日本どころか、世界最大級の同人コンテンツであろう東方Project

元々はゲーム会社の社員であったZUN氏が独立して、1人で全てを手がける同人ゲームとして

発売されたのが始まりであり、同人ながらも弾幕STGと呼ばれる本家のSTGから、博麗霊夢や霧雨魔理沙などの

人気キャラを生み出し、後に同人界隈でどんどん2次創作が増えていった作品である。

現在でも、コミケなどでは多数の新作同人誌、またはゲーム側の楽曲をアレンジした

オリジナルCDが多数のサークルによってリリースされている。また東方例大祭などと呼ばれる

東方Projectオンリーの同人即売会なども、各地で行われており、もはや同人界隈では

定番のコンテンツと言って全く過言ではない作品となっている。


生みの親のZUN氏は、博麗神社の巫女である霊夢と言ったキャラを生み出したことから

ファンからは神主と言った愛称で呼ばれているが、CSハードでの

展開についてはしばらくは行われてこなかった。しかしPlay Doujin!プロジェクトが立ち上がってからは

本家の弾幕STGこそ出ないものの、それ以外の同人サークルが東方のキャラを利用して

制作したゲームが幾つかCSハードにリリースされている。元々はPS関連メインでやっていたが

現在はニンテンドースイッチもそのリリース先として普通に選ばれるようになっているのは

このブログを閲覧してくださっているような方々には、もはや言うまでもないことだろう。


その東方キャラを利用したゲームの一つで、最初にPS4とVitaで発売された後

スイッチ版が後発マルチとして発売された不思議の幻想郷

最新作がニンテンドースイッチとPS4とでマルチで発売することが決定したとのこと!


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『不思議の幻想郷 ロータスラビリンス』が2019年4月25日にスイッチとPS4のマルチで発売決定!発売元はUNTIES。

『不思議の幻想郷』はいわゆるローグライクと呼ばれるゲームである。

東方のキャラを利用して二次創作した、ローグライクRPGとなっている。



同人ゲームでありながら、なかなかの作り込みがされていて

好評である『不思議の幻想郷』の最新作が発売されることが決定した!


https://www.aquastyle.org/lotus_labyrinth/


今回はPS4とスイッチ版が同発となる。更に限定版も発売とのことで

一作目が好調だったということなのだろう。スイッチ版は制作陣も

売上で高級しゃぶしゃぶ(だったか)を食べられるぐらいに利益があがったようなので

その反響を受けて、この続編の発売となったのだと思われる。

スイッチ版は最初にDL専用ソフトとして発売され、その後パッケージ版が出ている。


【Amazonにて確認】スイッチ版『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』のパッケージ版が7月19日に発売決定!


最初からパッケージ版を出すことにゴーサインが出ているということ。

発売元は、前作と同じSME(ソニー・ミュージックエンタテインメント)が

展開しているインディーズブランドのUNTIESである。

もはやSMEはスイッチに発売することはなんとも思っていない?ようである?

今回の新作は仲間を多数引き連れることが出来るようなので、セカダン的な

楽しみ方ができそうな一作になっていそうだ。続報に期待したい。


それにしても元々ローグは海外の古典的なゲームの一つで、日本ではチュンソフトが

ドラクエ4のトルネコを使って不思議なダンジョンシリーズとして展開したのが始まりで

その後チュンのオリジナルキャラとしてシレンが生み出されたわけであるが

そのチュンがここのところ、不思議のダンジョンシリーズを手がけていないのが残念である。

(もっとも最近での関連タイトルはアトラスに協力した世界樹と不思議のダンジョン2?)

インディーズ界隈でシレンライクなゲームは幾つか出ているが、日本ではこのゲームから

不思議のダンジョンを知った人が多いと思われるシレン本家が出ないのは寂しい限りではある。

もっとも、今のチュンがシレンジャーを満足させられるシレン新作を作れるとも思わないが…。

つくづく、IPの育て方というか活かし方が下手くそな日本のサードと言ったところである。


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