海外では、既に多数のインディーズを含めたタイトルがリリースされることが
続々と決定しているニンテンドースイッチ。
日本では、海外に比べると非常に任天堂以外のソフトリリースは
スローペースでありながらも、このブログでも記事にしている通り
インディーズタイトルや手頃な値段で出来るDLタイトルが増えている。
開発機材の安さと、開発のしやすさから
大手メーカーだけではなく、インディーズと呼ばれる
小さなゲーム制作者たちもニンテンドースイッチ向けの
ソフト開発をしているであろうことは、間違いがない。
先日のピクセルラインDXもそうだが、徐々にスマホなどの移植なども
活発になってきたことを受けてか、ニンテンドー3DSのDL専売ソフトで
既に一定の知名度を得ているINSIDE SYSTEMという同人サークルが
制作する魔神少女シリーズの新規タイトルが
ニンテンドースイッチに出ることが発表されている。
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元々は3機種マルチ。その後3DSのみで2、Nindiesタイトルとしてブレイブダンジョンがある。
魔神少女は、元々前述のINSIDE SYSTEMが開発を行い、フライハイワークスから
3DS、PSVita、PCという三機種マルチで出されたタイトルである。
ちなみに、一作目の正式なタイトルは魔神少女 -Chronicle 2D ACT-という。
400円という低価格ながら、その値段に見合わないと言われるほどの作り込みがされたゲームで
プレイした人からは高評価を得た。その後、3DSのみで2が発売され、最終的に去年の11月に
ブレイブダンジョンという最新作が500円で、3DSのみで配信されていた。
なお、業界No1の専門誌(自称)のファミ通に、FF15の隣でクロスレビューされるという
憂き目に合うが、点数の評価こそFF15に大差を付けられているものの、レビュアーが
書いている感想はどうみても、ブレイブダンジョンのほうが好意的に受け取られているという珍事もあったw
悲報?朗報?「FF15の」ファミ通レビューが掲載。9/10/9/10の38点でジョジョ以下 の点数と判明・・・
このブレイブダンジョンは、Nindies(ニンティーズ)と呼ばれる
任天堂とインディーズをかけ合わせた造語の所属タイトルとなっている作品でもある。
今回このブレイブダンジョンと、魔神少女の最新作が今夏、ニンテンドースイッチに発売されることが決定した。
その他、魔神少女のリズムゲームである「ルディミカル♪魔神少女音楽外伝」が
本日より、電撃的にニンテンドースイッチDLソフトとして配信が行われている。価格は800円。
3DSには魔神少女の最新作、3の配信も決定したとのこと。
インディーズとの連携を、スイッチが出る前から強化していた任天堂だが
全てはスイッチのコンセプトが生まれでた時から準備を進めていたものかもしれない。
今まで任天堂は、サードパーティが弱いと言われてきたが、その弱点を認識し
今回はインディーズタイトルなど、小粒のタイトルを揃えることによって
ユーザーに、幅広い選択肢を取ってもらえるように間口を広げてきた印象がある。
据置だけでは、インディーズタイトルは正直弱い所があるのだが、ニンテンドースイッチは
持ち運びできる携帯機という側面もあるので、インディーズの小粒なタイトルと相性が良いように思える。
既に、テレビモードは対応せず携帯モードだけで遊べるゲームもあるので、開発者側としても
敷居は低いように思える。これから更に、ニンテンドースイッチにゲームを出すメーカー・インディーズは
増えていくのではないかと思われる。幸い、スタートダッシュも成功して、まだまだ需要に底が見えない
ニンテンドースイッチに、ゲームを開発して出すことは大きなメリットがある。
任天堂ユーザーは、良いゲームは買うという当たり前の傾向があるので
インディーズ開発者としても夢がある話であると言えないだろうか。
うまくやれば、ゲームと連想が全くつかないような会社がパブリッシャーとして
ゲームを出していたファミコン時代のような、ゲーム市場が復活する可能性も高いと考える。