2016年に、任天堂が当初はファンアイテムとして、ある意味遊びで作ったところ

全世界で大ヒットを飛ばし、日本国内でも品薄状態となってしまった手のひらサイズのファミコンである

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター



ファンアイテムとして、そこまで需要が無いだろうと任天堂側も軽く考えて

生産・発売したところ、任天堂の予想以上の需要が発生し、国内外で品薄のプレミア商品となってしまった。

この反響を鑑み、昨年はSFCのミニサイズも発売され、こちらも国内外で大ヒットとなり

SFCミニは、全世界で500万台以上売れたということが任天堂より公式でリリースされている。



余談ではあるが、ニンテンドー64のミニも発売されるのではないかという観測が

改めてニンテンドー64が商標登録された話題などから出ているが、こちらは今のところは正式の発表はない現状である。

いずれにせよ、ファミコンやっスーパーファミコンが持つそのものIP力に驚かされる結果となっている。


そのミニファミコンについては、生産が足りておらずプレミア化してしまったことには

任天堂も責任を感じていて、ミニファミコンについては再販が行われることが告知されていた。

その再販が先月の終わりに行われ、今は入手が容易になっているが、それと同時に

一種のサプライズという形で発表されたのが、日本で一番売れている週刊少年漫画誌である

週刊少年ジャンプが今年で50周年を迎えたことを記念した

週刊少年ジャンプに関わるファミコン作品を20タイトル収録した

週刊少年ジャンプ50周年仕様の特別なミニファミコンである。


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版権関係は、権利が難しいので、WiiのVCなどでも収録が見送られていたような

タイトルばかりが収録された限定Verであり、収録されている作品は

バンダイ作品(現・バンダイナムコゲームス)タイトルが多い。


更に、原作を越えたとも言われるほどの名作と言われているテクモのキャプテン翼2や

東京書籍(後のトンキンハウス)が発売した暗黒神話、そしてジャンプで堀井雄二がゆう帝と

名前を変えて、露出をメインに行っていたドラクエ1が収録されているなど

本家のミニファミコンよりも、刺さる人には刺さるラインナップとなっている。


この週刊少年ジャンプ創刊50周年の特別Verのミニファミコンがどれだけ出荷されたかはわからないが

各所のネット通販などの販売状況を見る限りでは、かなり売れているように見えた。

その台数について、ゲーム週販集計期間のメディクリより発表がされていたようだ。


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少年ジャンプ特別Verミニファミコンは11.1万台売れていたことが判明!

このブログでは、毎週週販の記事を水曜に更新しているが

そのソースは、4gamerというゲームメディアサイトから引用を行っている。

週販の集計自体は、その4gamerが行っているわけではなく、メディアクリエイトという

週販を集計している会社から、4gamerがデータをもらって、毎週水曜日の22時に更新を行っている形となっている。


メディアクリエイトは、毎週金曜日に、その4gamerに掲載したのと同じ内容の

週販結果を自サイトで掲載しているが、30位までの順位が表示されるのと

メディアクリエイトの独自の考察記事が掲載される。

今回は、その考察コメントからの引用ということになる。

『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』の限定モデルが11.1万台を販売

 ハードの総販売台数は7.3万台、前週比90.31%。周辺機器では『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン』が11.1万台を販売。「キャプテン翼」や「キン肉マン」などのリアルタイム読者とファミコン世代である30~40代の需要を喚起したと思われるが、他商品への拡がりは特にみられなかった。

※管理人注 メディアクリエイトは同じURLで記事を更新するため、来週は内容が変わっている

拡がり云々は置いておくとして、週刊少年ジャンプ創刊50周年記念の特別バージョンは

11.1万台の売上を記録したとのこと!これが多いか少ないかは

正直判別がつかないが、少なくともネット通販サイトなどでは現状ほぼ普通には手に入らない状況と

普通のファミコンと比べれば、かなり訴求する層は限定的な商品であるのは間違いないため

想像以上に売れているのでは…と個人的には感じた。そもそも数を作るようなものでもないため

もう少し、生産が潤沢であれば、売上は伸びていた可能性もある。

収録タイトルは、一部タイトル以外は、正直微妙…あるいは糞ゲー判定されているのもあるが

やはり、思い出を楽しむ商品としては、かなり優れたコンセプトの商品だったと言って間違いないのではないだろうか。


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