任天堂のみならず、その好調ぶりは業界からも熱い視線で見られている
据え置き・携帯機のハイブリッドハードであるニンテンドースイッチ。
全世界で品薄継続中の、とてつもない勢いは発売元の
任天堂の予想を上回るものであることを、このブログでは何度も記事にしてきた。
そして、発売してから8ヶ月を迎えて、第一四半期と第二四半期の結果から
サードパーティーも、スイッチのポテンシャルについては感じ取っている。
2Q決算では、多数の大手サードがニンテンドースイッチに今後力を入れていくという
方針を打ち出し、公の場で公表している。
それほどまでに、今のニンテンドースイッチは強い市場となっている。
携帯機にもなることから、今まで3DSで出していたようなゲームを
スイッチ向けに切り替える動きも出てきている。
大手サードのカプコンが、今まで携帯機にメインで展開してきた
あのシリーズをニンテンドースイッチに出していくことを公言しているようだ!
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カプコンが今後、逆転裁判シリーズなどをスイッチに展開していくことを社長が明言!
時事通信の記事によれば、カプコンの辻本社長が今後ニンテンドースイッチ向けに
逆転裁判などのシリーズをスイッチ向けに展開していくことを明言している。
カプコンの辻本春弘社長は10日、時事通信とのインタビューで、任天堂の新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」に対応した新たなゲームソフトを18年度以降に投入することを明らかにした。「既に開発に着手している」と話し、ゲームソフト「逆転裁判」など国内外で人気の高かったソフトをスイッチ向けに販売する。(2017/11/10-18:48)
逆転裁判といえば、今までWii Wareで蘇る逆転などが配信されたことがあった以外は
任天堂のDS・3DS系か、スマホといった携帯出来るハードでの展開がメインであった。
それがいよいよ、2018年度…すなわち次のシリーズからはスイッチに移行するということだろう。
再リリースが好きなカプコンのことだから、逆転裁判シリーズや大逆転裁判シリーズ、逆転検事シリーズなどの
一連の作品も、スイッチにまたも移植ということもしてくるかもしれない。
逆転裁判は当然の判断だろうが、逆転裁判「など」という言い方をしているのは気になる。
これは、携帯機でメインに展開していた作品を、今後は据え置きも兼ねれるスイッチメインで
開発していくという宣言にも取れる。となるとやはりあのタイトルも…これ以上は言う必要はないだろう。
それにしても、ニンテンドースイッチの開発にはカプコンの開発者も色々と要望を出したという
話が漏れ伝わっているが、それにしてはなんとなく大慌てでやっているように感じられるのは気のせいだろうか。
コエテクのように早めにやっておけば、カプコンもかなりの恩恵に預かれたと思うが
やはり、経営判断のミスといったところだろうか。実にもったいない話である。