管理人が当ブログを更新する際に、バックグラウンドで流している
ゲーム音楽を紹介するだけのコンテンツの第43弾。
やはり、ここのところ月イチのペースとなっている当コンテンツ。
最近、自分で公開しているチャンネルにて多くのリクエストを頂いている状況で
更新をするとともに、自分の知らないゲーム音楽も知ることができて
一石二鳥状態になっている今日このごろ。
このブログを更新する時に、色々とゲーム音楽をかけて更新すると
更新が捗ることもあり、最近はライフワーク状態になってきているなと感じる次第。
前回は、スイッチでオリジナルが完全復活となったGBC版の
テリーのワンダーランドの音楽を紹介したわけだが、10月の今回は何を紹介しようか。
と、思案に明け暮れた際に、昨日の記事として更新したルイージマンション3の記事から
ハロウィンと言えばホラーだよな…という安直な考えから←
今回は、ファミコンのホラーゲームで後の人気シリーズの原点ともなった
あのタイトルから一曲、音楽を紹介したいと思う。
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No.43 スウィートホーム 通常戦闘(完全版)
というわけで、ファミコンの時代からあるホラーゲームのジャンルより今回は一曲紹介したいと思う。
今回は1989年に黒沢清監督・伊丹十三製作総指揮・宮本信子・山城新伍主演で公開されたジャパニーズホラームービーの
ゲーム版スウィートホームをチョイス。カプコンが発売したRPGで
後のバイオハザードの原点と、そのゲームシステムから言われているタイトルである。
原作付きのゲームには珍しく、よく作り込まれた作品で名作と名高いタイトルである。
原作のホラーテイストをファミコンの限られた表現の中で雰囲気をうまく出しており
今やっても十分に怖いタイトルとなっている。おどろおどろしい音楽も
実は高い評価を得ている一作で、今回はそんな印象的な音楽が揃う
スウィートホームの中から、通常戦闘曲を紹介したいと思う。
ファミコンの少ない音数においても、非常におどろおどろしい不気味な雰囲気の音楽となっている。
また、前奏部分はエンカウントした時点で流れるもので、画面が暗転すると同時に敵が出現した音がなり
その後、戦闘音楽に入っていく流れとなっている。耳と画面で恐怖を煽る演出になっていて
この演出も1989年のソフトとしては、非常に高いクオリティとなっている。
作曲は、当時のカプコンのメイン作曲家の一人だった民谷淳子氏が手掛けている。
カプコンのサウンドチームだったアルフライラによって編曲されたサウンドが収録された
サウンドトラックが発売されているが、今は超プレミアサントラとなっている。
ファミコンの音源の特性をうまく使った音楽として、個人的にも好きな曲が多いタイトル。
通常戦闘以外にも、非常におどろおどろしい雰囲気が素晴らしい曲が多いタイトルなので
興味があれば、是非他の曲も聴いていただきたいと思う作品である。
ファミコンの隠れた名作というと、筆頭に上がってくる作品の1つですね!
PSG音源がかえって恐怖感を増幅させている印象です。(ファミ探もFC版の方が怖いという方が結構いますよね) この曲を今回聞いて、展開部でサブリミナルみたいにうっすら低音のメロディーが入ってくるのがちょっとゾクッとしました………(うめき声を連想してしまって) 元の映画版はやや出来が甘いという評価が多いようですが、幼かった自分には充分トラウマを植え付けてくれました。
ちなみに本作に影響を受けたと思われる作品に『コープスパーティ』があります。ツクール作品から出発して各ハードで多く展開されていますが、最初のDante98版が、FM音源の響きがおどろおどろしい感じを増幅していてとてもインパクトがありました。
隠れた名作…と言う割には、バイオの原点とも後に言われるようになったタイトルでもあるので
そこらの凡百なタイトルよりは知名度はあるとは思いますwただ当時、映画やアニメのゲームは
基本的にクソゲーが多いと言われていた中で、これだけのタイトルを作ったのは称賛に値するのではないかなと思っています。
曲は、これ以外の曲もPSG音源の不気味さというか、怖さを強調した曲が多いです。
フレスコ画の曲や中庭の曲なんかも非常に印象が強くてお気に入りですね。あとはラスボス。
とにかく、五感に働きかけてくるような得も言われぬ不気味さがこのゲームの真骨頂だと思いますね。
コープスパーティーも確かに不気味でした。初代のツクールで作られていたやつが
一番怖かったかもしれません。想像力を掻き立てられる怖さですね。
そういうのが好きなら今度出る”WORLD OF HORROR”もイケると思う。
そのタイトルはノーチェックでした。ちょっと調べてみますかね。