任天堂のゲーム『星のカービィ スーパーデラックス』のBGM「メタナイトの逆襲」が、グラミー賞を受賞した。
1996年にスーファミ版が発売された『星のカービィ スーパーデラックス』
今回受賞したのは、The 8-Bit Big Bandなるグループによる、この楽曲のビッグバンド・ジャズバージョン。最優秀インストゥルメンタル/アカペラ編曲賞を獲得した。なおゲーム自体は1996年発売のため、原曲は今年のグラミーに選出される基準を満たしていない。
The 8-Bit Big Bandはその名に “8-Bit” とあるものの、機種やメーカーを問わず、あらゆるビデオゲームに含まれる優秀な楽曲を賞賛し演奏するために結成された、30 – 65人規模のジャズ・ポップスオーケストラ。世界中からニューヨークに集結したメンバーは、いずれもミュージシャン・パフォーマーとして、売れっ子ながらゲームの “プレイ” も楽しむことを忘れない人たちのようだ。
バンドとしての活動は2018年春に『スーパーマリオ』『がんばれゴエモン』『F-ZERO』『ファイナルファンタジー』といった名作ゲームからセレクトした曲を演奏・収録したアルバム『Press Start!』を皮切りに、これまでに3枚のアルバムを発表してきた。今回グラミーを受賞した「メタナイトの逆襲(Meta Knight’s Revenge)」では、8-bitミュージックを原曲に忠実に再現する演奏家 Button Masher氏がゲスト参加して、楽曲の完成度をさらに高めている。
グラミー賞の歴史においてゲームミュージックが受賞するというのは、実はこれが初めてではない。2011年には、ストラテジーゲーム『Civilization IV』のオープニング曲「Baba Yetu」が、ゲーム向け音楽として初の受賞作(最優秀ヴォーカル入りインストゥルメンタル編曲賞)となった。
というわけで、先月25日に新作のディスカバリーが大ヒットを記録している
星のカービィのSFCで1996年に発売された、シリーズとしては
7作目に当たる『星のカービィ スーパーデラックス』の楽曲の
『メタナイトの逆襲』を海外のバンドが、ビッグバンドジャズアレンジをした
曲が、2022年のグラミー賞を獲得したというビッグニュースが入ってきました!
メタナイトの逆襲の原曲は以下となります。
この音楽の作曲者は石川淳氏。グリーングリーンズの作曲など、カービィの音楽を
語る上では欠かせないゲーム音楽作曲家の一人です。
グリーングリーンズもそうですが、耳に残る曲を多く作っており、カービィシリーズの曲は
5ちゃんねるのゲーム音楽板で開催される、みんなで決めるゲーム音楽ベストの
上位常連となっているほど、多くのファンがいるタイトルとなっています。
今回のグラミー賞においては、海外のゲーム音楽関連をアレンジしている
The 8-Bit Big Bandによる演奏が評価されての受賞となっております。
音楽関連の賞では世界でもっとも権威のある賞とも言われるだけに
アレンジされたものとはいえ、まさかのカービィの曲の受賞というのは大変驚きました。
なお、引用記事内にて触れられている通り、ゲーム音楽を原典とする
音楽の受賞は、今回のメタナイトの逆襲が2例目となります。
ゲーム音楽原典で初のグラミー賞をとったのは、廃人御用達のPCゲームである
シヴィライゼーションIVの『Baba Yetu』(ババイェツとかババイヤツとか言われる)ですが
これは純粋な歌モノと言った感じで、今回のように原典が完全に
ゲームミュージックと誰が聴いてもわかるような曲の受賞は初といったところです。
星のカービィ スーパーデラックスはニンテンドースイッチオンラインの
加入特典のSFCでも配信がされているので、今からその原典を聴きにいくのもいいかもしれませんね!
星のカービィ ディスカバリーもゲームの素晴らしい出来と同時に
音楽も評価されているのを個人的にも目にしています。
今回のグラミー賞受賞で、ディスカバリーも更に売れる導線が出来たのかも知れません。
とにかく、ここに来てのさらなる追い風が吹いたカービィ。
ディスカバリーもその評判通りに、売上を伸ばしていくことが期待されますね!
これは驚きのニュースでした。
グラミー賞は近年(アカデミー賞と同じく)選考結果の硬直化が批判され、選考委員の若返り・多様化が行われたとのことなので、それも影響したのでしょうか。
この楽団の活動も非常に興味深く、他の曲も色々聴いてみたくなりました。
ところでアメリカというと、自分はすぐマリオオデッセイの『Jump Up, Super Star!』を思い出します。 作詞作曲は日本人(英訳は北米任天堂スタッフ)ですが、本場産としか思えない仕上がりでした。
あの歌は当時マリオのイメージを一新するほどのインパクトがあり、何度聞いても名曲だなあと感心します。
自分もヤフートップにこのニュースが有った時は驚きました。
グラミー賞というと、音楽関係では世界でもっとも名誉ある賞であることは間違いないかと思いますので、アレンジされたものとはいえオリジナルがゲームである星のカービィの曲が選出されたのにはびっくりでした。Youtubeでこのような活動を行っているバンドや個人などは、自分たちが知らないだけで山のようにあるのでしょうね。
Jump Up, Super Star!は確かに名曲でした!
まさかの3Dマリオで歌モノが採用がされるとは思いませんでしたし
歌詞もマリオの世界観にぴったりあっているんですよね。
あれほどの曲が出て、任天堂はゲームだけでなく音楽面でもトップクラスになったかと思いましたね。
恥ずかしながら、このバンドを知りませんでした。
ゲーム楽曲のアレンジバージョンを発売するというのは、かつてはそれぞれのメーカーが一部のタイトルやってたというのがでありましたが、このニュース知ってから少しだけ調べてみたら、知らないタイトルの曲も多々ありましたけど、名曲といいまますか名アレンジの曲が多くて驚きました。
アカデミー賞の基準はよくわかりませんが、こういった原曲がゲーム楽曲のアレンジ楽曲で最優秀インストゥルメンタル/アカペラ編曲賞を受賞したというのは、本当に素晴らしいことですね。
自分も知りませんでした!
というか、日本でも海外でもゲーム音楽のアレンジだったりの演奏している集団・個人はたくさんあるんですよね。
今回はその中の一つということで、このバンドが脚光を浴びたわけですが、今後もこのようなバンドが現れて、ゲーム音楽が原曲のタイトルがアカデミー賞を取る可能性はあるのですよね。
今回のニュースは色々と今後が楽しみなニュースでもあったように思います。