2017年も、あと残り2ヶ月半ほどとなった。

今年は、3月に発売されたニンテンドースイッチが任天堂の予想を上回るほどの

好調を見せ、発売から7ヶ月以上経った今でも店頭に行列を作らせ、ネットでの通販では

販売が行われると、数時間の間には在庫が消えてしまうという状況が続いている。



また11月7日に、日本も含め海外でも発売されるマイクロソフトの

Xbox oneの上位機種ともなる、CS機最強のモンスタースペックが話題になっている

Xbox one Xも国内外で予約が絶好調な状況にある。



こちらもマイクロソフトの想定を上回るほどの予約で

基本的に壊滅状態にある、日本市場ですら予約は既に終わるほどの好調ぶりである。


【MSも想定外】Xbox one Xの予約が大盛況!Amazonでは既にPS4Proの年間販売台数を超える事態に!


CSゲーム業界が久しぶりに活気づいている状況に、ユーザーは嬉しい悲鳴と言ったところだが

これから海外ではブラックフライデー、日本では年末商戦に向けて、忙しくなるのが

当然ながら小売業者ということにもなる。


小売業者は、これから販売する商品を獲得すべく、それぞれのメーカーが行っている

商談会に出向いているが、今回年末商戦に向けてSIEと任天堂の商談会に出向いた

有名ゲームショップ店長のブログがまたしても無慈悲状態になっていたようである。


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年末発売のソフトが一堂に介した任天堂の商談会。何も言及することがなかったSIE商談会…どこで差がついたのか。

というわけで、今回のブログを更新しているのは、以前このブログでも一回触れたことがある

東京にある個人のゲームショップであるゲームズマーヤの名物店長のマーヤ氏である。


【すげぇ…】ゲーム小売店主「スプラトゥーン2の予約でお店に行列が出来た」


ファミ通に、コラムを書く場所を設けてもらっている、いちゲームショップの店長としては

日本で最も知名度があると言える一人であるが、10月3日と4日にそれぞれ

SIEと任天堂の商談会に行ったことが自身のブログで語られている。

しかし、話題にするべきと判断したのはどうやら任天堂の商談会だけだったようだ…。

明日10/3(火)はお休みします。

お昼はSIEさんの商談会、その後プライベートの時間
又半分半分の一日となります。

このエントリーの次に更新されたのが、以下の引用である。

昨日は一日任天堂さんの商談会に行って来て
ぐったり疲れて帰ってきました。
年末タイトルが一堂に会するスゴイ商談会でした。
お土産がびっくり!
マリオが地球儀に乗っている?
でも何かをつければどこかのロゴにも見える
壮大な任天堂さんのビジョンが見えてくる「絵」が
プリントされているトートバッグ。

レアなバッグ、有難うございました。

後半の記事は10月5日の更新で、SIEの商談会については全く触れられていないのがわかる。

任天堂の商談会では、当然今月発売するスーパーマリオオデッセイと12月に発売される

ゼノブレイド2の存在感が、おそらくはとんでもなかったということだろう。



また、当然ながら今まで発売している任天堂の定番ソフト…ゼルダやマリカ8DXやARMSやスプラ2と

タイトルも、ニンテンドースイッチの本体と同時に再度売り上げを伸ばすことは想像に難くなく

小売にとっては、今年の年末はかなりの期待が出来るラインナップを揃えられると思われる。


逆に、SIEの商談会について全く言及がないことは、実りが無い商談会だったということなのだろう。

このゲームズマーヤは、どちらかというとPS関連に力を入れていると思われるフシがあり

マーヤ氏自体は、商売人ではあるので売れればいいと思っているところはあるものの

SIEにも頑張って欲しいと思っているようだ。過去、スイッチが発売されて影がすっかり薄くなってしまった

PS4とVitaのソフトリリースに対して、苦言と捉えられることをブログに書いていたこともある。

特にSIEさんは3月半ば以降、糸の切れたタコの様
タイトルが繋がっていません。

任天堂さんは毎月色々なタイトル、施策の発表
目を引く大量のTVCMをされています。
だからこそ今「NS」に「流れ」「勢い」が出来てしまう
のではないでしょうか?
「できでき」のSIEさん、原点に立ち返って
もう一度「PS4」「VR」で出来る事、お客様にアピール
してみませんか?まだまだ伝わっていないと感じています。

両社にはどちらかに偏るのではなく、いいバランスでの
戦いをして欲しいです。

この発言自体には、批判も巻き起こったようであるが、少なくともゲーム小売が

このように感じているという空気感は間違いなくあるということだろう。

こういった苦言を呈していたマーヤ氏が、SIEの商談会で何か得るものがあれば

喜々として、記事を上げていたと思われるが、実際に言及があったのは任天堂の商談会のみ。

これは、想像以上に今年の年末商戦はPSにとって惨憺たる結果が出る可能性が出てきたともいえる。


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