PS2時代に、一作目が発売され、野村哲也氏の新たなライフワークとなった作品である

ディズニーとのコラボRPG作品であるキングダムハーツシリーズ



初代が出たのが2004年だが、その後様々なスピンオフタイトルだったり

あるいはシリーズ作品の総集編のようなものは出ているが、実はシリーズナンバリングは

まだ2までしか出ていない(シリーズの流れからすると2ではありながら3作目という位置づけにはなるが)

という、ゲームを追っていないユーザーからするとまったくもって、どのような展開をしているのか

よくわからないようなIPになっている。更にプラットフォームもPS2から始まりPS関連だけではなく

GBAやDSなどで独占的に発売されている(後に別のタイトルにあわせて収録されたタイトルもあり)ため

もはや、キングダム ハーツ商法とでも言うべきシリーズとなっている。


キングダムハーツ2は、2005年に発売されている。またその完全版とでもいうべき

ファイナルリミックスが2007年に発売されている。その後スピンオフタイトルを携帯機に出したり

HDリマスターとなる作品をPS3やPS4に出してはいるものの、本編ナンバリングは2007年から

ずっと止まったままだった。その最新作3はずいぶん前から制作されていることは明かされていたが

一向に発売される気配がなかった。しかし、ようやく今年になってその発売日が2019年の1月25日に

決定し、永らくファンをヤキモキさせた新作が遂に登場することとなった。

現時点ではPS4とXbox oneのマルチと発表されているタイトルであるが

このキングダム ハーツ3のスイッチ版が出るかもしれない?そんな噂が海外のメディアから報じられている。


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『キングダム ハーツ3』のスイッチ版が登場?海外メディアが噂を報じる。

まずは海外のメディアが報じた今回の噂の記事を引用する。

A YouTube content creator has reported that sources close to him say Square Enix wants to port Kingdom Hearts III to Nintendo Switch.

DreamcastGuy, a YouTuber mostly famous for discussion-based gaming videos, posted the potential leak yesterday afternoon. DreamcastGuy acknowledges in his video that he has not much to show in terms of leaking credibility, but still trusted his source enough to post the video.

The YouTuber goes on in his video to explain that—based on the information he received—Square has not started on the rumored project. Still, the rumor does line up with past information.

For the past year, there have been rumblings of a Kingdom Hearts III Switch port. During last year’s D23 Expo, Kingdom Hearts III director, Tetsuya Nomura, said that plans for the title to appear on Nintendo Switch may be considered after the game releases for PlayStation 4 and Xbox One.

Many are challenging the rumor, citing the difficulty of porting the graphically demanding title over to Nintendo Switch, a considerably less powerful console. However, Final Fantasy XV, a similarly demanding game, saw release on Switch last month, so nothing is impossible.

Octopath Traveler, another Square project, saw recent success on Nintendo Switch as the classic-themed RPG sold 1 million copies in less than a month. All fans can hope for now is that Square Enix is paying attention to the excitement for a potential port.

情報源は正直信頼に足るところではないと感じる。なので、現時点では眉唾としておくのが正解だろう。

しかし先にも書いたとおり、キングダム ハーツシリーズは基本的にPSメインで展開されているタイトルである。

GBAやDSなどの任天堂ハードにスピンオフ的なタイトルを出しているし、実質二作目とされる

キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズはGBAでオリジナルが発売されている。



なので、任天堂ハードと全く関わりが無いソフトというわけではない。

また、ディズニーが訴求できる層は当然ながらスイッチに一番居ると思われるので

確かに商売的な意味で見るのであれば、スイッチにキングダム ハーツ3を出す意義は

当然にあるとも考えられる。野村氏が以前そういった話をしていたという内容も事実である。


しかし、野村氏は今回のキングダム ハーツ3について、ムービーの容量が

非常に大きくなり、BD一枚にもはや収まりきらない量になっていることを公の場で語っている。

――発売日発表をひとつの区切りとして、これから開発が大詰めに向かっていくと思いますが、現在はどのような状況なのでしょうか。

野村 パーセンテージではなかなか表現しづらいところです。いまは、『KHIII』のボリュームがありすぎて、容量が足りないことが悩みになっています。

――その原因とは?

野村 理由はいろいろあるのですが、影響が大きいのはムービーの容量ですね。リアルタイムのカットシーンを読み込むとき、同じシーンであれば読み込むデータが少なくて済みますが、たとえば先程の“一方そのころ”のようなまったく別のシーンが入ると、そちらのデータをイチから読み込むためロードがすごく長くなるんです。これを解決するために、一部のカットシーンをムービー化して読み込み時間を減らしているのですが、高画質のままムービー化すると容量が大きくなってしまいます。それが想定以上になっていて。

――容量の問題があるとなると、日本語と英語の言語切り換えも難しい?

野村そうですね。ボイスについては、音声だけでなくリップシンクのデータも入れないといけないですし。これまでの『ファイナル ミックス』で採用している英語音声で『KHIII』をプレイしたい、というご要望があるのは承知しているのですが、切り替え対応はきびしいです。

――『KHIII』で『ファイナル ミックス』の予定はあるのでしょうか。

野村 いまは検討していません。容量足りてないですし(苦笑)。

スイッチでは現時点で本体メモリは32GBであり、ゲーム用のROMも現時点では32GBのものが最大容量とされる。

ただコストがかかるので、32GBのカードリッジを使ったソフトは意外に少なく

洋ゲーのゲームだと、パッケージ版を買った上で更にDLするデータが必要になっているタイトルもある。


以上の点から、可能性としては考えられるが、現実のものになるかというと

正直厳しいのでは…というのが、管理人の現在の捉え方である。

もちろん、スイッチに出すためにその辺りを削ったものを出すという可能性もありえるかもしれないが

スクエニの野村氏なので、まぁこれは可能性としては低いとは思っている。

現時点では興味深い噂程度の話であるが、もし万一これが実現するということがあれば面白いとは思う話である。


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