記事にしていた
公道カートレンタルにて、任天堂の許可なくマリオなどのコスプレを合わせて貸し出し
海外からの観光客を相手に商売していた会社を任天堂が訴えた裁判。
【ざまぁ】マリカー訴訟、いつの間にか賠償額が5倍に増額になっていた模様。
最初の社名が、あたかも任天堂が公式にやっているかのような
株式会社マリカーという錯誤させるような
社名をつけており、その後任天堂に訴えられた後は社名を
MARIモビリティに変えるなど、全くもって反省の色など見られないふざけた対応をしてきた。
現在は任天堂との係争中でありながらも、まだ公道カート事業は続けている。
そのMARIモビリティについては、任天堂に訴えられた一審は敗訴。
1000万の賠償命令が判決として下されたが、この判決を不服として
盗っ人猛々しいMARIモビリティは控訴。2審が争われていた。
その2審も昨年の6月に中間判決が下されており、そこでも任天堂の勝訴に終わっている。
先に貼ったリンクにもあるように、その時に任天堂は最初の1000万から5倍になる
5000万の賠償金を新たにMARIモビリティに増額して請求していたことが
中間判決文から明らかになっていた。明らかに頭のおかしい控訴を行った
その報いが跳ね返って、心からざまぁみろ!と個人的には快哉を叫んだわけだが
中間判決文で明らかになっていたその賠償額が全面的に認められ、改めて
MARIモビリティが完全敗訴という形になったことが報じられている!
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マリカー訴訟、2審も任天堂の全面勝訴!賠償金が1000万→5000万で確定!
様々な点でアウトとしか言えなかったMARIモビリティの所業。
当初の任天堂からの賠償請求は1000万だったが、下手に控訴して
反撃する構えを見せた結果、任天堂からは新たに一審で認められなかった部分を
理由に賠償請求を5000万という最初の額の5倍になる金額を請求されてしまっている。
まさに自業自得としか言えないMARIモビリティに対する訴訟であるが
先にも書いた通り、中間判決で任天堂が勝訴。そして、その賠償額に対しての
妥当性が審理されてきたのだが、その正式な判決が本日下ったとのこと!
公道カートの利用者に任天堂キャラクターのコスチュームを貸し出すなどしていた企業「マリカー」(現商号:MARIモビリティ開発)とその代表取締役に対し、不正競争防止法違反や著作権侵害などで任天堂が提起していた訴訟の控訴審で、知的財産高等裁判所は1月29日、任天堂の訴えを認め、MARIモビリティ開発に対し5000万円の支払いを命じた。
任天堂の訴えは、マリカー(企業)が任天堂のレースゲーム「マリオカート」の略称「マリカー」を社名などに用い、利用者にマリオのコスチュームを貸与するなど、任天堂の許諾なくこれらを宣伝・営業に利用していることが不正競争防止法違反や著作権侵害に当たるというもの。
一審の東京地方裁判所は、任天堂の訴えを認め、MARIモビリティ開発に対し1000万円の支払いと不正競争行為の差し止めを命じる判決を2018年に言い渡した。これを不服としてMARIモビリティ開発は知財高裁に控訴。任天堂も一審で認められなかった部分を不服とし、賠償金額を5000万円に増額して控訴した。
二審では、「マリカー」などの標章やマリオなど任天堂キャラクターのコスチュームが、マリカー(企業)の利用者の間で任天堂の商品等表示として著名であることを認め、これらを営業上利用・貸与する行為などが不正競争防止法違反だと認める中間判決を19年5月に言い渡し、損害金額などの審理が続いていた。
知財高裁の判決は、任天堂が請求していた金額の全額の支払いと、被告会社の不正競争行為の差し止めを命じるもの。任天堂が当初訴えていた「著作権侵害」以外について、ほぼ全面的に認める内容だ。
任天堂は、「長年の努力により築き上げてきた当社の大切な知的財産を保護するために、当社のブランドを含む知的財産の侵害行為に対しては今後も継続して必要な措置を講じていく」とコメントを発表した。
被告のMARIモビリティ開発は、「自社の主張が認められなかった部分については誠に遺憾であり、内容を精査して引き続き対応して参ります」とコメントしている。最高裁への上告に関しては態度を明らかにしていない。
こういった賠償金額というのは、原告側の要求が100%通ることは稀である。
しかし、今回の件はMARIモビリティのやり方と、そして最強と呼ばれる
任天堂法務部が色々と動いたのだろう。任天堂の要求が全面認められる
任天堂にとっては完全勝利という判決となった。もう一度いう。ざまぁ!←
2審も任天堂の完全勝利ということになると、後は最高裁までMARIモビリティが控訴するか…ということになるが…。
ここでも悪あがきをして上告してきそうな雰囲気もあるが、この厚顔無恥な会社が次はどのように出てくるだろうか?
これは本当にざまあとしか言えませんねww
一体何が「誠に遺憾」なのか…。任天堂相手でなくても勝てるはずがないでしょうに。
それこそ原神と比べてもなお真っ黒なことをしているんですけど。
ただ、当たり前とは言えこのMARI社の件での訴えが完全勝訴で通ったことは大きな意味があると思います。
この勢いで違法な二次創作なんかもどんどん規制される流れになってほしい。
あと、細かい指摘ですみませんが、三審(特に最高裁)へ決着を持ち込むことは「控訴」ではなく「上告」と言うらしいですよ。
逆に任天堂が負けたら、日本の司法はどうなってるんだというレベルの案件ですので
当然の結果が出たことにひとまず安堵といったところです。それにしても賠償請求額が満額での判決とは、本当にMARIモビがどうしようもないほどひどいことをしていたという判断をされたということなんでしょうね。
今回の勝訴で、MARIモビに対して動く他の企業もあるかもしれませんしね。某ネズミなところとか…w
ご指摘ありがとうございます。こっそり直しておきましたw
ITmediaビジネスオンラインにも掲載された、マシリトこと鳥嶋和彦氏の、ゲームプロデュースについての講演内で、ドラゴンボールのゲーム化について・・・
「連載が終わってアニメが終わったからといって、いいかげんなものを出されると、それまで築いてきたブランドが壊れるわけです。発売元がバンダイでも、クレームが来るのは『ジャンプ』編集部なんです。」と発言されてました。
(色々と省略してますが、細かいポイントは元記事を読んだ方が早いと思います。「マシリトが行く!」で検索してみてくださいw)
それとほぼ同じことが、今回の裁判でもいえただけのことなので、任天堂の側からしたら、この判決は当然の結果でしょう。
これで上告しても、海賊版的な展開が認められるとは思いにくいですけどね・・・
マシリトこと鳥嶋和彦氏は新潟出身!
ということを結構前に地元新聞のインタビューで本人が語っていて初めて知った管理人です←どうでもいい
マシリト氏はビジネス的には慧眼の持ち主でしたからね。それと同時にかなり現実的な選択を行う人でもあったので
その発言は、実際にあった本音の発言でしょうな。結局一番目立ってわかりやすいところにクレームが行くわけです。
今回のは名前が最初マリカーでしたから、いかにも任天堂が関わっていそうな名前でしたし
裁判がなければ、私でも勘違いしていたと思います。任天堂としては全く知らないどこの馬の骨とも
知らない人間がそれっぽい名前をつけて、今までコツコツ築き上げてきたブランドをぶち壊されるのはたまったものではないわけです。
上告はしても無駄でしょうね。まず任天堂の要求が完全に通っている時点で完膚無きまでの勝利ですから。
これ以上やっても、MARIモビの出費がかさむだけですね。