現在は、日本・北米・欧州、そしてその他主要国で展開されている
ニンテンドースイッチ。
現在発売している主要な地域では、過去の任天堂ハードと較べても
Wiiに匹敵、またはそれ以上の勢いを見せており、日本も含め
一体潜在需要がどれだけあるのかすらも、全く未知数な状況となっている。
任天堂としても、予想より遥かに上回る推移で売れていることを認めており
秋頃から増産体制の強化を図る動きを強め、今年の年末にはかなりの
台数を出荷できると、君島社長は公式に発言していた。
【今後に期待!】君島社長「スイッチの増産体制は整ったので、年末にはかなりの台数を出荷できる」
最近の週販の台数を見る限りでは、この君島社長の宣言はウソではないだろう。
しかし、北米ではその1日で恐ろしいほどモノが売れる今年のブラックフライデーにおいては
ネットのオンラインでの販売については、全ての商品の中でニンテンドースイッチが1位であったことがわかっている。
【大人気】ニンテンドースイッチ、米ブラックフライデーにオンラインで最も売れた商品となる!
オンラインで最も売れた商品でありながらも、各オンラインショップでは速攻品切れ状態になっていたという
状況が報告されているので、本当に恐ろしい。ニンテンドースイッチの需要は、冗談抜きで
初のホリデーシーズンを迎える、今年の年末商戦では出せば出しただけ売れるのではないかと言った
予測が、冗談に聞こえないので恐ろしい。
さて、今現在は本当に台数を用意することだけが命題のスイッチであるが
実は12月1日に、アジアの台湾と韓国で発売されることが確定している。
PSやXboxも、今までネットゲーやPCゲーが強かったこの地域に、本格的に
CSハードを普及させようともくろんでいる状況で、任天堂もそれに追随する形だが
韓国のロンチにおいては、おそらく他の国にも勝るとも劣らない状況になるかもしれない。
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12月1日ロンチに向けてCMも配信開始!大手ネット通販では用意した分が全て予約状態に!
日本でも一部で有名な朝鮮日報が、今回の韓国でのロンチについて触れた記事を更新している。
今年3月に日本で発売され、3日間に33万台が売れた。北米、欧州、オーストラリアでもブームとなり、品不足に陥った。1台2万9800円の商品だが、インターネット上ではプレミアムが付き、4万-4万4000円で売られているほどだ。供給不足が続き、先進国以外の市場では発売もできない状況だ。韓国では12月1日にようやく発売される。インターネット通販のTMONが今月、7000台の予約販売を受け付けたが売り切れた。
引用元: 任天堂は死なず、「スイッチ」でV字回復
今までの韓国市場は、ほとんどPSが独占していた状況だ。
最も、割れなどの違法行為が起こるので、今まで韓国や中国などでの
CSハード事業というのは、ある意味リスクのある市場であった。
しかし、今までやってきた市場だけでは今後戦うことはできないと
ニンテンドースイッチについても、今まで積極展開されてこなかった
中国・韓国といった国への販売を行おうとしている。
その韓国でも、インターネット通販の大手が受け付けた分については全て完売となっているとのこと。
韓国の市場規模からして、どれだけの販売が妥当かは管理人も分からないが、現状公表されている
情報から判断するに、韓国でもスイッチの発売を待ちわびるユーザーは一定数いそうだ。
韓国については、現地用のCMも制作されている。マリオオデッセイの画面が
映し出されているが、ちゃんと韓国語にローカライズも行われている。
韓国のロンチには、マリオオデッセイやソニックフォースやウルスト2などがあり
日本より早く発売されるものとして、スカイリムもロンチタイトルとなっている。
ちなみに、今回のスイッチが韓国で発売することを受けて、韓国の大手ゲーム会社が
社員に対して、スイッチを全員買い与える(?)ことを考えている会社があるようだ。
NCソフト金沢辰代表が従業員に任天堂の新型コンソールスイッチとスイッチ用「ゼルダの伝説:ブレス・オブ・ザワイルド」を支給すると宣言した。
ゲームフォーカス取材の結果、キム代表は25日、社内コミュニティの過程で、最近のスイッチで「ゼルダの伝説:ブレス・オブ・ザワイルド」を楽しくプレーしている近況と素晴らしい体験を提供するスイッチと、ゲームタイトルを従業員に支給して経験を共有したいという意向を伝えた。
この内容は、事前に共有したり、用意されたものではないことが分かった。金沢辰代表の宣言が出てきただけに、スイッチを購入するが行われるべきだが、スイッチは、国内正式発売がされておらず、海外でも物量不足の状況と3000台規模を簡単に購入することができない状況である。
NCソフトは、過去の「ブレイドアンドソウル」プレイステーション3版とXbox 360版の開発チームを運営してコンソール市場参入を打診したが、最終的途中チームを解散して、コンソール市場への参入を先送りした。
しかし、近年、グローバル市場でのマルチプラットフォームが当たり前され、コンソールの開発への関心が高まり、コンソールまで念頭に置いたマルチプラットフォームのゲーム開発を推進している状況。
※管理人注 原文は韓国語のため、機械翻訳した文を転載。
中国の世界最大のゲーム企業である、テンセントが既にニンテンドースイッチに
ゲームをリリースしていることが確定しているので、その潮流に乗るということなのだろう。
韓国産のオンラインゲームは例えば、最近流行りのPUBG(プレイヤーズアンノウンバトルグラウンズ)や
マビノギ、アラド戦記など、日本でも楽しまれているゲームが多く存在している。
中国や韓国の市場は、PC・ネットゲーが今まで主であり
CSゲームは割れ・海賊版が横行するなど無法地帯的なイメージが強いが
これらの課題さえある程度クリアできれば、特に中国市場は13億以上の
超巨大市場でもある。CSハードがようやく最近解禁された中国などでは
任天堂に限らず、CSゲームハードの売り込みが強くなっていて
今回の台湾・韓国でのスイッチロンチについては、今後の任天堂、ひいては
これらの国でのCSハード事業展開のあり方を占う試金石になると言えよう。
果たして、アジアでもニンテンドースイッチは他の先駆けて出た地域と
同じような人気を得るのか。要注目である。